柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

大根

2017年12月21日 18時04分18秒 | グルメ

大根の風呂吹き

大根は下になる面に隠し包丁を入れ、レンジで5分チンします

7割くらい火を通しておく

米のとぎ汁か糠を加えて下茹でをする

チンしておくと、だいぶ時間が短縮できます

下面を上に向けて炊く

串がすっと入るようになったら、水にさらし

水から沸騰するまで茹でて、糠抜きをする

温めておいた昆布出汁に入れて炊きます

大根の水分が抜けてくると、鍋底から浮いてくる

これが、出汁を吸いますというサインなので

3分くらい炊いたら、塩を少量加えて、蓋をして冷ます

ゆっくりさめるほど、味が浸透します

塩は、あんこの塩のようなもの

少量の塩が、大根の甘さをひきたてます

赤玉味噌を合わせます

八丁味噌200g 味醂50cc 酒150cc 砂糖70g 胡麻ペースト15cc 卵黄2ヶ

を合わせて、笊で漉す

元の硬さになるまで、火加減を調節しながら練り上げます

食べる前に大根を温め

赤玉味噌を大根の煮汁と柚子果汁少々でのばして温める

器に盛って、ふり柚子をします

玉味噌は合わせておくと、田楽味噌やぬたなどに利用できて便利です

酒や卵黄の旨味で、ただ味噌に調味料を加えるよりもおいしくなる

昆布の旨味は60℃くらいがいちばん出ます

80℃を越えると、旨味はほぼ出ない

昆布臭さや粘りが出てきます

だから、昆布は入れっぱなしにしないで、昆布出汁で炊く

また、家庭料理なら、米のとぎ汁などを使わず

レンジでチンして、下茹での代わりにしてもいい

 



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