市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

ディズニーシー!

2012-02-24 | 障がい者
昨日のヒアリングは、結局お昼をまたいで4時間近くかかってしまいました。
関係者の皆さま、本当にお疲れ様でした(*_*)


そして今日は、長男の通う特別支援学校高等部3年生の校外学習でした。
目的地は、東京ディズニーシー。
長男はこの日をすごく楽しみにしていて、
一週間ぐらい前から私の指をカレンダーの今日の日付ところに引っ張って行って、「でずにーしー!!」と何度も何度も確認していました。

*長男のように、自分では決して指さしをせず、代わりに他人の指を引っ張って示すこの行動を、クレーン現象と言います。自閉症の大きな特徴のうちのひとつです。

特に昨日は雨模様だったのでとても心配だったようで、
「雨ふった! でずにーしー! 雨ふった!」と繰り返していました。

思いが通じたのか、一夜明けた今日は雨も上がり、春を思わせるような温かい陽気となりました。
卒業間近の学生生活最後の校外学習、満喫できたかな・・・。

先生が撮ってくださった写真の出来上がりが楽しみです。

白シャツ VS グレーTシャツ

2012-02-22 | 日々のあれこれ
昨日は、通告の締切日でした。
「通告」とは、「私は今度の議会でこんなことについて質問します」という項目を箇条書きした書類を提出することです。
今回は特にギリギリまで悩んで、締切時刻の正午10分前に提出しました。
でも、あれだけ悩んだにもかかわらず議会事務局から間違いを指摘されてしまいました。
事務局の皆さま、いつも何かとフォローありがとうございます(^_^;)

明日は、この通告に基づいて、関連する市の担当部局の職員からのヒアリングがあります。
これは例えば、
「ニートや引きこもりへの支援について」の質問だったら、
障がい者支援課、子供福祉課、学校教育課、生涯学習課など、関係するであろう課の担当職員がいっぺんにやってきて、その議員が議会でどんな内容の質問をするつもりなのかを聞き取り、来たる議会の答弁に備えるのです。

この時の雰囲気は、TVでよくある記者会見の様子を思い起こしてくだされば、わかりやすいかと思います。
メモや分厚い資料を携えずらりと居並ぶ大勢の行政マンを目の前にすると、一瞬ひるみそうになりますが、こういう時はヘタに恰好つけると余計に自分を追い詰めることになりますから、
「あくまでも一市民として純粋に疑問に思っているのだから、質問するんですよ」という気持ちを常に心に留めるようにしています。
そうすると、不思議とひるむことはありません。開き直りの力は大きいですね(笑)


そんなわけで、今日はほとんど缶詰状態で質問内容を考えてました。
う~、脳圧が上がりそう(笑)

息抜きにとパラパラめくったファッション雑誌の特集、題して
「白いシャツが似合う男」(^_^;)

アンケート結果で上位を獲得した男性陣は、
谷原章介、織田裕二、舘ひろし、チャン・グンソク、本田圭介、向井理、ダニエル・クレイグなどなど・・・
番外編では、漫画「ガラスの仮面」の速水真澄や「エースをねらえ!」の宗方仁コーチも。
速水真澄は確かに納得です(笑)

でも、私は白シャツよりも、グレーのTシャツが似合う人の方がいいな~

・・・ごめんなさい。息抜きしすぎました(*_*)
今からまた頑張りまっす!

議会初日。

2012-02-20 | 議会
市議会定例会が始まりました。
今日は定例会に続いて、議員会役員会、特別委員会、議会改革プロジェクト会議と会議ラッシュでした。

それらが終わると今度は、一週間後の一般質問日に備えるため、市役所内の各部署への取材。

議会棟内には、議員用に「会派室」という各会派ごとの部屋があります。
いつも各部署への取材の前にはまず会派室から担当課に電話をして、
「○○についてお聞きしたいので、そちらに今から訪ねて行きたいのですが・・・」と聞くのですが、
そうすると、「こちらから会派室に伺いましょうか?」と親切に言って下さる場合が多いものです。

でも、私はいつも「イエ、私が行きますから」とお断りしています。

実際に職員が働いている現場に行ったほうが、職場の雰囲気が感じ取れますものね。
取材しながら職員の働く様子をチラ見したり(笑)
なんとなく、そんな時間が好きなんですよね。

