きょうはいつものように午前5時半ごろ目覚めた。これもいつもながらのルーチンだが、ベッドのスマホで朝日新聞紙面ビューアーを開き、きょう書くべきブログのネタを探した。ロシア軍の副司令官がワグネル反乱に関与した疑いで拘束された話とか、広域強盗指示役の「ルフィ」が逮捕された話、我が国の武器輸出を制限している「防衛装備移転三原則」の運用指針の見直しの話など、きょうの紙面は話題満載だったが、そのどれもがどう料理したら良いか、どう切り込んだら良いのか分からず、いずれもネタとしては「美味しい」とは言えなかった。
きょうは訪看さんのお世話になる日である。シャワー浴の介助をしてもらっている間も、ストーマパウチの交換をしてもらっている間も、ブログのネタが見つからない私は、宙ぶらりんの状態で悶々としていた。
ネタが見つかるときは、思いがけない雷雨のように、突然振りかかってくる。訪看さんが帰った後、昼食のうどんを食べながらNHKの昼のニュースを聞いてぃたら、そいつは突然舞い降りてきた。
「福島第一原発にたまる処理水を基準を下回る濃度に薄めて海に放出する方針をめぐって、岸田総理大臣は関係閣僚に対し、安全性の確保と風評対策を徹底するとともに、国内外に丁寧な説明と情報発信を行うよう指示しました。」
(NHK NEWS WEB 6月30日配信)
このニュースを聞きながら、私は効果的な風評対策について、すばらしい名案を思いついたのである。
話は簡単である。福島近海の海産物を政府がそれなりの価格で買い上げ、それをさまざまに料理して、ほぼ毎日、閣議の合間の会食の場に供すればよいのである。顔を売りたい大臣先生方は、こぞって食レポに応じ、「さすがは福島沖の地物ですな。美味しくて、頬っぺたが落ちそうだよ」などと答えるだろう。そんな答えはいかにもヤラセっぽいが、とりあえずそれはどうでもよい。少なくとも世間は、フクシマの地物は安全なのだ、ヤバいものではないのだ、と納得するのではないか。
その昔、2年ほど前のことだったか、麻生財務相(当時)は「フクシマ処理水は飲んでも何ちゅうことない」と宣ったが、この御仁は結局「フクシマ処理水を飲む」というパフォーマンスを実行せず、かえってフクシマ処理水への不信感を募らせた。これでは逆効果も甚だしい。風評対策は「隗より始めよ」が鉄則である。
きょうは訪看さんのお世話になる日である。シャワー浴の介助をしてもらっている間も、ストーマパウチの交換をしてもらっている間も、ブログのネタが見つからない私は、宙ぶらりんの状態で悶々としていた。
ネタが見つかるときは、思いがけない雷雨のように、突然振りかかってくる。訪看さんが帰った後、昼食のうどんを食べながらNHKの昼のニュースを聞いてぃたら、そいつは突然舞い降りてきた。
「福島第一原発にたまる処理水を基準を下回る濃度に薄めて海に放出する方針をめぐって、岸田総理大臣は関係閣僚に対し、安全性の確保と風評対策を徹底するとともに、国内外に丁寧な説明と情報発信を行うよう指示しました。」
(NHK NEWS WEB 6月30日配信)
このニュースを聞きながら、私は効果的な風評対策について、すばらしい名案を思いついたのである。
話は簡単である。福島近海の海産物を政府がそれなりの価格で買い上げ、それをさまざまに料理して、ほぼ毎日、閣議の合間の会食の場に供すればよいのである。顔を売りたい大臣先生方は、こぞって食レポに応じ、「さすがは福島沖の地物ですな。美味しくて、頬っぺたが落ちそうだよ」などと答えるだろう。そんな答えはいかにもヤラセっぽいが、とりあえずそれはどうでもよい。少なくとも世間は、フクシマの地物は安全なのだ、ヤバいものではないのだ、と納得するのではないか。
その昔、2年ほど前のことだったか、麻生財務相(当時)は「フクシマ処理水は飲んでも何ちゅうことない」と宣ったが、この御仁は結局「フクシマ処理水を飲む」というパフォーマンスを実行せず、かえってフクシマ処理水への不信感を募らせた。これでは逆効果も甚だしい。風評対策は「隗より始めよ」が鉄則である。