つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

公民館短歌会 31

2008-04-23 | 短歌
 upが遅れましたが、雨で肌寒かった先週の木曜日、短歌会を開きました。今年の四月歌会は、花見の歌が目を引きます。次のSさんの作品は、岡本かの子の本歌取りとでもいいましょうか。

大らかに咲ける桜に会ひし今日いのちいっぱい生きむと想ふ Sさん

本歌は、
桜花いのち一ぱい咲くからに命をかけてわが眺めたり  かの子

かの子の息子の岡本太郎の子育てにも話が及びました。写真は名鉄笠松駅近くの桜。4/5撮影。


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8 コメント

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Unknown (コスモス)
2008-04-23 16:32:02
 素人でよく解かりませんが、
大らかに咲ける桜に会ひし今日いのちいっぱい生きむと想ふ 
 は、心にひっそり添うような気がしました。
そして私もそう有りたいと。

 (syozen)
2008-04-23 18:11:48
昨日しだれ桜の郷へ行ってきました。奈良・三重県境に標高1240m余りで樹氷の綺麗な「高見山」(元大相撲の関脇高見山の四股名の由来となった山)があり、その麓の標高600m位の山林約5万㎡に1050本のしだれ桜が植樹されています。植樹を始めてまだ5年で幼木が多く、まだまだ見栄えはしませんが、50年・100年後(すでにこの世には居りませんが)の姿を想像するだけで、楽しくなりました。
桜花いのち一杯咲くからに…の歌に共通のものを感じました。
コスモスさま (matsubara)
2008-04-23 18:20:56
うっかりしているうちにupが一週間遅れてしまいました。桜の歌はやさしいようでむつかしいです。もう昔から歌い尽くされていますので・・・
syozenさま (matsubara)
2008-04-23 21:09:01
高見山の四股名になった山があるとは知りませんでした。しだれ桜の成長が楽しみですね。また写真を拝見したいです。悠々自適の人生を楽しまれていますね。
素晴らしい歌ですね (大五)
2008-04-23 21:10:54
sさんの歌の「大らかに…」のとってもピッタリなことばですね。
洗練されてますね。
大自然のなかでの大らかに咲いた桜のもとで命いっぱい生きていきたい、なんて素晴らしいことでしょう。
大五もそうありたいな。
大五さま (matsubara)
2008-04-24 09:12:37
名古屋からお戻りになったのですね。
またこちらにも来て下さい。
息子さんがこちらにおられ楽しみも多いですね。
花見もあちこちで出来たりして・・・
桜の歌 (oko)
2008-04-24 10:34:03
S様のお歌、拝読させていただきました。
大らかに咲ける桜に充実したご様子が伺われます。
私は昨日23日が歌会でしたが、matsubara様がおっしゃいますように
桜の歌は難しいと思います。
okoさま (matsubara)
2008-04-24 17:00:39
歌を作りはじめた頃は怖さ知らずで桜の歌も詠んでいましたが、この頃からきしだめになってしまいました。
Sさんはキャリアがあるのにどんどん桜を詠まれます。

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