たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

小川の生きものさがし~キッズ&ファミリー~

2016年05月03日 | 川の生きものさがし


 5月1日(日)は、キッズ&ファミリー「小川の生きものさがし」で巾着田です。参加者は定員ジャストの5家族20名。キッズアシスタントのしおんがお手伝いに来てくれました。
 連休中ということもあって人も出ていましたねぇ~。午前9時半前には到着しましたが、すでに駐車場はいっぱいで奥の臨時駐車場利用となっていました。まあ、そのほうが集合場所にも開催場所にも近いので、ワンダースクールとしてはかえって助かりましたけれどもね。大半は川原でのバーベキュー組ですが、小川で生きものさがしをしていた親子連れも多くて、たか爺としてはちょっとほっとしました。



 集合場所の東屋で、「危ない」というより「痛い」おもいをすることもある生きものの説明中です(しおん撮影)。



 今回もけっこう捕まっていたナベブタムシ。
 「きれいな水」に棲む水生のカメムシの仲間ですが、特殊な呼吸方法で完全に水中で生活できるそうです。お口でチクッと刺されるとどの程度痛いものなのか、身をもってチャレンジしていた子どもたちもおりました…。今回は4歳の子が大当たり!? でも、泣き出すほどではない?



 幼虫を見つけてくれた子もいましたね。



 1時間ほど、小川の生きものたちを実際に捕まえてみてもらいます(しおん撮影)。



 小さな子どもたちでも安心な小川ですよ(同上)。



 何が捕まったのでしょうか(同上)。



 タイコウチを2匹も捕まえてくれた親子です。



 ナベブタムシと同じく水生のカメムシの仲間ですが、おしりの長い呼吸器の先を水面に出して呼吸しています。つかむと死んだふりをしますよね。



 この大きなアメリカザリガニもこの親子が捕まえていました。



 この子は魚狙いで、カワムツ3匹をゲット!



 カワムツです。オイカワの幼魚を捕まえていた子もいました。



 このタモロコは、ワンダースクールのご家族が捕まえたものではありませんが、写真だけ撮らせてもらいました。



 捕まった生きものたちの観察中です。



 なんと青いエビ! 昔青いアメリカザリガニを捕まえていた子はいましたが、ヌマエビの仲間では初めて見ましたね。



 トンボの幼虫のヤゴでは、ハグロトンボ(かアオハダトンボ)が個体数№1。



 イトトンボの仲間。



 コヤマトンボです。



 ヤマサナエ。



 カワトンボはもうほとんど成虫になっていて、個体数も多かったですね。
 ニホンカワトンボにしておきますが、無色翅の個体。



 同じく橙色翅のほうです。



 ヒラタドロムシの幼虫を見つけてくれた子もいます。



 シロタニガワカゲロウの幼虫。



 マダラカゲロウの仲間の幼虫を見つけてくれたご家族もいました。
 ヨシノマダラカゲロウ? まあ、いい加減なたか爺のことですので、他の生きものも含めて種名に関しては絶対に信用はしないように…。



 こうして見てみると、けっこう上までのぼっていたなぁ…。でも、木登りがしたかったわけではございません。枝に引っかかってしまった遊び道具を回収中です…。お見事!
 いいお天気で川遊びができるぐらいの暑さにもなったので、午後もゆっくりしていかれたご家族が多かったようですね。
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