つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

彩雲 12

2016-10-14 | 短歌

 今期も主催者の田中さんから、彩雲41号2016 summerが贈られてきました。夏に届いていたのですが、いろいろあり、紹介が秋になりました。美術館紹介は、箱根彫刻の森美術館。10年ほど前に行きました。ひとつひとつの作品が懐かしいです。その執筆者もまだ行っておられない宮城県立美術館で佐藤忠良記念館にも入りましたし、朝倉彫塑館にも東京にいた25年前に行きました。

主催者田中さんの作品 

店頭に降る陽匂ひぬ海の香もランボウ詩集新訳また買ふ

いかならむ経緯ありしや着ける荷に花なく花の木箱の匂ふ

辿りたる思惟失なへば冥きよりラフマニロフの律浮かびくる

 

 母は、相変わらずの状況です。同じ病屋に声高くものをいう人が入室。ミトンをはめた手を差し出し、私にまで「おばさん、これ外して」と何度も叫びます。これにもかかわらず母はよく寝ているのですが・・・明日からまた部屋替えで、リハビリ病棟に移ります。その老女は看護婦さんに体位を替えてもらう間も、「イタイ・イタイ」と大声で叫んでいました。いろいろな人がいます。

 昨夜は、いわゆる十三夜で本来なら美しい月のはずなのですが、すっかり雲にかかってしまいました。でも何とか雲の切れ目から少しのぞかせました。

最下段は、友人のフランスからのおみやげ。 

 

 

 

十三夜

パリからのおみやげ


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