市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

保育について市長と懇談しました

2023-04-30 | 子ども
先日、超党派の市原市議会女性議員の会のメンバーで、
小出市長との懇談の場を持ちました。





お題は、保育環境の向上について。
これまで保育関係者の皆さんから伺った様々なご意見ををまとめたものです。

本当は、現場の皆さんが直に声を届けた方が良いのですが・・・
今回はとりあえず議員が間に立って、
現場の困り感を行政側に認識していただけるよう、しっかり訴えてきました。

大まかには、以下のようになります。
1.市の保育課の業務改善(職員が疲弊している?ためか、様々な課題に対応できていない)
2.支援が必要な子どもへの対応
(障害児、ボーダーのお子さん、外国人、虐待など・・・対応が園任せになっている)
3.保育士等の労働環境の改善(配置基準の見直しや人材の活用策など)
4.児童数が減少した後の保育施設のあり方(施設余りへの対策)
5.子どもを預けなくても住むような社会環境の整備
(保育の適正利用の推進や、子育てで孤立させないための支援など)

これまで、政府や自治体の子育て支援は
「保育園に預けやすくする」ための方策に偏りすぎていたと思います。
今後は、受け皿である保育環境の質の向上にもっと目を向けてもらいたいものです。
なおかつ、子どもを預けない選択肢も尊重される社会であって欲しい。
今後は、この三つの施策をバランス良く進めていくことが大事だと思います。

まあ、何しろわずか30分間でしたから・・・深掘りは全くできませんでしたが、
市長は真摯に受け止めて下さったと思います。
一歩ずつでも前に進むよう取り組んでいきます!

ケニアの子ども達に寄り添って

2023-04-29 | 国際交流・外国人支援
お知らせです。

5月6日(土)より、若宮団地内に後援会事務所を構えることになりました!
若宮2-14-1(若宮通り・クりーニング鈴木商店さん向かい)です。
ご近所の皆さまには何かとお騒がせいたしますが、どうかよろしくお願いします。

6日は小沢が一日おりますので、どうぞお気軽にお立ち寄り下さい~^^


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・・・さて、同じ6日になりますが、とっても興味深いイベントがありますのでご紹介します。

~居場所を失ったケニアの子どもたちに寄り添い生きる~
モヨ・チルドレン・センター』の活動の紹介


親を亡くしたり、虐待を受けたり、居場所がなく路上で生活をしているケニアの子どもたち。
路上では食べ物よりもシンナーが格安で手に入り、
シンナーで空腹や寂しさなどを紛らす子どもがとても多いのだそうです。

モヨ・チルドレン・センターは、
そんな子ども達のためのシェルターやドラッグリハビリ施設、
学費支援等の活動を行っている団体です。
創始者は松下照美さんと仰る日本人で、残念ながら昨年お亡くなりになりましたが、
彼女の遺志は残されたスタッフに引き継がれています。

今回のイベントは、
市原市に住むある女性が、松下さんのドキュメンタリー番組を偶然見て感銘を受け、
松下さんやモヨ・チルドレン・センターと関わりを持つようになり、
市原市民の皆さんにもこの活動をぜひ知って欲しいと働きかけ、実現したものです。

この方の想いも素晴らしいですよね。

サンプラザ市原9階にて 14:00~16:00です。
お申し込みは 050-3635-9442 モヨ・チルドレン・センター活動シェアの会事務局 まで。

ゴールデンウィークの締めくくりとして、通常のレジャーとは少し違った過ごし方も良いのでは?
関心のある方はぜひお出かけ下さい。
(私は事務所開所日のため、こちらには参加できず。。残念!)

市内でドクターカーの運用開始!

2023-04-27 | 健康・医療
お知らせです。

市内二カ所の病院で、ドクターカーの運用が始まります。

帝京大学ちば総合医療センターさんが、5月1日から。
千葉労災病院さんが5月8日から。
同時に二カ所でなんて素晴らしいですね。

出動範囲は、各病院から5キロまで。
土日祝日や早朝・夜間は走りません。

帝京大学ちば総合医療センターからだと、姉崎方面や光風台までカバー、
千葉労災病院からだと、八幡など市原地区全域やちはら台、国分寺台もカバーできるかな?

ドクターカーといっても、どんなものか何となく分かっているようで分からないかも。
救急要請が出た場合、従来通り消防局から救急車が出動。
それに加えて、
必要性があれば各病院から医師等が自前の緊急車両に乗り込み、現場で応急処置をする、
という仕組みです。

病院まで運ぶよりも先に、本当に一分一秒でも早く処置が必要!
という事案に対応できますから、安心ですよね。
導入に踏み切って下さった各医療機関の関係者の皆さまには心から感謝したいと思います。


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・・・明日は臨時議会です。

議案の中身は、
税条例などの改正や、
物価高騰対策として市民や事業者に対する給付金などの補正予算。
小湊鐵道線の今後のあり方に関する調査目的の補正予算も含まれています。

これが本当に今期最後の議会になると思います。
気を引き締めて臨みます!


