ティッペル・コンサート終了

2021年04月04日 | 日記
昨日は南阿蘇のカフェ・ティッペルでのミニコンサートでした。
少々曇り気味ながらほどよいお天気で、可愛らしい木組みのカフェの窓からは満開の八重桜が見え、18人のお客様と楽しく濃密な時間を過ごしました。
Iさんはきれいなオレンジ色のドレス、私はシルバーのドレスで、見かけもなかなか素敵な組み合わせ(と自画自賛(笑))。
いつもの如く、仕掛け人のM先生が卓上キーボードで見事な伴奏でサポートして下さり、メゾソプラノのIさんと2人でデュエットやソロを交互に歌いました。
お客様方がとても喜んで下さり、涙を浮かべて聴き入って下さる方も何人もいらっしゃいました。コロナ禍の自粛疲れは自覚している以上に心を疲弊させているのだなあ、とつくづく感じた次第。
実は私、前日の合わせの練習時に少し筋を違えたらしく、左半身に軽い痛みと痺れが走り、ラストステージの曲を体力の要る「春の声」からモーツァルトの「アレルヤ」に変更することに。しかしこれは結果的には正解だったと思います。余裕をもって楽しく歌え、最後のハイCも何とかうまく通過できました。ところが、歌い終わって深々とお辞儀をし、体を起こそうとしたその瞬間にまたギクッと。あわやぎっくり腰!?いえいえ、歩けるし歌えるし大丈夫。でもやはり、最後のデュエット曲「すみれの花咲く頃」の時はちょっと厳しかったですね(苦笑)。
最後にM先生が、熊本地震の後、被害のひどかった南阿蘇の復興の一助にとこのコンサートを始めた由来を語られ、10年におよぶ東北支援の経過などをお話下さった後、鳴りやまない拍手に促されて「God bless You」というゴスペルソングを3人で歌った時には、お客様との一体感もひとしおでした。
今度は夏にやりましょう、とM先生のお言葉。収束の見通しのたたないコロナ禍を乗り越えるための、心の支えの一つになればと思います。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