五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

涙の9勝目

2013年06月24日 | 日々のつれづれに
ル・マン24時間レースは結局、24時間を危なげなく走り切ったアウディR18e-tronクワトロの勝利となりました。
最後までトヨタTS030との激しい争いでしたが、結果として1位、3位、5位を獲得、2位と4位に入ったトヨタと上位を分け合いました。

アウディは4連覇、ドライバーはトム・クリステンセン、ロイック・デュバル、アラン・マクニッシュの3名。
デュバルは初勝利、マクニッシュは2008年に続いて二度目の勝利ですが、すごいのは何といってもトム・クリステンセンで何とル・マン9勝目、さすがに「ル・マン・マイスター」の名前に恥じません。

そのクリステンセンですが、テレビの映像ではレースカーから降りた直後から泣いているような感じでしたね。
彼は来月で45歳、1997年にTWR4ポルシェで初参加のル・マンで勝利、1998年と1999年はBMWで参戦しリタイヤという結果に終わっています。
2000年から2005年まで実にル・マン6連勝という偉業を達成しました。
2005年でル・マン7勝目、それまでのル・マンの最多勝利記録を持っていたジャッキー・イクスの6勝を超えたのです

その後2008年に8勝目となる勝利を挙げますが、以来若手ドライバーの台頭などで勝利から見放されていましたが、今年5年ぶりとなる9勝目を挙げたのでした(表彰式にはそのイクスさんも登場していましたね)。

彼はデンマーク人、実はスタート直後の事故で亡くなったアラン・シモンセン選手もデンマーク人の後輩ドライバーでした。
そんなことも彼の涙の一因かもしれません。

今年こそと意気込んでいたトヨタはまたしても2位、これでル・マンでは4度目の2位に終わりました。
来年こそはアウディより速いクルマを作って「シルバー・コレクター」の汚名を返上してください。

※写真の左端がトム・クリステンセン選手です。

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