いま庭。
ルプスの明るいライム色の葉っぱと、エリゲロン(源平小菊)の共演♪


市内のお薦めイベントを二つ。

2023-04-26 | イベント
みなみ市原里山ジャンボリー

今年は4/29・4/30の開催です。
高滝湖畔にある野外音楽堂という場所がまた良いんですよね~

昨年も同時期の開催で、あいにくのお天気にもかかわらず、とても盛り上がっていましたよ。
昨年のブログはこちら  「帰ってきた!里山ジャンボリー」


二日間ともアーティストやミュージシャンのパフォーマンスが目白押しです。
親子連れでのんびり楽しめるイベント。連休のお出かけにもってこいです!


もう一つはこちら、【インクルーシブ春祭り

主催は「一般社団法人mama'sふらっと」さんです。

ポイントはなんといっても「インクルーシブ」。
「うちの子連れて行ったら迷惑かけちゃうかな・・・」
そんな風に思っていて、これまで親子での外出を諦めていた・・・
そんなご家庭にこそ足を運んで欲しい!
サポートスタッフが見守って下さるそうですから、どうか安心して遊びに出かけて下さいね♪

小湊鐵道線の行方は・・・

2023-04-24 | 都市・交通
28日金曜日に臨時議会の予定が入りました。
主な内容は、税関係の見直しや、物価高騰対策のための補正予算など。
今日は、議会を開くための準備として、
各会派代表者による会議や市による説明会などが開かれました。



市からの説明で注目は『小湊鐵道線の今後』について。
もともと人口減で乗降人員も減少していましたが、加えて台風被害やコロナ禍が打撃となり、
非常に厳しい経営を強いられているとのこと。

路線の維持には10年間で約60億円が必要で、
上総牛久駅以南については廃線も視野に入れているという状況。
そこで市に対し支援を要請しているというものです。

そこで市としては、まずは客観的・定量的に現状を把握して、
今後の経営状況も勘案し、支援する必要性があるかどうか検討したいとのこと。
そのための調査委託費として、約2700万円の補正予算案が出される見込みです。

小湊鐵道線といえば・・・
菜の花の絨毯の中を走るトロッコ列車が、
市原ナンバーのプレートデザインにも採用されているほど、今や市原市のシンボル。
鉄道そのものが重要な観光資源でもありますが、
路線維持のために血税をどこまでつぎ込めるのか、
廃線になった場合の地元の生活交通の代替手段をどう確保するのかなど、
様々な比較検討課題があります。
住民や事業者との丁寧な協議と総合的な判断が求められます。

利用者の減少で廃線を模索する動きは全国的にも加速していますが、
やはり他人ごとではなかった・・・。
なんともショックでやりきれない気持ちです。

写真は、小湊鐵道線でいちはら散歩・思い出の一コマ。








神社境内を美しく

2023-04-23 | 日々のあれこれ
地元の町会の皆さんが隔月に一度行っている清掃活動。
飯香岡八幡宮の本殿の奥にある八坂神社の周辺を、ぐるりと。



このところの気温の上昇で生い茂った雑草を刈って、
冬の間にたまった枯れ葉も丁寧に取り除いて・・・
参道もすっかり綺麗になりました!



特別な場所を清めると、心も整えられる気がしますね。

帰宅すると、玄関脇のバラ「クリスティアーナ」が一輪だけ咲いていました!
白バラだけど、けっこうピンクが濃く出ている・・・
今日のご褒美かな^^



「ふわふわ」さんで、心の洗濯。

2023-04-21 | 障がい者
八幡宿駅東口方面にある「ふわふわ」さん。
精神障害など生きづらさを抱えた方のための居場所です。



毎月定例開催されている勉強会に参加しました。
講師は公認心理師の若林先生です。今回のテーマは「『かたよった信念』について」。





参加は利用者さんだけでなく、広く地域に開放されているという点が、まず素晴らしいと思います。
利用者さんの飾らない質問や若林先生の受け答えが面白くて、
時間があるときは必ず参加させていただいています。

毎回、自分自身を深く見つめ直すことができるテーマ設定。
「自分を知ることで、もっと生きやすくなる」という代表の西川さんの願いが込められています。

西川さんから「芋洗いの原理」という言葉を聞きました。

いろんな個性を持った人々が、
「ふわふわ」でゴロゴロ触れ合いながら時にはぶつかり合いながら、
少しづつ心の澱が洗い流されて、生きる術を学んでいく。

おそらくそんな意味ではないかと思います。

「ふわふわ」さんでは、子ども食堂やフリマ、カフェの運営など地域に開かれた運営を行っています。
昨年からは市のモデル事業として、ひきこもりの支援も始めました。
関心のある方は、ぜひ「ふわふわ」さんまで!

