温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ムラサキウスアメバチ(紫薄飴蜂) スズメガの幼虫に寄生!

2020年06月30日 | 昆虫
① 昨日、夕方に庭を歩いているとハチがキンカンの葉裏に止まりました。
 以前から昼間によく目にし、気になっていたハチですが、忙しそうに飛び回っているので写すことができませんでした。
 フラッシュをたきましたが逃げずにじっとしていました。


② 資料で調べ、ムラサキウスアメバチ(紫薄飴蜂)ということが分かりました。
 オレンジの触角が目立ち、名前のように紫色が薄く見えます。
 スズメガの幼虫に産卵する寄生蜂です。
 ということは、産卵する幼虫を探し回っていたのかも知れませんねえ。
 


ヤマトタマムシ(大和玉虫) 死して金属光沢を残す!

2020年06月29日 | 昆虫
① 神社のエノキ(榎)に十字の姿で飛んできたヤマトタマムシ(大和玉虫)が止まりました。


② 全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦じまが綺麗です。
 腹部側も綺麗に輝いています。
 天敵である鳥は「色が変わる物」を怖がる性質があるため、構造色で色が変化する玉虫は、餌食にならないようです。


③ 2週間前に庭で拾ったヤマトタマムシ(大和玉虫)の死骸です。
 動物は、死ぬと本来持っていた色が褪せて変化しますが、構造色のため変色しません。
「虎は死して皮を留め人は死して名を残す 」と言われますが、「玉虫は、死して金属光沢を残す」ですねえ。


④ 法隆寺の玉虫厨子は、この性質を利用し、2500枚以上の翅を使っているそうです。


コシアキトンボ(腰空蜻蛉) 男は頑張る!

2020年06月28日 | 昆虫
① 池でコシアキトンボ(腰空蜻蛉)のオスが飛び交っていました。
全身は黒色ですが、腹部の白い部分が空白のように見えるとしてコシアキトンボ(腰空蜻蛉)と名付けられました。


② メスは、この腹部の部分が黄色なので、区別が容易です。


③ ただし、未熟なオスは黄色なので、要注意です。
これは、未熟なオスです。


④ オスは、ホバリングしながら池の狭い範囲を長時間飛翔して交尾するメスを待ちます。
 

⑤ 疲れないかと思うほど飛び続け、自分の縄張りに他のオスが入ってくると、猛烈に追撃します。
 子孫を残すためにオスは頑張りますねえ。


夏野菜の収穫 外孫の体験!

2020年06月27日 | 野菜
① 外孫がやって来たので、野菜の収穫体験をさせました。
 とっても甘いトウモロコシです。


② スイカは、スクスクと生長中です。
7月には収穫体験できそうです。


③ とても大きく重いカボチャです。


④ 外孫の大好きなキュウリです。


イチジクの木に巨大な尺取虫!

2020年06月26日 | 昆虫
① 畑のイチジクは、キボシカミキリ(黄星天牛)が入り込み、ほとんど枯れてしまいました。


② そこで、裏庭に2年前に3本のイチジクの苗を植えました。
 3年目の今年は、イチジクの実がなってきたので、楽しみです。


③ ところが、巨大なシャクトリムシ(尺取虫)がついているのを見つけました。


④ 枯れ枝に這わせてみると、名前の由来となった親指・人差し指で長さを測る様子を連想させる動きで移動します。
 英語でも「 inchworm」とは、同じ発想ですねえ。


⑤ シャクトリムシ(尺取虫)は、シャクガ科の蛾の幼虫です。
 葉を食べるくらいなので、キボシカミキリ(黄星天牛)ほどの害はないと思います。


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