地震予想と知性の敗北・・・大震災の教訓

今朝、新聞を開いて、第一面が
日本全国の地震確率の予想記事だったので
あきれて、新聞を読む気が失せました

こういうのを

「知性の敗北」

と言うのです

地震は、いままで一度も予想できたことはありません
ずっと予想されていた東海地震は、いまだ発生していません

地震は予想できないのです

この当たり前の事実を認めないのが
政府の”地震調査委員会”です
とても科学者の集まりとは言えません

そりゃ、そうですよね
そんなことを認めれば、彼らの存在意義が無くなります
当然ながら、予算も消えます
彼らは科学者ではなく、ただの利権屋であり、インチキ占い師です
確率などと称して、科学の装いをし、責任逃れをしているだけです

新聞がやるべきことは
この組織のメンバーを明らかにし
予算を暴露し
地震予想を利権とする者達に鉄槌を下すことです

国家予算を使って
まったく当たらない予想屋を雇っておく必要はありません

それよりも
毎年、占い師や学者達に、自由に地震発生を予想させて
誰が一番良く当たるか競争させる方が、まだマシです

いずれにしろ、地震予想は
新聞が一面で取り扱うような記事ではありません
新聞は、政府発表をたれ流すのではなく
確かな知性と、見識を持つべきです

こんなことばかりしていると
政府発表だけを垂れ流す独裁国家の新聞と変わりなくなります
繰り返しますが
そういうのを「知性の敗北」というのです