若手経営者のネットワーク組織が新たにスタート!

2023-04-19 | 産業経済
市原商工会議所青年部さんの式典・祝賀会に出席させていただきました。



これまでの青年部を再編成し、日本商工会議所青年部さんに所属して、
新たなスタートを切ったわけです。
来賓には松野官房長官はじめ、日本商工会議所青年部・木村麻子会長や所属単会の皆さまなど、
多くの来賓が全国各地から駆けつけ、盛大に執り行われました。

重点テーマは
1.SDGs・人と自然の持続可能な共生社会推進
2.DX推進
3.男女共同参画推進
とのこと。

特に男女共同参画推進については、まだまだ男性会員が圧倒的という世界ですが、
木村麻子会長のもと、飛躍的に改革が進みそうですね。
地域を愛し夢に挑む、若き経済人の皆さまの今後のご活躍を、心から期待しています!

お土産は、市原商工会議所さんが開発に携わった市原名物「ゴルフボール最中」。


なかなかリアルでしょう?


こだわりの餡がぎっしり詰まった、「ゴルフの街いちはら」ならではのお土産です^^

第5回 市原煮込み祭り

2023-04-18 | イベント
飯香岡八幡宮の境内で開催された『第5回 市原煮込み祭り』。
市内店舗による煮込み料理の祭典です。もうすっかりお馴染みになりましたね!

前日の激しい雨から一転、穏やかな晴天に恵まれて、大勢の人々で賑わっていました。



あいにく自分はこの日薬局勤務で、駆けつけたのはイベント終了間際の午後三時ごろ。
お昼抜きでお腹はペコペコ。先ずは濁り酒を一杯やりながら物色(^^ゞ。

ほとんどのお店が完売でしたが、
運良く「塩麹蓋と春野菜の発酵ミネストローネ」にありつくことができました♪







店舗だけではなて、楽しい催し物なども披露されました♪

和太鼓 江粋連さん。
パフォーマンスは見ることができませんでしたが、キリリとした後ろ姿をパチリ。


「上総メダカハウス」さんによるメダカすくいも、子ども達に大人気でした。


このイベントは、地域の活性化のために結成された団体『市原応援隊 楽市楽座』さんが仕掛けました。
市内の飲食店自慢の煮込み料理をいっぺんに味わうことできるなんて、
素晴らしいコンセプトですよね。
ここでお気に入りのお店を見つけて実店舗に足を運べば、地域経済の好循環につながります。
場所を提供して下さった飯香岡八幡宮さんはじめ、たくさんの人々の想いがつながって
この先もずっと続くイベントになりますように。

「保育」の現状

2023-04-16 | 子ども
市議会リポート130号、もう読んで下さっている方もいらっしゃると思いますが・・・



1面は、3月議会の報告です。
代表質問では、保育現場の窮状について質問しました。
詳しくは、市民ネットのHPをご覧下さい♪
 「議会リポート130号」

政府や自治体の保育支援策は、子どもを預ける側への支援に偏りすぎていると思っています。
その方が一般に分かりやすいからなのでしょう。
これからは、保育現場の環境を整え、保育の質を高めることにも注力しなければ。

それからこれは議会質問にこそしませんでしたが、
保育利用の促進だけではなく、
保育を利用しなくても済むような社会環境の整備もまだまだ足りないと思っています。
ゼロ歳児から預けて働かなければ生活できない社会なんて、どこか間違っている気がします。

ある園長先生のお話です。
「初めて歩いた、初めてスプーンで上手に食べることができた、初めてトイレでおしっこができた、
そんなかけがえのない『初めて』の瞬間が、ぜんぶ保育園にいる間の出来事で、
親は子どもの成長に無関心・・・
残念ながらそんなご家庭が増えている気がします。
私たちは精一杯愛情を注いで保育をしているけれど、
でもやっぱり子どもにとって一番必要なのは、私たちではなくて親御さんなんです」

子育てが苦痛で『子どもを預けたいがために働く』というケースも希ではないそうで、胸が痛みます。

この問題については、もっと社会的コンセンサスが必要だと思います。

皆さんの応援が励みになっています


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