団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

たんす株(話題)

2007-12-28 16:51:46 | 経済
                    たんす株(話題)

                                          2007年12月28日(金)

 たんす株が140億株20兆円あるという。20兆円というのには、びっくりした。1万円札を積んで、約200kmの高さ。

 2007年12月28日の朝日新聞によると、
 紙の株券が無効になる株券電子化の全面実施が09年1月に迫った現在も、紙の株券のまま家庭内で眠っている「たんす株」が全国で約140億株残っていることがわかった。・・現在の時価総額から換算すると20兆円分になる。
 という。

 ところで、年金問題にもあるように、この140億株のうちにも、「宙に浮いた」株券もあるのではなかろうか。
 例えば、株主の住所が変わって、企業が配当金を配ろうにも配れないといったものがあるだろう、ということである。

 その場合、その配当金はどうなるのであろうか。また、そもそも株券の所有権はどうなるのだろうか。
 常識的には、時効により国庫に帰属するということだろうが、これだけ、偽装の多い世相である。誰かが、どこかで悪事を働いていないかと心配である。

 09年1月頃には、「宙に浮いた」株券問題がきっと話題になるだろう。
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