そんな訳で今日は、市役所内の階段を登ったり下りたり(エレベーターもあまり好きじゃないので)して、
あっという間に一日が終わってしまいました。


そうそう!今日はラッキーな出来事がありました。
お昼休み時間に完成したばかりの市民ネット通信を消防局に届けに行ったら、通信指令室の中を見学させてもらえたのです♪

初めて入る通信指令室。消防局の4階にあります。
ここで市内からの119番を受け、消防車や救急車の出動の指令を出しています。
119番のコールが来ると、1、2秒もしないうちに壁の大画面の地図上に発信元の位置が正確に表示されたのにはびっくりしました。
この時はちょうど、市内の病院から市外の大病院へドクターヘリを使って患者を搬送するという事例でした。
「えーと、どうしようか」なんて、一瞬の迷いも許されない緊迫した雰囲気。瞬時に判断、即時に支持出し、です。
これは大変な任務ですね・・・。


私も見習って頑張らねば(^^)/

市民ネット第22回定期総会

2012-02-19 | イベント
今日は市民ネットの第22回定期総会でした。
会場には、これまでになく大勢の皆様が駆けつけてくださって大感激!

これまで一年間さまざまな市民活動や議会活動ができたのも、多くの支援があればこそと、今日改めて実感しました。
来年度も気持ちを新たになお一層頑張ります(^^)/



総会後は、福島県飯館村で酪農を営んでいた長谷川健さんをお招きして、
「今、飯館村で起きていること ~現地酪農家が訴える原発事故~」という題で講演をしていただきました。

飯館村は、福島第一原発から30~45キロほど北西部に位置する酪農中心のとても美しい村でした。
ところが、原発事故により村は計画避難区域に。

「原発さえなければ」と書き残して自ら命を絶った酪農家仲間や、
「私たち、将来結婚できないかも」「結婚しても、子供を産むのが怖い」と語る高校生の話は、私の心に重くのしかかりました。



講演後は夜10時過ぎまで会議。

明日はいよいよ定例議会の開会日です。


バレンタインの思い出

2012-02-14 | 日々のあれこれ
家の洗面所の桜。
一輪づつ花開くたびに春を呼んでいる気がして、眺めていると心が和みます。


皮膚科で処方してもらったステロイド軟膏で、頬の湿疹は少しずつですが治ってきました。
まあステロイドですから、治らなければ困るのですが・・・。
そのかわり、今度はハナとのどの調子が今一つです。

今日は、議会開会を前にしての、行政側からの議案の説明がありました。
「今回は案件が多いので、説明も質問もコンパクトに」との申し合わせがあったのですが、
やはり聞きたいことはその場で聞いておきたい。
結局、休み無しで4時間半かかりました。

以前までは、初めての場に慣れるのが精いっぱいで何が疑問点かということすらつかめず、
たまに聞きたいことがあってもベテラン議員やベテラン行政マンに遠慮して、
結局言い出せずに終わってしまっていました。

でも、「私は私。シロウト目線が大事なのよ!」と開き直った今回、
少しでもオヤ?と思ったことは、躊躇なく発言させていただきました。
恥もいっぱいかきましたが、ちょっぴり一皮むけたような(笑)

本会議の開会日は、来週20日。私は市民ネットを代表して質問する予定です。
質問日が決まりましたらお知らせしますので、ぜひ傍聴にいらしてくださいね。


そういえば、議会の準備でバタバタしていてすっかり忘れていたのですが、昨日はバレンタインデーだったのですね。
バレンタインと言えば、
昔々、マフラーすらろくに編んだことがなかったのに、背伸びしてセーターを編んでプレゼントしたことがありました。
ところが、受け取った相手がそれを着た瞬間、肩のあたりがするりとほどけて大きな穴が(*_*)

今思い出しても恥ずかしい思い出です。

企業向け学校公開

2012-02-11 | 障がい者
頬の湿疹がどんどん腫れてきて、お岩さんのようになってきました(T_T)
たまらず昨日、診察終了間際の皮膚科医に飛び込みました。
超頑丈な私にとって、医者にかかるのは10年ぶり?15年ぶり??記憶がない・・・。
議会が始まるころまでには、何とか治したいです。


昨日は、特別支援学校つるまい風の丘分校の企業向け学校公開にお邪魔してきました。
つるまい風の丘分校は、千葉県で2番目の特別支援学校高等部職業科で、昨年度開設されたばかりです。
長男が通っている本校に比べ、さらに高いレベルの職業自立に向けた職業教育を専門的に行っています。
集団生活が可能なことと自力通学ができることが、入学の大きな条件のうちの一つです。

