ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

山尾議員の提言をめぐって

2019-05-22 14:59:03 | 日記
立憲民主党の山尾志桜里議員が、こんな発言をしている。
「野党は憲法論議から逃げずに、きちんと応じるべきです。」
(産経ニュース 5月22日配信《山尾志桜里・立憲民主党衆院議員 野党は改憲論議から逃げるな》)

至極もっともな意見である。憲法は国の形を決める基本的な設計図だ。こんな大事なイシューについては、どれだけ議論を重ねても少なすぎることはない。「改憲などもってのほか」と考えるのは勝手だが、だからといって「論憲も避けるべきだ」と考えるとしたら、それは誤っている。異論、反論があれば、議論は大いに戦わせるべきなのだ。「護憲」のために必死で耳をふさぎ、頬かぶりをして、憲法論議から逃げようとするのであれば、それは勘違いもはなはだしい。

ところが、驚いたことに、この山尾氏の発言が立憲民主党の党内では異彩を放ち、党組織の結束を乱すリスク要因になっているのだという(zakzak5月11日配信《山尾志桜里氏、憲法発言で立民内で異彩 結束乱すリスクも》)。

立憲民主党の内部にはどうやら「臭いものに蓋」の悪臭が充満し、この党の体質はどんより澱みきってしまっているらしい。
「最近、活躍の場がないから存在感を示したいのだろう。目立ちたがり屋は困る。」
 山尾氏の最近の発言について、立憲民主党の幹部は苦虫をかみつぶしたような表情でこう語ったという(同前)。どんだけ〜?!
コメント
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