湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

いじめ

2006-10-18 11:57:10 | Weblog
公立学校での”いじめ”が問題になっています
でも私立だっていじめはあります
事件にならないのは、手を打つのが早いので、大事にならないからです
いじめ自体は子供の世界では必ず起きるのです
それが大事になるのは周囲の大人が放置するからです
私立学校では、生徒や父兄はお客様ですから
いじめ事件のようなものへの対処が早いのです
その点、公立学校の教師は公務員ですから
生徒や父兄をお客様とは考えません

公立学校の教師は公務員ですから、彼らの行動原理も公務員のものになります
保身、自己中心主義、隠蔽、言い逃れ、仲間をかばう・・・
要するに不良少年グループの行動原理なのです
世の中の大部分の不良少年が公立学校出身であることは当然の結果なのです

今の若い人は知らないでしょうが、昔は私立の方がワルでした
(高校生のことです、昔は私立中学は少なかったですから)
私が少年期を過ぎて30年が経ちました
その間、私学関係者はいじめや不良少年の問題と真正面から取り組み
公立学校との地位を逆転したのです
そして大きく評価を落としたものが、公立学校です
昔は成績の良い子が県立高校に入り、県立に入れない子が私立に入りました

私の結論は簡単です
大事なことは公務員にはやらせるな、ということです
権力と地位を持てば、人は傲慢で無責任になるのです
住宅も教育に似ています
広大な敷地と莫大な予算で作った”公団住宅”は当時、最新鋭マンションでした
しかし今では人々は”団地”を嫌い
狭い敷地、多額の借金、重い税金に耐えた民間住宅を選んでいます
公立を避け、高い授業料を払って子供を私学に通わせるのも同じことです
教育と住宅は一部の例外を除いて、民間が担うべきものです
そして、自由な選択の幅を広げるべきです

公営住宅や公立学校という言葉から
私はナチスドイツやソ連の共産主義を連想します
人々が貧しく、学校も住宅も無かった時代なら、それも必要だったでしょう
しかし今は、子供も人口も減少する時代であり
学校を閉鎖することはあっても、
あらたに用地買収をする必要はほとんど無いのです
公立学校は一部の例外を除いて廃止し
莫大な教育予算は子供達の選んだ学校の月謝に振り向ければいいのです
北欧では、すでに実施され、成果をあげている制度です
学校を自由に選べますから、いじめのある学校を避けることができます
日本では日教組の反対で実現までに時間がかかりそうです
しかし”いじめ”を無くし
貧しい子供達も自由に私立の教育を受けられるようにするためには
これが一番良い方法なのです
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