17社の企業の採用担当や近隣の特別支援学校の進路担当の職員の皆さんが集まった中、
学校側からの簡単な説明の後、まずは3班に分かれて学校内を見学しました。

つるまい風の丘分校は、園芸技術科と流通サービス科の二つの科に分かれています。
屋外では、園芸技術科の生徒たちが白菜の収穫をしていました。

屋外の畑とビニールハウス
 
 
収穫した白菜でキムチを作ったり、ポップコーンを作ったり、花苗の生産もしていました。

流通サービス科では、清掃の授業にとても力を入れていました。
トイレでは、生徒たちがそれこそ舐めるように便器や手洗い場を磨いていました。見事にピカピカでした。

トイレの入口に整然とならべてあった掃除道具。


校内では、生徒たちが自分に与えられた作業を理解しやすいように、構造化が徹底されていました。
障がい者にとっての構造化とは、彼らが安心して自立した行動が行えるように、周りの環境を視覚的にわかりやすく整備することを言います。

たとえば、整理整頓された道具類や


壁の掲示物など。

「窓清掃に使う道具」


「新聞紙での窓清掃手順」


生徒たちはみな、手順に従って落ち着いて作業に取り組んでいました。

見学のあとは、特別支援学校の卒業生を実際に雇用している企業の方からの報告がありました。
空気が読めない、小さなことにこだわる、仕事を飲み込むまでに多少時間と手間がかかるという面はあるものの、
他の従業員が嫌がる長時間の単純作業も飽きずに確実にこなし、今では欠かせない戦力になっているとのお話でした。

一昔前は、卒業したらとにかくどこかに就職できれば御の字、とされていた障害者の就労でした。
就職したものの、企業側もどう扱っていいのかわからず、結局長続きせずにやめてしまうというケースが後を絶ちませんでした。
しかし今や、就職後の定着を視野に入れた、障がい者の立場に立った環境を整える試みやそれをサポートする仕組みが、教育の場でも就労の場でも少しづつ広がっているということを実感しました。

私たちが会場で説明を聞いている間、生徒さんたちが私たち一人一人に丁寧にあいさつしながらお茶を運んできてくれました。
二年前に開校したつるまい風の丘分校、来年度に初めての卒業生が誕生します。
彼らが将来就職先で生き生きと活躍できるよう、願わずにはいられません。


盛り上がってビックリ!?の新年会

2012-02-10 | イベント
市民ネット通信86号がようやく完成しました!
1面~4面のPDFはこちらです。 

http://www.i-shiminnet.org/1shiryou/1men86tuusin.pdf

http://www.i-shiminnet.org/1shiryou/2men86tuusin.pdf

http://www.i-shiminnet.org/1shiryou/3men86tuusin.pdf

http://www.i-shiminnet.org/1shiryou/4men86tuusin.pdf

いちはら市民ネットワークでは年4回通信を発行しており、ボランティアの皆さんがポスティングして下さっています(もちろん私たちも)。
昨日は桑田さんとボランティアの皆さんのお宅へ通信の束を届けてきました。
何回も編集会議を開き、とっつきにくい社会問題や暮らしに身近な政治を、少しでもわかりやすく、と頭を絞って作りました。
お手元に届きましたら、ぜひご一読くださいね。



そして夜は、市原市薬剤師会の新年会へ。
私は今回が初めての出席でした。

佐久間市長はじめ、国会議員や捧議長、市内の病院長など、来賓の方々も大勢お招きしての、盛大な会でした。

佐久間市長の音頭で「乾杯!」(これで三度目(^_^;))



会場には、医薬品の卸メーカーの方々もいらしていました。
病院勤務時代にお世話になった営業マンの皆さんとも、久々の再会を果たしました。

ところで、
薬剤師に対して、皆さんはどんなイメージを持っていますか?
調剤室の奥で黙々とマジメ~に薬を作っている、という感じでしょうか。
実際、その通りです(笑)。
大学の時も、就職してからも、私の周りは真面目なタイプの人が圧倒的でした。
だから、今回も、
「薬剤師の集まりってことは、、たぶん真面目な硬い新年会なんだろうな・・・」
と覚悟?していたのです。

ところが!

