年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

カップラ-メン指数-貧困食・デフレ食指数を考える

2024年05月09日 | 宅老のグチ
 良く外国為替でビックマック指数というのがある。ビッグマック指数(The Big Mac Index:BMI)は、世界的な経済誌『エコノミスト』が、年に2回発表している経済指標です。ビッグマックは世界の多くの国で販売されていますが、材料や調理法などがほぼ共通で、基本的に同じ商品です。そこでビッグマックを基準にして、各国の物価水準や為替相場を比較しようというのがビッグマック指数なのです。  この辺りは日本食が普及しつつあっても、地域に合わせた食を提供するという日本の食企業の様子から、指数にはならない気がする。ただラーメンチェ-ンの一蘭の行列の国際性から、一蘭指数というものが出来るかもしれない。
 あるニュ-スで不景気になると、外食が減り、家庭で作った食事を職場へ持ってゆくのが増える。この様に手取りの収入が減ると貧困者が節約する。そうなると動画で見ることが出来る中国の今の景気状況を表す、ショッピングセンタ-内の飲食店の混み具合で、高級店が閉店していたり、閉店舗が目立っている。さらにサイゼリアのような低価格飲食店が中国でも賑わっている様子が見える。さらに不景気になると自宅での飲食となる。そこで景気分析者がカップ麺の出荷数量が不景気分析に役に立ちそうだという。
 食の世界で軍隊と病院食が一番コストが安いと聞いたことがある。学校給食で補助金を除いた金額は安い。ただ給食を一般向けに出すと、食堂が成り立たない。食は毎日同じものを食べると飽きが来るし、それに食事の後に満腹感があって、食欲が消える。このことが多くの食を生むことになる。
 1ドルが160円になりそうだが、輸入インフレに食の世界は抵抗するように思える。高齢者の運動量の少なさと、基礎代謝カロ-リ-も少ないので、江戸時代のような一汁一菜食に向かう気がする。コメ関連の食材は日本産が多く、為替相場に動かされない。
 国民年金だけの高齢者はどの様なやりくりをしているのだろうか。実質賃金が24ケ月減っているというデ―タでは読めない生きる知恵があるようだ。消費税の発生しない、贈答生活が賃金の格差のある地方で増えている気がする。自給自足と相互の物々交換なら消費税は発生しない。家庭内介護も経済の統計範囲外だろう。
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