忘れ形見

2021年06月01日 | 日記
ドイツで結婚し、生まれたばかりのベトナム人の女の子を養子にして、ほどなく病に倒れ、闘病の甲斐なく7年前に世を去ったくみさんをご記憶でしょうか。このブログにも何度か書きましたし、生前は彼女自身がコメント欄に登場したこともありました。
くみさんの埋葬式に参列した時のことも以前詳しくご報告しましたが、それ以来毎年1回、くみさんの合唱仲間だったハニーさんから、くみさんの忘れ形見のエリカちゃんの写真が送られてきます。併せて、エリカちゃんの1年間のあゆみがメールで詳しく報告されてきます。ハニーさんはエリカちゃんを本当の孫のように可愛がって下さっていて、出張の多いパパに代わってご夫婦でエリカちゃんを慈しみ育てて下さっています。
早いもので、エリカちゃんももう10歳。ドイツの小学校は4年制で、9月の新年度からギムナジウムに進学するそうです。ドイツは小学校卒業後のコースが3つに分かれていて、ギムナジウムは8年間の大学進学コースです。ハニーさんのメールには「エリカはずっと優等生です」と自慢げに書かれていました。
くみさんは樹木葬でしたので、ハニーさんは、エリカちゃんを時々ママの眠る「安息の森」に連れて行ってくれています。メールの最後に、「母の日にエリカを連れて「Kumis Baum(Kumiの木)」を訪ねました。エリカは今なおママと心のつながりを感じていて、よくママのことを話しています」と書かれていました。その時の写真がこれです。
いつかまた、成長したエリカちゃんに会いにドイツに行き、くみさんの木にもお参りしたいと思っています。

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