つきみそう

28年前出版した処女歌集の名

根尾谷断層

2016-10-11 | 岐阜県

 一昨日は、放送大学岐阜学習センターか開始されて25周年記念のイベントがあり、小池戸先生解説の、根尾谷断層見学に出かけました。15年前に行きましたが、指導者のあるなしで、こんなに違うものかと目からうろこのツアーでした。まず行きのバスの中では、大型スーパーを指さし、あれは元は紡績工場であったこと。工場は住宅地に向かない場所に建てられたこと。それは、河川敷。学校なども元はそういう場所が多いらしいです。

 まず、世界的に知られる断層写真の撮影地の高い丘の地点へ。撮影者は帝大教授の小藤氏。下の資料の写真です。これは世界中の地震学者が学会誌で見ている有名なもの。続いて地震断層観察館へ。ここは前に入りましたが、説明が今回はポイントを抑えておられ、学ぶことも多かったです。自分たちで勝手に行ったものとは違います。観察館にある実際の断層の遺構は、世界でここしか見られなくて、世界の地震学者がこの山深い岐阜の地に来ます。個人所有地は掘っても保存が出来ないので、写真を撮って埋め戻されますが、たまたま公有地であったため、永久保存が可能となりました。国指定の特別天然記念物です。

 根尾谷の断層は、濃尾地震がおきた明治24年10月28日AM6:37に発生。7000人ほどの犠牲者があり、マグニチュート8でした。その時6mの断層が出来ました。阪神大震災の断層は2m。どんなに巨大か分かります。マグニチュードの計算方法は断層の面積が関係するようです。80kmX80kmの断層でした。阪神震災はうんと浅いものでした。淡路島にある阪神震災記念館でもそれは確認できました。

 横揺れの証拠の茶畑も、国指定の天然記念物。個人の所有ですが、大切に茶畑は115年管理されていました。直線の茶畑が地震以来うねっています。なお、ここからごく近い所に樹齢1000年と言われる薄墨桜があり、これも国指定の天然記念物。

 帰りのバスの中では、日本で無尽蔵にこれからも発掘できる鉱物は、石灰岩だけということとか、木曽川水系の水は、長良川水系のものより美味しいこととか興味深い話を聞きました。美味しい理由は、花崗岩の中を流れるからとか・・・幸いわが町は木曽川水系から取水。ほっとしました。

 先生は時間励行の方らしく、予定通り5時には帰宅できました。あわてて夕食をすませ、M病院へ。日曜日のため見舞客は多めです。土曜日は2時に行くと、あのカードを貰うための行列です。昨日は祭日でしたが、時間が遅くて少な目でした。 娘と病院でハチ合わせ。リハビリの終わった後でした。

 

上の写真と同じ地点から

左半分のズーム

世界で一か所しかない断層の断面 

うねった茶畑

横ずれ断層の説明板

断層の真上にあった地蔵尊 光背が割れて落ちたため修理

 

 

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10 コメント

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ブラタモリみたいです (峠おやじ)
2016-10-11 10:11:05
いま岐大で濃尾地震の権威は小池戸先生のようですね。昔は村松先生だったようで、偶然仕事上、少しだけ関わったことがあります。
その後、根尾谷断層の本http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002160437-00
を目にして感慨を新たにしたことがあります。
その本に横ずれ茶畑の写真もありました。

根尾は旧徳山に行ったり、何度も訪れています。
断層館は古い施設ではないので、2度入りました。

それにしても先生が地学専門で良かったですね。
ブラタモリばりの解説ではないですか!

スーパーはたぶんマーサのことで、河川敷とは古川、古々川の河川敷のこと。
繰舟橋へ行く道はその自然堤防上につくられた東山道ですからね。
石灰岩は海底由来、花崗岩は火山由来等々。
峠おやじさま (matsubara)
2016-10-11 10:55:58
前回に続いてまた教わりました。
ありがとうございます。
小井戸先生ではなくて小池戸先生だったのですね。
早速訂正しました。

先生にブラタモリ見ておられますか?
と、聞きましたら、即座に返事があり、
「はい、あのタモリは大したものです」
と大層褒めておられました。

そうです。マーサのことです。
おっしゃる通りです。
川の名前そうです。
すごく、お詳しいですね。

根尾へは、薄墨桜のついでに寄っただけで、
茶畑もあの写真の撮影地点も知りませんでした。
Unknown (大五)
2016-10-11 20:22:59
自然の力に脅威を感じました
考えてみれば日本中あちこちに断層が走っているんですよね
お勉強になりました
根尾谷断層見学 (oko)
2016-10-12 09:58:00
専門的な解説の素晴らしい見学会のご様子を詳しくご説明頂き
何度も拝読させて頂いております。

お母様のお見舞をされながらのご多忙にどうぞお疲れがでませんようにご自愛下さいませ。
大五さま (matsubara)
2016-10-12 14:32:25
私も祖母から被害のひどさは60年前に聞いて
いるのですが、忘れかかっていました。
断層は根尾ばかりでなく縦横に走っています。
学問的にこんなに価値があるとは知らなかった
です。
okoさま (matsubara)
2016-10-12 14:37:01
いつもお言葉ありがとうございます。
前からの予定でしたので出かけましたが
有益なツアーでした。

母はほとんど寝ていてうつらうつらしています。
リハビリの時だけ目覚めます。
完全看護ですから任せています。
Unknown (tona)
2016-10-13 10:18:59
そんなところがあったのですね。
私は淡路島のを見に行きました。
あの亀裂を今でも忘れられません。
あと伊豆半島でも見た覚えがあるのですが、場所を忘れました。(この頃ますます忘れてとても困っています)
断層と地震の関係なるほどです。逆に考えていましたので勉強になりました。
Unknown (Saas-Feeの風)
2016-10-13 10:31:58
根尾にこのようなところがあったとは知りませんでした。
薄墨桜を見た程度のことしか、過去には無かったですよ。
いつぞやの地震で田圃がずれたというテレビ報道を見たことを思い出しました。
地震とは凄いエネルギーであることがよくわかりますね。
tonaさま (matsubara)
2016-10-13 18:55:59
岐阜の人は誰でも知っているのですが
世界的にも珍しい遺構だと知っている人は
少ないと思います。私も世界に一つしかない
遺構とは初めて知りました。

前はそれほど見学客はなかったのですが
阪神震災の後、急に人が集まるように
なりました。
100年も忘れられていたのです。

断層が先で地震があとなのに最初に文部省の
作った教科書が誤記され今日に至りました。
Saas-Feeの風さま (matsubara)
2016-10-13 19:02:31
風様は関西で学校生活を送られていますので
ご存じないと思います。
何しろ岐阜の山深いところの遺構ですので・・・

薄墨桜のついでに寄る人が多いです。
実は私たちもそうでした。桜以外の季節に来る人は
地震学者だけです。

風様も阪神震災で地震の脅威を体験されましたね。
直後にご自宅に帰られて・・・

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