たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

砂金採り体験(番外編)~里山体験プログラム~

2016年06月07日 | 里山体験プログラム
 6月5日(日)の里山体験プログラム「砂金採り体験」の番外編です。



 川岸では講師の山本さんが実技指導中ですが、写真はさち婆とかこにお任せ…。



 たか爺は、遅れてきたご家族のお出迎えに川への入口までのぼります。
 上から撮ると、開催場所はこんな感じ。橋げたに荷物を置いて、川原では参加者の方たちが砂金採り中ですね。



 クヌギの樹液には、ヒカゲチョウが来ていました。



 コクワガタのおチビちゃんも2匹。
 帰りに地元の小学生にリサーチしてみたら、ミヤマクワガタは期待薄かな? ノコギリクワガタは採れそうですが、住宅地も近いのでタイミング次第でしょうね。



 遠かったけれども、アオサナエです。
 岸辺沿いに川の中をちょっと歩いてみたかったのですが、長靴では無理なぐらい深い場所でございました…。



 川原で遊んでくれたオスのツマグロヒョウモン。



 オオチャバネセセリになるかな。



 テングチョウも遠くて…。



 これは、上流側の中州から。



 中州付近で幼魚たちを追いかけていた子どもたちです。



 何を捕まえたときだったっけ…。爺の記憶力は…。
 フタオカゲロウやヒゲナガカワトビケラの幼虫、まだ小さなサナエトンボの仲間のヤゴ、ヌマエビ等はけっこう捕まえていましたね。



 この子のママが捕まえていたオニヤンマのヤゴ。
 砂金採りをしていたザルに入っちゃったのかな?



 中州に咲いていたママコノシリヌグイです。
 名前は例によってあれですが…。かわいい花ですよ。



 初めて見たバラは、テリハノイバラでしょうか。ノイバラよりはかなり大きな花です。



 トノサマバッタはもう成虫が出ていて、ものすごい勢いで飛んでいったやつもおりました。こちらは交尾中。幼虫を捕まえていた子もいましたね。
 26日の「ジャガイモ掘りとビーフカレー作り」の際には、国分牧場さんの裏の河川敷でもいろいろなバッタやキリギリスの仲間たちが見つかりそうです。

 そういえばこの日、関東地方も梅雨入りしたようです。いよいよ蒸し暑くてかゆ~い季節が始まりますね…。再来週には「どろんこ田植え体験」だし、そのあと「夜のクワガタさがし」や「ホタル狩りと暗闇体験」と続きますが、今年はどうなりますかね。雨天「結構」な季節なんだけれども、当日のお天気も気になるところです。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

砂金採り体験~里山体験プログラム~

2016年06月07日 | 里山体験プログラム


 6月5日(日)は、里山体験プログラム「砂金採り体験」で寄居です。
 年間予約ではすぐにキャンセル待ち多数となってしまったため、定員30名の予定を70名までは受け入れてもらえることになりましたが、実際の参加者は18家族50名に落ち着いてくれてほっとしました…。
  


 玉淀駅近くの踏切では、古いタイプの東武東上線が通過。青空でしょ!
 例によって、練馬は朝から雨でも寄居は雨が降った形跡すらなし!? Yahoo!とtenki.jpの現地予報は9-15曇、Mapionと@niftyは9-12雨・12-15曇でしたが、実際には晴ときどき曇みたいなお天気になって良かったですね。



 さち婆とキッズアシスタントのかこを集合場所の玉淀駅で下ろし、たか爺は寄居駅南口のコインパーキングへ。徒歩にて玉淀駅まで戻ります。


photo by sachibaa

 開催場所の荒川の河川敷へと移動中です。駅からは5分とかかりません。


photo by kako

 「里山体験プログラム」では様々な団体や施設のお世話になっていますが、この日の講師の山本さんは寄居の方ではなく、なんと練馬区のNPO法人子どもの夢と思い出作り舎の代表をされている方です。不思議なご縁がまたひとつできましたねぇ~。


photo by kako

photo by sachibaa

 ボウルとガムテープを利用したパンニング皿の代用品の作り方を教えてもらってから、川岸で砂金採りの実技指導です。


photo by kako


 いよいよご家族での砂金探しがスタート!



