団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

予測できない怖さと予測しない愚かさ

2016-04-16 17:07:28 | 社会

予測できない怖さと予測しない愚かさ

2016年4月16日(土)

 今日未明1時30分頃、なにやら「気配」で眼が覚めました。携帯の地震速報でした。その後、ゆらりゆらりと私の体内震度計ではレヴェル2位の揺れがあり、屋外非常放送が繰り返し地震の知らせと注意事項を告げていました。(広島市南区)

 「体内震度計」って、ネットで検索してみると、既に使っている人がいました。私しゃ、プライオリティがありません。

 地震の怖さって、予測できないことだと思います。何時如何なる時に起こるか分かりません。

 

 今回の地震は、日本列島を縦断するように走っている中央構造線沿いの活断層と言われています。中央構造線の最西端(最南端でもあります。)は、川内原発があるあたりらしいです。この中央構造線は、長野県まで走っているといわれ、途中伊方原発のある佐多岬の北側近くを走っていると言われています。

 

 TVのコメンテーターが、地震の専門家に尋ねます。「原発の近くの活断層で地震が起こる可能性はどの程度あるのでしょうか?」地震学者は極めて冷静に、「十分あります」と。

 

 原発の近くの活断層で、震度7程度の地震が起こった場合、大丈夫だと言い切ることができる人は、原子力規制委員会の連中だっていないでしょう。

 避難計画にしても、今回の地震でもあったように道路が寸断して、移動ができない人がいます。絵に描いたような避難計画なんて、ナンセンスです。どれほど混乱した状況が起こるか、正に予測不能です。

 

 原子力規制委員会の審査基準にしても、避難計画にしても、十分な予測をしていないというか、むしろ予測しないという愚かさを感じるのであります。

 

 そして、私は、予測しない愚かさが、何と恐ろしいことかと思うのであります。

 

 

 

 

 

 

 

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古舘伊知郎 渾身のメッセージ

2016-04-16 08:05:08 | 社会

古舘伊知郎 渾身のメッセージ

2016年3月31日(木)

 天才古舘伊知郎の渾身のメッセージと感じました。「天才」とは、頭の回転よりか口の回転が速いという特異な才能を持っているということです。

 報道ステーションの古舘伊知郎(敬称略)が今月で降板します。その最後のメッセージでしょうか・・、3月18日に、ドイツワイマールを取材した特集番組「ワイマール憲法が生んだ独裁の”教訓”」が放送されました。内容については、次のお方が要領よくまとめておられますので、転載させていただきます。

 

 ヒトラーが好きだったというワイマールのホテルのテラスで演説するヒトラーです。

 1933年1月30日、ヒトラー内閣が誕生し、同3月23日、「民族及び国家の危機を除去するための法律」(全権委任法)誕生までわずか2か月!

 ヒトラーと同じテラスに立ち、古舘が唸ります。

 昨年の日本での「安全保障法案」強行の出来事を想起させます。

 

 

 

 仮想敵国をつくるのであります。

 この日本で、戦前、誰が真の愛国者であったのか?それは、日本の侵略戦争に反対した人びとです。しかし、戦争推進者たちは、「非国民」と言って弾圧したのであります。

 ヤベー首相が狙っている、緊急事態条項なるものの危険性を暴露したのであります。

 

 古舘は、最後の番組で、一部報道されている誰かからの圧力により降板させられたのではないかということを否定しました。しかし、段々と自由にモノが言えなくなる雰囲気が出来ていると警鐘を鳴らしました。つまりは、圧力なのであります。

 

 

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