私が自由について考え始めたきっかけは
子供のころ大好きだった「ハリスの旋風」という漫画でした
石田国松という主人公は
チビだけど喧嘩が強く、運動神経抜群
すべての運動部に所属していました
ただし勉強は苦手でした
ハリス学園は私立中学のはずですが
石田国松は貧しい家の子供で
屋根に石をのせた掘っ立て小屋のような家に住み
父親の職業は屋台のラーメン屋でした
痛快な漫画で、当時の子供達には大変な人気でした
石田国松は子供達の憧れでした
その石田国松が、ある時、髪を切れと命じられました
石田国松は考え込み
こう、ひとり言を言いました
「俺はいままで、自由に生きてきた。」
そのシーンの印象は強烈でした
それまでの「ハリスの旋風」の石田国松の陽気な感じがありませんでした
子供の私には
石田国松が、髪の毛のことで、そこまで深刻に考えるのが意外でした
にもかかわらず、強い内面的な共感を覚えたのでした
それは漫画を楽しむという感じとは異質なものでした
そして・・・それからずっと
わたしは自由について考え続けているのです
自由に生きたいという内なる衝動と
自由とは何かという、自らへの問いかけ
それがずっと続いています
子供のころ大好きだった「ハリスの旋風」という漫画でした
石田国松という主人公は
チビだけど喧嘩が強く、運動神経抜群
すべての運動部に所属していました
ただし勉強は苦手でした
ハリス学園は私立中学のはずですが
石田国松は貧しい家の子供で
屋根に石をのせた掘っ立て小屋のような家に住み
父親の職業は屋台のラーメン屋でした
痛快な漫画で、当時の子供達には大変な人気でした
石田国松は子供達の憧れでした
その石田国松が、ある時、髪を切れと命じられました
石田国松は考え込み
こう、ひとり言を言いました
「俺はいままで、自由に生きてきた。」
そのシーンの印象は強烈でした
それまでの「ハリスの旋風」の石田国松の陽気な感じがありませんでした
子供の私には
石田国松が、髪の毛のことで、そこまで深刻に考えるのが意外でした
にもかかわらず、強い内面的な共感を覚えたのでした
それは漫画を楽しむという感じとは異質なものでした
そして・・・それからずっと
わたしは自由について考え続けているのです
自由に生きたいという内なる衝動と
自由とは何かという、自らへの問いかけ
それがずっと続いています