 魚釣りも魚獲りも名人級のパパは、パンニング皿持参でした。またひとつ川の楽しみ方が増えそうですね。


photo by sachibaa

 真剣に探しております。



 いち早く砂金を見つけていた親子です。



 こちらは早くもお遊びモードに入った子どもたち。
 やっぱり2人は川にも落ちておりました…。



 川の生きものさがしも始まります。



 砂団子づくりに夢中だった子どもたちです。



 穴掘りも!?



 この子は砂鉄を集めていました。



 砂金です!
 奥側の黄色っぽい塊ですが、この画像じゃわからないかぁ…。



 みんなにも見せてくれていましたね。



 このロケーションで食べたお弁当はおいしかったでしょうねぇ~。



 昼食後も黙々と作業中。来週末も来ていたりして!?


photo by sachibaa

 最後には、講師の山本さんからプレゼントが。



 この砂金です!
 ありがとうございました。

 なんだかパパやママたちのほうがはまっていたような感じでしたが、子どもたちも少しは楽しんでもらえたかな。砂金採りには飽きちゃっても、いろいろ遊べる場所だしね。
 もちろん来年度もお願いしたいと思っていますが、これから川遊びの機会も増えると思うので、ご家族でもぜひまたチャレンジしてみてください。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の森で虫さがし~サタデースクール~

2016年06月06日 | 夏の森で虫さがし


 ゴマギの葉っぱにいたミツクリハバチ属の幼虫です。食草からいくとババシロアシマルハバチになるようですが、たか爺にはよくわかりません…。



 6月4日(土)のサタデースクールは、キッズ1名+ファミリー1家族2名ののんびりコースですね。
 通常はキッズ2名以上かファミリーも含めて3組以上で開催していますが、ワンダーキッズやサタデースクールの定期コースは、登録しているキッズ1名でも開催することにしております。



 もう少し強く吹いてくれないと…。
 まあ、子どもたちにはロウ物質を身にまとったこんな「ロウ毛虫」もいることや、「バブちゃん」みたいにかわいい顔をしていることさえわかってもらえればいいかな。脱皮殻にライターの火を近づけると、一瞬でとけちゃいます。



 触っても大丈夫な毛虫は、自分の手でつんつんしてみてね!?



 まだ小さなフクラスズメの幼虫は、「イヤイヤ行動」を見せてくれました。
 もう少し大きければ「手乗り毛虫」といきたいところですが、ゲボをかけられちゃうからなぁ…。



 クロキシタアツバの幼虫。



 ヒメギスの幼虫です。



 ナナフシモドキもまだ幼虫ですね。
 学校の先生だとここで、完全変態と不完全変態の話でもするところでしょうか!?



 アマガエルの観察中。



 今年は水場がなくて、産卵場所に困っているだろうなぁ…。



 お休み中のオニグモは、毎年エントツドロバチが巣を作っていた場所におりました。
 今年は、エントツドロバチが芋虫をかかえて出入りする様子が見られなくて、ちょっと残念…。



 アカスジキンカメムシは本当にきれいです。



 交尾中のシオカラトンボ。



 残念ながら、捕まえることはできませんでした…。



 シロツメクサのお花畑には、キマダラセセリが多かったですね。
 セセリチョウの仲間は地味ですが、大きなお目めがチャームポイントです!



 なかなか写真を撮らせてくれなかったコガタスズメバチの女王蜂は、とりあえずキープ。



 酎カップに入れて、子どもたちに見てもらいます。



 オオスズメバチの女王蜂も。



 こちらはマクロで撮ってから、採らせてもらいました。
 で、最後にフタをあけてあげて、リリースするのが理想的なパターンとなっております。いったん酎カップの縁にとまってから、おもむろに飛びたつ際の重厚な羽音はたか爺のお気に入りです。たまに縁にとまったまま、ゆっくりと身づくろいをしてから飛びたつ女王様もいらっしゃいます…。きれい好きですからねぇ~。 



 オナガバチの仲間のオス蜂。
 意外と敏感でサービスが悪かったのがオナガバチの仲間です…。メスは撮らせても採らせてもくれませんでした…。まあ、虫は撮るのか採るのか、どっちかにしておいたほうが無難かな!?
 で、ちょっと気になったのが「虻蜂取らず」という言葉ですね。たか爺の師匠たちじゃあるまいし、いったい誰が何のためにアブやハチなんか取っていたの? ググってみたら、こんなページが出てまいりました。爺になっても知らんことばかりなのがおもしろい、今日この頃でございます!



