第2回声楽発声研究会

2017年06月11日 | 日記
忙しく過ごすうちに、気が付けば6月も3分の1が過ぎてしまいました。毎日やることが多過ぎてフィットネスクラブも1ヵ月以上ご無沙汰ですが、夏休みまでヒマにはなりそうもありません(-_-;)
そんな中、今日は声楽発声研究会でした。昨年の今頃、市内某楽器店のスタジオを借りて第1回をやってから1年です。昨年は地震の後間もない頃で、生徒さん方も皆さんそれぞれ大変な状況だったことを思い出します。昨年はとても暑い日だったこともよく覚えています。今年はまだ本格的な暑さは到来していませんね。
今日の参加者は20名ほど。最初の30分間、クリスマス会で合唱する予定の「O Holy Night」を発声代わりに皆で歌いました。今日はあまり時間が取れないので、ラララでハーモニーの確認をするだけで終わりました。その後10名の方に順番に1曲ずつ暗譜で歌って頂きました。伴奏つきで暗譜で人前で歌うのは、内輪の会でもやはり緊張するものです。しかし、緊張のあまり歌詞を忘れたり声がひっくり返ったりしても、ともかく止まらずに最後まで歌い切ることが大事なのです。そういう経験をしておくと、いざという時に瞬間的に肚を括って何とかその場をしのぐことができます。
10人の内訳は、最近入門した高校2年生の女の子と昨年入門した40代の女性がニューフェイスで、あとは常連さんたちです。ドイツ歌曲を歌った方が3名、イタリア古典歌曲が4名、イタリア近代歌曲が3名。今回はオペラアリアの方がいませんでした。お一人約10分ずつ、まず1回通して歌って頂いた後、発音や発声、表現などをピンポイントで直していきます。今回の会場は残響がほとんどなく、歌いにくいことで有名なホールで(私も3月にここで歌って、あまりに響かないので歌いながら唖然としました)心配したのですが、案外よく響いていました。人も少ないし、夏場は軽装なので音を吸収するものがあまりなかったせいもあるでしょう。
広いところで歌うと、普段とは響きの感覚が違います。自分の声も他人の声も変化がわかりやすいですね。終了後に皆さんに感想を伺ってみたら、やはり「声の変化がよくわかった」という声が多く寄せられました。姿勢、口形、表情などもよく見えます。短い時間でポイントを押さえてレッスンしないといけないので、私自身も教え方の勉強になりました。
6月の研究会、12月のクリスマス会の2本柱に、春と秋の発声セミナーを加え、年に4回のイヴェントという形が定着しつつあります。次回は9月23日、レンタルスペース&サロンDOLCEで秋の発声セミナーです。多くの皆様のご参加をお待ちしています。


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