団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

橋下流「集団的自衛権」

2014-07-16 18:21:25 | 政治

橋下流「集団的自衛権」

2014年7月16日(水)

 

 7月16日の朝日新聞です。ヤベー首相の写真が出ています。

 

 橋下徹大阪市長のおかげで、「集団的自衛権」について、少し理解ができました。

 政府が閣議決定した武力行使の新3要件の「1」は、次の通り書かれています。

 我が国に対する武力攻撃が発生したこと、また我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること

 

 正直、私は何回読んでも難解で理解できませんでした。

 橋下流の解釈はこうです。7月6日の「たかじんの何でも言って委員会」でパネルを使って説明したのです。

 

 ① 「我が国に対する攻撃」 → 「我が国を守るための武力行使」 これは、個別的自衛権である。

 ② 「他国に対する攻撃」 → 「他国を守るための武力行使」 これは、集団的自衛権である。

 ③ 「他国に対する攻撃」 → 「我が国を守るための武力行使」 これが、今回閣議決定した新たな内容である。

 ①と②について、異議のある方はいないと思います。

 問題は③ですが、橋下氏によると、他国に対する攻撃」に対して「我が国を守るための武力行使」は、「他国を守る武力行使」は含まない、ということなんです。(橋下氏がマジックで囲って見せて説明しました。)

 これって、そんな不思議なことが有り得るでしょうか?

 我がヤベー首相が記者会見でパネルを見せながら説明した例でいうと、邦人を乗せたアメリカ艦船に対して例えば北朝鮮が攻撃をしかけ、日本の自衛隊が邦人を守るという目的で北朝鮮に対して武力行使をしたとします。この武力行使は間違いなく他国であるアメリカを守る武力行使にもなる訳です。

 橋下氏には、「他国に対する攻撃」に対して「我が国を守る武力攻撃」で、他国を守る武力攻撃にはならない具体的事例を説明してもらいたいものです。

 いや、私は橋下氏に感謝しなければいけません。橋下氏のデタラメな解釈を聞いて、そのデタレメさが分かったということは、集団的自衛権について少しは理解ができたということですから。

 

 

 橋下氏の盟友、大阪府知事の松井氏ですが、法律違反を起こしています。新藤総務大臣が「明らかな法律違反だ」と述べていますので、間違いないでしょう。このような人物が知事としての資格がないことは明白でしょう。

 松井氏は、「知事から議長に権限が移るから何にも問題ない」とうそぶいています。方やデタラメな解釈の橋下氏、方や法律違反の松井氏、このお二人の末路が近いことは間違いないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 


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