畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

令和五年の初山芋(その3終わり)

2023-11-01 04:15:27 | 山菜
 帰宅すると、昼食に初物の山芋を所望された。
細くて柔らかそうな掘り立ての山芋を2本洗って準備。煮干しで出汁汁を作ります。

 二人の昼食だったらこれくらいの量で良いかな。
白い山芋と、やや赤みがかった山芋の2本をすりこ木で混ぜ合わせる。

 煮干しで取った出汁は、醤油で味付けをして少しずつすり鉢に。
少しずつ何回も入れて延ばすのがトロロ汁を美味しく仕上げるコツですね。

 あまり濃くても美味しくない。薄すぎてももちろん美味しくない。
これくらいで良いかな。二人の分としてはやや物足らないかなー。

 それでは初物の山芋とろろ汁を御馳走になりましょうか。
普通は初物は夕食にゆっくり食べるのですが、二食続けてもねー。
 後日、山芋の海苔巻きを作ったり、山芋の団子汁を作ったりして食べましょう。
山芋のフルコースには、ざく切りで刺身のように食べる方法もあるなー、なんて考えています。
           (終わり)

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4 コメント

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Unknown (ミケ)
2023-11-01 12:53:49
スベルべさんこんにちは。
掘ったばかりの山芋で作るとろろ汁はすごくおいしそうです。しっかり洗って皮はそのままでいいんですよね。家で作った長芋は皮は剥きますが摺り下ろして大きい擂り鉢で摺りながらだし汁を少しづつ入れてのばす、と言うのは同じでした。ご飯をたくさん炊いて何杯もお代わりすると褒められるから子供は一生懸命食べました。おかずは漬けあがった野沢菜くらいで他にはメザシとか今は幻の秋刀魚など。猫も食べないのでネコマタギなんて言いましたっけ。そして鯨の肉にウサギや鶏、塩の塊のような塩鮭、裏口から売りに来た熊の肉や獲ってきた川魚など。そして芋汁をゴリゴリ摺るのは子供の仕事でした。ちゃんと食事の用意に参加していたのですね。
ミケ様 (スベルべ)
2023-11-02 05:22:17
 おはようございます。普通は山芋の表面の土を水道水で洗い落とし、家に持ち込みます。
シンクの中で小さい亀の子たわしで擦って窪みに入り混んだ土を再度洗い流す。
次はガスコンロにかざして、ヒゲ根を燃やして準備完了になります。
出汁に凝り、鮎の煮干しや川ガニを使う地方も有るらしいですが、スベルべは煮干しのみ。
そんなに出汁にこだわらなくても、素材の持つ味で十分に楽しめますからね。
そうですよね、トロロご飯には塩サバかサンマの焼き魚で十分ですよね。
秋の味の組み合わせで、お腹いっぱい食べることが御馳走かな。
まだ、多忙過ぎてゆっくりと山芋を味わっている時間が取れていません。待ち遠しく感じます。
Unknown (赤石岳)
2023-11-02 08:49:54
ミケさんやスベルべさんの文を゙読んでいたら、同じだな~と煮干しとお醤油の香りの出汁やすりこぎでする人、出汁を縁からゆっくり回し入れる役、自分が子供の頃の場面が思い出されました。やっぱり・炊きたてご飯で何杯も食べたくなってしまいました。
写真から、山芋の粘りは違うな~と感じました
赤石岳様 (スベルべ)
2023-11-03 15:06:15
 シンプルな味付けが、本来の味を損ねないで美味しく感じますね。
今は、畑の長芋でももちろん山芋でもトロロで食べる家庭など無いでしょう。
食文化、山菜文化はどんどん退化し忘れ去られているように感じます。

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