その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

『ころましい』子どもの声?

2023-04-28 08:44:03 | 転職

「ハナミズキ」の花言葉は「永続性」…

「子どもの声が騒音であるという声に対して、我々は考えを改めなければいけない。」岸田総理の語る『異次元の少子化対策』…これが少子化対策ですかねぇ?
子育ては遠い昔に卒業してしまった『おやじぃ』にとって、はしゃぎ回る子どもたちの声は、時として『ころましく(方言)』、時として「騒音」でもある。「騒音」とは、人の健康や生活環境に影響を及ぼすほどの音のことであるから、「うるさい」程度の音であって、不快とまでは言えない。しかし、夜勤明けで日中寝ている人にしてみれば、眠りを妨げる「騒音」には違いない。
そうそう、今となってとんと使わなくなったけれど、『ころましい』には、「好ましい」「かわいい」「賑やかである」といったニュアンスが含まれていたような気がする。例え、多少騒々しくても、その『音源』との関係性で『ころましく』もあり、「騒音」にもなり得る。「子育て中」の苦労はお互いさまという許容性と言いますか、寛容性が失われつつあるのかも知れません。我が子が弾く、調子はずれのピアノの音は『ころましく』、隣家から漏れてくるピアノの音は「騒音」にも感じるから、『身勝手』と言われればそれまでかも知れないし、「考えを改めよ。」などと言われても、うるさいモノは確かにうるさいのでありますよ。


削り昆布のトッピングですかぁ…

さて、「子どもの声は騒音ではない…法制化」これだけの見出しを見ると、何を目指しているのかが分からない。東京都条例などでは、「幼児施設」を「騒音」の発生源としての対象施設から外すということが条例の趣旨のようであるから、わざわざ、子どもの声は「騒音」とはみなさないなどと法制化することとは違うと思えるのだけれど、中身が見えて来ないのよねぇ…。
はてさて、「子どもたち」の声はうるさいというオヤジたちも、毎晩酒を飲んでは『歓声』を上げている…酒が入り、ボルテージが上がると、オヤジたちも「騒音」の発生源になっているにもかかわらず、自分たちに対しては「騒音」とは感じていないのでありますよ^^;
そんな風に『自己反省』をしながら、「子どもの声」をまた考える。我が集落にも、外で遊ぶ子どもたちの声が響かなくなってしまいましたよ。「いやいや、この家はころましいごどぉ~。」と祖母たちが「茶飲み」をしていたのは、そろそろ孫たちも成長して『子守り』から解放されたバァちゃんだったような気もする。「君と大好きな人が百年続きますように…♪」友人宅の「ハナミズキ」花を見ながら、一青窈さんの歌を思い出してしまいましたけれどね…。(夜勤明けの方、ご免なさい^^;)

コメント
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