宴が進むにつれて盛り上がるというか、乱れるというか・・・(笑)
市長も最後までいらっしゃって、薬剤師や薬業界、医療界の団結ムード満載の、とても有意義で楽しい新年会となりました。

写真は、同じく薬剤師の星野議員と、来賓の捧議長とのスリーショット。


在宅医療を担う訪問薬剤師や、地域医療を担うかかりつけ薬局など、薬剤師は間違いなくこれからの日本の医療問題を救うキーパーソンとなっていくことでしょう。
市原の薬剤師たちも、ますます頑張ります(^^)/

苦手なこと

2012-02-08 | 日々のあれこれ
ちょうど特別委員会の視察の最中からだから、もう1週間にはなるかな・・・

両頬に、ポツポツと湿疹ができてしまいました。赤く火照って、少し痒みもあります。
こんな風に顔に湿疹ができるのは初めてです。
ニキビひとつ出来たことがないスベスベのお肌が唯一の自慢なのに(笑)

原因が思い当たらず、何もせずに様子を見ていますが、少し不安です。


さて、今日も行政への聞き取りやネットの福祉部会など、ギッチリのスケジュールでした。

明日は国民健康保険の広域化についての説明会があるので、市原市の22年度の国保会計を下調べしようと、国民保険課を訪ねました。
でも実は私、細かい数字を把握するのがとても苦手なんです。
担当の職員の方は、そんな私に一つ一つの項目の言葉の意味からわかりやすく丁寧に解説してくださいました。
さすが市民サービスに直結している部署!

お蔭でしっかり理解できて、明日の説明会が楽しみです。

久しぶりの an.an

2012-02-07 | 健康・医療
今日は午前中ものすごい暴風雨でしたね!
県ネットの代理人会議に出席するため、県庁近くをヨロヨロ歩いていたら、TVカメラマンが同様に吹き飛ばされそうになりながら必死で歩く人々の様子を撮影していました。
きっと、お昼か今夜のニュースで流れたんだろうな。


さて、代理人会議では、とても面白そうな本の紹介がありました。



雑誌anan特別編集 「女性のための防災BOOK」。
アンアン・・・懐かしいですね~(笑)昔よく読みました。

被災時の女性に本当に役立つものを実際に被災した女性たちに聞き、
被災直後、被災3~7日後、被災2か月後、それぞれの時期に必要なものをリストアップしています。
ファッション雑誌だけあって、オシャレでとても読みやすい紙面構成になっています。
女性はもちろん、男性にも読んでほしい。
早速、いちはらネットの事務所用にもらってきました(^^)


それから午後は消防局にて救急症例検討会。私はこれが2回目の傍聴です。
救急現場の生々しい実態が詳しくわかって、今回もとても興味深い事例ばかりでした。

検討会の最後は、新しく導入されるという「AUTO PULSE人工蘇生システム」の手技説明が、DVDを使って行われました。
心肺蘇生(心臓マッサージ)の時、胸骨のあたりを手のひらで押しますが、それを自動で行う装置の最新型です。
You Tubeで類似の装置の動画を見つけたので紹介します。



私は初めて見る画にびっくりしました。こんな装置があるんですね!
これなら、機械が規則正しく一定の力で圧迫する間、救急隊員は他の処置や活動ができますね。
圧迫面積も広いから、助骨が折れるリスクも少なそうです。

それにしても、
今回の検討会で私が一番感じたのは、市内で救急医療を担える医師の、層の薄さでした。
救急隊員がどんなに頑張っても、医療側の体制が整っていなければ救える命も救えません。

学びの日々

2012-02-06 | 日々のあれこれ
写真は北九州空港で買ったお土産、長男のボクサーパンツ(^^)


昨日は「医療システムデザイン勉強会」に出席のため、東京八重洲へ。
「ジェネリック医薬品の現状」についての講演&ディスカッションでしたが、出席者が地方公務員、国家公務員、政治家、医師、薬剤師、メディア、企業と実に多彩。
私も薬剤師としてとても興味ある話題でしたし、今後の活動のヒントになりそうなお話もいくつか聞くことができました。
毎月行われているこの勉強会、今後もできるだけ参加していきたいと思います。


そして今日は、山本さんと都市計画審議会の傍聴へ。
都市計画マスタープランの中間評価について、事務局(市担当部局)からの報告がありました。
委員の皆さんからは活発な質問や意見が飛び交い、こちらもとても勉強になりました。

この計画は、
土地をどう利用していくか、交通網をどのように整備していくか、どのように住みやすい環境を作っていくか、などなど、要するに私たちが住むまちをどのように形作っていくのか、という重要な事柄についての指針が定められており、この審議会で審議されています。
つまり、五井駅周辺の開発も、南市原の観光資源活用も、まずはここの審議会を経なければ事業はスタートしなかったのです。
さらに、現在国はこれまで保持していた権限や仕事を、「地域主権改革」の法の下、どんどん県や市に移譲しています。
都市計画審議会を含め、市の役割はますます重要になっていきます。

今まで国に任せていたことを、今後は市がやらなくてはいけない。
うまく親離れできるかどうか、市の底力が問われる時です。

皆さんの応援が励みになっています


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