その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

オレオレ詐欺?

2021-08-15 08:02:11 | 転職

突然、携帯電話が鳴りまして…

「入院の件だけど、どうなった?」(X氏) 「入院て?何?」(おやじぃ)
「お前!誰だ!」(X氏) 「オレだよ、オレだよ、おやじぃだよ。」(おやじぃ)
登録番号だから、こちらは日立市在住の叔父からの電話であるとは分かっているけれど、X氏(叔父)は自分の息子に電話をしたつもりであるから「どうも声が違うとは思ったが…。」なんて電話の向こうで言っている。「金曜日の夜に安否確認の電話をしたんだけれど、出なかったから何かあったのかともう一度電話しようと思っていたところだったんだよ。」なんて返しましたけれど、これじゃ~「オレオレ詐欺」ならぬ『オレだオレだ詐欺?』…まぁ虫の知らせとでも言いますか、状況を従弟に問い合わせようと思っていた矢先だったから、退院も決まり元気そうでひとまずは安心しましたけれどね^^;
世代も違い、彼らの兄である親父も亡くなっているけれど、実家ではあるのでね、近隣の親戚宅を回れば近況を聞かれることは分かっているから、盆正月くらいは電話してそれぞれの近況を聞くことにはしているんですよ。10年程前までは、甥っ子が幹事になり、叔父貴たちを車に乗せて「兄弟会」を開催していた頃の元気はどこへやら?それぞれが年老いて、病気自慢の電話確認になっておりますけれどね。


「送れ!」と言われてもお金が無ければ…^^;

「自分は詐欺には引っ掛からない。」そう思い込んでいる高齢者が多く、被害者の多くが元公務員なんて統計もあるらしい。少々蓄えもあって、年金もあって…頭脳のまだ明晰…こうした自信(過信)が被害に巻き込まれる?(人の好いお年寄りを騙すヤツが一番悪いんですけれどね!)
『おやじぃ』の場合は、「お金に限っては、親子、兄弟でも他人。」という教育を徹底されて育ったから、お金を出すということは無いとは思うのだけれど、人情噺に脆い性格だから、これまた当てにならない確信(過信)ではないかしらなんて思っておりますよ。
親が子のことを案ずる…至極当たり前なことではありますが、子にしてみれば「ありがた迷惑」と振り払っていただけるような成長を見せてくれればありがたい。両親を亡くしてしまった『おやじぃ』は、言ったつもりも無いのですが「良かれと思ってしているのに、あれもするな、これもするなと文句を言われる。」と近所の親しいばあさんに文句を言っていたなんて、今頃になって聞かされておりますよ。まだまだ、自分は身体が動きますけれどね…もしかすると、人に頼られるという立ち位置が、人としての生きがいになるのかなぁなんて考える。「お父さん。お父さん。」と立てて頂ける内が華なのかも知れませんなぁ^^;
「声掛け、鍵かけ、心がけ」…ちょうど今、ラジオからそんなCМが流れて来ましたよ(笑)

コメント
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