和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

漢字を忘れたときは。

2017-11-09 | 手紙
谷沢永一・渡部昇一「広辞苑の嘘」(光文社)。
その「結びにかえて」は渡部昇一氏が書いておりました。
題があって「辞書の権威によった悪辣な所行」。

その「結びにかえて」のなかに
気になる箇所がありました。

「漢字を忘れたときは最も手軽な
『日用字典』(清水書院)を引く。
これは30年も前に故・佐藤正能先生から、
『これは持っていると重宝だよ』といって戴いたものを、
文字通り重宝して今日に至っている・・・」(p279)

はい。
さっそく清水書院の『日用字典』を注文
ワイド版日用字典を古本で買いました(笑)。
新書をすこし豪華にした感じの一冊。
漢字が並んでいて、忘れる私にはありがたい。

印象的だったのは
最後の方に「書簡文の書き方」があるのでした。
これが短く適切で、繰り返し読んでみたくなる。
はい。手紙を書く時の戒めとなります。

「書簡文の心得」として
一「もっとも大切なのは真情の流露」
二「じかに会って話す気持ちで」
三「事柄を明瞭に」
四「簡潔に、平易に」
五「手紙はまめに出す」

と続くのです。まだね。
どれも簡潔で、印象深い。
たとえば、三「事柄を明瞭に」の全文を引用。

「対話ならば不明な点を聞き返すことができるが、
手紙ではそれができない。不明瞭な手紙は
相手の人を精神的に苦しめることになる。
相手の立場に立って細かに考え、
不明な点を残さないように注意する。」

うん。五「手紙はまめに出す」の全文は

「手紙がおっくうになるのは、
りっぱな長い手紙を書かなければならないと
思うからである。
簡単でよいから出すべき手紙はまめに出す。
特に返事の手紙は時期をはずさないよう。」


こんな感じで続く8頁。

はい。これからは、
手紙を書く時には、常に脇に置きたい、
とても、ありがたい日用字典。
値段もリーズナブル。
と、思わぬ収穫でした。
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本棚つくり。

2017-11-09 | 本棚並べ
昨日は、だらだら本棚作り。

まず、メタルラックというキャスター付で
高さが178㎝ほどで、4~5段の棚付のラックを用意。
ネット注文で4000~5000円ほど。

そこに、処分するはずの我が家の
古い整理ダンスの各引き出しを
引き出す箇所を下にして、
2つの引き出しの底を背中合わせにする。
それをラックの各段に置いてゆく。

設置した整理ダンスの引き出しは、
本を置くと上のスペースがもったいないので
引き出し部分を上下にわけるようにして、
木を挟み込み二段にして、文庫本入れにする。
挟み込んだ木は、両脇に足を挟むだけ
釘は使わずにすます。

ということで、
キャスター付メタルラックの各段に
古い整理ダンスの引き出しを背中合わせに置くだけ
引き出しの棚には横木を設置して二段にして
きっちり文庫本がはいります。

メタルラックは、さまざまなサイズがあるので、
タンスの引き出しのサイズに合わせて注文できます。
高さと幅と奥行きとは、まずまずのが選べました。

あとは、文庫を入れるだけ。
ということで昨日はおわりました。

コメント (2)
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