柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

うなぎ

2017年07月24日 17時42分17秒 | グルメ

たぶん、30年くらい前までは、地元に鰻の養殖池がわりとあったのですが

すべて無くなってしまいました

それでも、鰻を家庭で焼く習慣はわずかに残っていて

丑の日や丑の日の前日には、裂いた鰻が売られている

うなだれは

醤油、味醂各180cc 氷砂糖50g

に焼いた鰻の頭と骨(鰻を買うとついてくる)を加えて火にかけ

沸騰したら灰汁をひきます

氷砂糖が溶けるまで、ごく弱火で加熱する

和三郎のうなだれは、継ぎ足し継ぎ足し15年くらい使っている

でも、年に5本くらいしか焼かない^^;

使った後に煮沸して、冷蔵庫に保存します

使わない時は、3ケ月に1回くらい煮沸する

白瓜と鰻の生姜酢ジュレ和え

生姜酢は土佐酢に生姜を搾ります

温めてどうにか固まるくらいのゼラチンを溶かして

漉して、冷やし固める

白瓜は薄切りにして塩をあてます

塩が浸透したらよく絞り、土佐酢を加えてさらに絞る

白瓜と鰻を器に盛り

生姜酢ジュレをかける

好みで、山椒をふる

土佐酢は

出汁:酢:淡口醤油:味醂=3:2:1:1を沸かして冷ます

市販のウナギのかば焼きは

国産であっても

うなだれをかける工程を少なくするために

水飴とかを加えてねちゃねちゃしている

ぱりっと焼かれていない

蛋白質加水分解物やアミノ酸などの化学調味料もいっぱい

お湯で洗いながして

うなだれを作って焼いてやると美味しくなる

鰻の頭や骨がなければ、他の魚のあらを焼いてもいい



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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (中小路)
2017-07-24 22:55:20
お久しぶりです。いつも懐かしく見せていただいてます。子供のころの八幡さんの祭りではウナギ釣りで小遣いをすべてとられましたw上手い大人は傷だらけで弱ったウナギを選び針をかけ、左右に泳がせ疲れさせ、上手に水槽の角の所から引き上げていたような記憶があります。真似しましたが不器用な子供には無理でしたw釣りあげた大人も誇らしげでその鰻はテキヤのおじさんがさばき、ナイロン袋に、その手際に惚れ惚れしたことを覚えています。そしてうらやましかったなあwそういえば数年前川上の清流祭に偶然言ったのですがウナギ釣りのブースが用意されていて懐かしかったです。アユカケもはいってました。多分準備中だったかで釣りませんでしたがw
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蚊取りブタ (阪神海部川)
2017-07-25 01:04:05
和三郎さん製15年もんのうなだれ気になりますw

素朴なギモンですが、
「市販のかば焼きは水飴と蚊を加えてねちゃねちゃしてる・・・」
蚊て・・・? 
間違いですか?
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中小路さんへ (和三郎)
2017-07-25 04:24:27
亀掬いなんてのもありましたね
近ごろは動物虐待か?
そういった類のものは無くなってしまった
鰻は高級品だから無くなったのでしょうが
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阪神海部川さんへ (和三郎)
2017-07-25 04:27:33
ご指摘ありがとうございます
とかの間違いです
いちばん近い土曜日の空きは、9月23日です
8月25日金は、空いています
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蚊取りブタ (阪神海部川)
2017-07-25 07:16:29
あー、そうでしたか。
水飴と何を加えてるかが気になったもんでw


ありがとうございます。
さすが盛況ですね!
良い季節に行きたいもんです。
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