4月20日(木曜日)
3年前に城陽市尼塚第七公園で初めて見た御衣黄桜。それまでは、宇治田原町の公園に咲いているウコン(鬱金)を御衣黄と教えてもらい、疑わず愛でていました。
間違いに気づいたのは、テレビを観ていた3年前のことでした。「ウコン(鬱金)」の紹介でしたが、宇治田原町で毎年見ている桜と同じです。
これはおかしいと、ネット検索して両者の違いを調べました。御衣黄は、「花弁に葉緑素があるため、開花が進むにつれて、花弁の中心に紅色の縦線が現れてくる」と記述されています。決定的な違いは、花弁の数は御衣黄が13枚。ウコンが10枚と12枚。
今年もぼちぼち咲いているのではと、1週間前に尼塚第七公園に行きました。桜の木は短く切られ、花はまったく咲いていません。リベンジで本日再度行きました。御衣黄は薄緑色なので、遠くから見ただけでは、咲いているのかどうか分かりません。
石段を上がり、右手に御衣黄の木が有ります。
傍に行くと「お待ちしていました」と御衣黄が歓迎してくれます。
1年ぶりのご対面!
花弁は口紅を付けて、 「口づけして!」と訴えています。 いいとも!
チュッ! おそれ多くもしちゃいました。
【参 考】
1.御衣黄は、天皇家や貴族しか着ることが許されなかった高貴な「御衣」の色に似ていることからついた名前です。
2.京都で遅咲きの御衣黄、鬱金を観賞できる「お寺、神社」は、平野神社を筆頭にあちこち有ります。