「What You Don't Know」は1989年発売「Expose」の2ndアルバムで、これは輸入盤
A面1曲目はタイトルと同じ「What You Don't Know」で、当時ヒットした曲のひとつ
そこから「Stop, Listen, Look & Think」と続く、AB面合わせて11曲入りのお得なアルバム
A面の「Tell Me Why」や「When I Looked at Him」もシングルカットされたので聴き覚えがある
あと、B面2曲目の「Your Baby Never Looked Good in Blue」はバラードの名曲だと思う
まあ「Expose」大好きなんで全曲ええんやけどねｗ
「Knight of Fantasy」は1979年発売「Deodato」のアルバムで当時の定価は2500円
このアルバム、フュージョン系の中で人気が高くてなかなか手に入らないらしい
帯に書かれた宣伝句は
「ディスコ、ブラジル、クラシック、ジャンルを超えて消化しきるアーティストは話題のデオダード！ブラジル？」
「バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」と「恋は水色」がドッキング!!ニュー・サウンド・クリエーターのデオダードがここに新たな衝撃を与えた」
と、あって、聴いてみて、なるほど！そういうジャンルなのかと納得できた
見開きはこんな感じで「Deodato」さんのアップ写真が使われて…って
あれ？そう言えば「Deodato」の「ツァラトゥストラはかく語りき」も手許にあった
お顔を見て思い出したｗ
グリーンのジャケットで「Knight of Fantasy」とはイメージが全然違うので分からなかったわ
クロスオーバージャズの大御所が作った、当時のディスコ音楽をも取り込んだジャンル超えのアルバムだった
1973年発売「ツァラトゥストラはかく語りき」と、この「Knight of Fantasy」、どちらも「Deodato」を知る上で外せない名盤とのこと
「恋のアンブレラ」は1981年発売「The Boppers」のシングルで当時の定価は700円
タイトル上の「コーセー化粧品 イメージ・ソング」に期待して購入
ジャケットのリーゼント具合から見て日本の歌手かな？と思ったけど全然違ったｗ
スウェーデンのロカビリーバンドだそうで、ジャケット裏の解説によると
「シャネルズでお馴染の、湯川れい子、井上大輔コンビの作品です」
「先日、2度目の来日を果たしたザ・ボッパーズが、その来日の際、レコーディングしていったものです…」
ここでシャネルズが出てくるとはｗ
で、曲はというと、懐かしいオールディーズ調で全編英語のポップな曲
当時の、コーセー化粧品のCMは思い出せないけど、この曲なら確かにTV向きだろうな
B面の「Sixteen Candles」カバーも、ドゥー･ワップ系で良い感じだし、当たりの1枚になった
「Through the Looking Glass」は1987年発売「Siouxsie And The Banshees」のカバーアルバム
ライナーノーツが欠品しているので詳細は分からないけど、女性ボーカリスト「Siouxsie Sioux」の歌声が魅力的な1枚
ジャケット裏はこんな感じのデザインで4人のメンバーのモノクロ写真が渋い
ジャケット真ん中が四角くくりぬかれていて内袋のデザインを見せる演出が面白い
パンクロック系かと思ったらそうでもなくて、ゆったりとした曲もあって、色んなジャンルの曲が楽しめるお洒落なアルバムだった
カバー・アルバムなのに元歌がほとんど分からないのが悔しいけど、B面1曲目の「You're Lost Little Girl」が好き
続く2曲目の「The Passenger」は、聞き覚えがあるけど、誰だっけ…
こんな感じに、小窓から奥の水槽が見えるジャケットが楽しい！
「さらば涙と言おう」は1971年発売「森田健作」の6thシングルで当時の定価は400円
今は国会議員さんとして活躍中やけど、70年代当時は青春ドラマの主人公のイメージが強い
あまりテレビを見せて貰えなかった俺でも、その独特な声と台詞回しが印象に残っている
この「さらば涙と言おう」も、ジャケットに「俺は男だ」主題歌の表示があるので、ドラマで使われていた曲になる
歌詞カードを見ると、サビ部分4箇所が「さらば涙と云おう」になってるけど、タイトルは「言おう」のまま…
まあ深い意味はないんだろうけどｗ
スリーブにはRCAビクターに属す歌手の写真が並ぶ、森田健作の下には和田アキ子、その下には美しい藤圭子の姿も見える
1971年、もう50年以上前のドラマ主題歌になるのか…
