足場が悪かったり、近くに雑木があったりして掘りにくいと折れてしまう。
折れた山芋も貴重だから、拾い集める。青首と呼ぶ地表に近い部分は種芋として埋める。
この日は、朝3時半に起床して枝折峠の滝雲見物に出かけていました。
昼食後に昼寝をして、家を出たのは13時半。帰宅は15時半の正味時間は2時間足らず。
それでも、ビニールの袋一杯になり、山菜リュックに収まり切れないほど。
肩に掛けても重く、急斜面の藪の中を下りるのに転倒しないように難渋してしまった。
帰り際に見た独活の大木、枯れ木です。
こんな風に、この急斜面は春には独活、そして秋には山芋を恵む宝の山。
持ち帰り、ようやく山菜リュックから取り出したビニール袋。
ぎっしりと入り、取り出すのも難しい。結局袋をカッターで切り開きました。
さて、折らないようにそっと取り出した巨大な一本です。
土は付いているけれど、それを取り除いた全体の重さはどれくらいでしょう。
食べにくい、摩り下ろしにくいと見えるでしょう。でも、切り離すと簡単です。
スベルベママは、スベルべが自慢する長い物よりもこの方が摩り下ろしやすいと喜ぶのです。
(終わり)