温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

幼虫はアリ地獄! ホシウスバカゲロウ(星薄翅蜉蝣)

2017年09月06日 | 昆虫
 ① 薄暗い林の木に、トンボのような昆虫を見つけました。



 ② 実は、トンボではなく、ホシウスバカゲロウ(星薄翅蜉蝣)の成虫です。
 非常に弱弱しく、ヒラヒラと飛びます。
 ある昆虫記の影響で、「ウスバカゲロウ」を「うすバカ、下郎」と下品な覚え方をしてしまいました。



 ③ 卵⇒幼虫⇒蛹⇒成虫という完全変態をする昆虫です。
 特に、ウスバカゲロウの幼虫は「アリジゴク(アリ地獄)」と呼ばれ、雨の当たらない砂地ですりばち状の巣をつくり、巣に落ちたアリなどを捕食するので有名です。
 これは、10年前に見つけた幼虫を実体顕微鏡(×10)で写したモノです。



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