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【Dr.小池の日本を治す!】「リンカーン」と日本国憲法 - SankeiBiz sankeibiz.jp/macro/news/130… @SankeiBiz_jpから
■許されぬ「歴史への逆行」
安倍晋三首相が、映画「リンカーン」を見たそうですが、「憲法改正を政治目標に掲げる首相は大いに共感した様子(『読売』)」という報道に接して、私は首をかしげました。安倍首相は、きちんと目を開けて、この映画を見たのだろうかと。
◆映画「リンカーン」が描いたもの
アカデミー賞主演男優賞などを受賞した話題の映画「リンカーン」は、第16代アメリカ大統領リンカーンが、奴隷制廃止のための合衆国憲法修正第13条を米議会下院で可決させ、南北戦争を終結させるまでの苦闘をリアルに描いた映画です。私も見てきましたが、こういう骨太の映画を、スピルバーグ監督がハリウッドでつくるのですから、アメリカ映画界の懐の深さには感心させられます。
映画の見どころは、何といっても議会での白熱した論戦ですが、その焦点は「いかに3分の2以上の議員の賛成票を獲得するか」です。なんてタイムリーな映画でしょうか。
日本では、自民や維新の会などが、憲法96条の「両院の3分の2以上の賛成で国民投票を発議する」という改憲規定を「過半数」に変えようと主張しています。日本の規定が「世界でも指折りの改正困難な硬性憲法だ」ということを改憲の理由の一つに挙げていますが、アメリカでも憲法改定には上下両院の3分の2以上の賛成に加えて、4分の3以上の州議会による承認が必要なのです。安倍首相は、どんな思いでこのシーンを見ていたのでしょうか。
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