 最後にノビルの花も載せておきますね。

 昨日は寄居で「砂金採り体験」でしたが、3人で撮っているので写真の整理がねぇ…。今週は暇なので、ボチボチといく予定です。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の森で虫さがし~ワンダーキッズ~

2016年06月02日 | 夏の森で虫さがし


 子どもたち、緊張気味です。
 6月1日(水)のワンダーキッズは「初夏の森で虫さがし」。



 樹液や朽木にきている虫さがしが中心なので、別名「スズメバチの森探検」ですからね!?
 たか爺のネットには、オオスズメバチの女王蜂が入っております。



 今年もトイレの外に作られていたアシナガバチの巣は、もう放棄されちゃった? 行きも帰りも女王蜂の姿は見当たりませんでした。



 子どもたちが「ロウ毛虫」とか「バブちゃん」とか呼んでいる幼虫は、ミツクリハバチ属のハバチの幼虫です。種名まで調べたくても、実にいい加減な人が書いたこんな記事なんて、まったくあてにならないし…。



 かわいい顔をしているでしょ?
 今年はこの幼虫も、マイマイガやフクラスズメの幼虫も少ない感じで、たか爺としてはちょっとさみしいかなぁ…。



 先ほどネットに入っていたオオスズメバチの女王蜂は、たか爺愛用の酎カップにキープ。



 子どもたちによく見てもらいます。



 樹液には、コクワガタのおチビちゃんもおりました。



 このあとリリースですね。



 サトキマダラヒカゲ。



 ヒロオビトンボエダシャクです。



 何がいたのかな?



 ナナフシモドキの幼虫でしたね。



 トウキョウダルマガエルには逃げられておりました…。



 草刈り済みの場所にも、ショウリョウバッタの幼虫はたくさんおります。



 でも、今年はちょっと手を入れすぎかも…。
 ここも駐車場の林縁部もきれいにされすぎてしまって、ゼフィルスには会えず…。まあ、こんな感じの公園を望む人たちがどんどん増えちゃっているんだろうけどねぇ…。



 シオカラトンボは捕まらず。



 ヒメスズメバチの女王蜂もキープして、子どもたちに見てもらいました。



 大きさだけじゃなくて、オオスズメバチとはどこが違うかわかったかな?



 原っぱでも虫さがしです。



 何を捕まえたのかと思ったら。



 トウキョウダルマガエルでした。
 小さなガ、バッタやキリギリスの仲間の幼虫たちも多い原っぱですからね。



 正面からだとすぐ逃げられちゃうかと思ったら、このオオスズメバチはここまでは寄らせてくれました。
 でも、このシチュエーションで、大声でたか爺を呼ぶのだけはやめてくれぇ…。コガタスズメバチの女王蜂にはすぐ気づかれ、めずらしくしばらくまとわりつかれましたが、ネットをふったら逃げていってくれました。空振りだったけど…。



 ハチモドキハナアブかと思っていたら、エントツドロバチのほうだったかぁ…。子どもたちに見せるために手でつかみとらなくてよかったぁ…。



 樹液にはコムラサキもきていましたね。



 チョコレートケーキみたいなサルノコシカケ!?



 キクラゲにも触ってみてもらいます。



 ノビルの花を観察中です。
 ノビル掘りはやったことがあったり、食べたりはしていても、花は意外と見ていないかもね。茎も固くなっております。花の写真はピンボケで残念…。



 何かと思ったら。



 今度はカナヘビを捕まえておりました。



 クワの実はやっぱり食べるかぁ~。



 なんだか変な雲も出ていましたが、今のところやぶ蚊も少なくて助かりましたね。
 オナガバチもいたけど、写真を撮ろうとしたら逃げられ、キープしようとしたら逃げられ…。土曜日にリベンジの予定でおります。 

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする