雨曇子日記

エイティライフの数々です

私の大晦日

2015-12-31 18:54:18 | 柏(大津川流域)を歩く

2015 年の大晦日は、朝から失敗続きだった。

煮物に挑戦したが、里芋を煮崩してしまい、蒟蒻を薄く切りすぎて形の悪いねじり蒟蒻にしてしまった。

 

最大のチョンボは、午後四時からと思っていた神社の大祓。実は、午後三時からで、神社に着いたらもう終わっていた。

 

             

             

             

     

 

神主さんに「大祓詞」(おおはらへのことば)の抜き刷りを頂いて、帰り道でその言葉を唱えました。

 

     「今日より始めて罪という罪は在らじと。

     祓(はら)へ給(たま)ひ清め給ふ事を天つ神国つ神八百万神共に聞こし食(め)せと

     恐(かしこ)み恐(かしこ)み白(まを)す」

 

             

             

 

             

             


どこか不安な 2015 年 (私の行く年くる年)

2015-12-30 14:47:26 | エッセー

世界のテロ事件が、平和憲法を持つアジアの島国ニッポンにも影響を及ぼし、何かと不安を感じさせる一年でした。

それと、異常気象。 7 ・ 8 月で 35 ℃ 以上の猛暑日が 11 日あって、部屋にいても熱射病にかかるほどでした。

9 月 9 日には台風 18 号がもたらす大雨で鬼怒川の堤防が切れ茨城県常総市に大水害をもたらしました。当日の新聞記事は「溢れた水が 2 階の屋根にまで達し、ヘリで 191 人が救助され、なお 1000 人以上取り残されている」と状況を伝えました。

鬼怒川温泉を上流に持ち、千葉県・茨城県境を流れる利根川に、利根運河あたり、千葉県野田市と柏市の境あたりで合流する鬼怒川、親しみを持ちこそすれ、決して恐ろしくは感じない川でした。

それが、大災害をもたらしました。 いまだ被災をかかえ越年せざるをえない皆様、心からお見舞い申しあげます。

 

さて、2016 年 平成 28 年 丙申歳が目前です。

“元旦や冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし”

年年歳歳この歌の心が身に染みて参りますが、命のある限り、賑々しく、言いたいことは 1/2 ほどは言い、見たいもの(TBS ドラマ「赤めだか」は面白かった)は見て、食べたいもの(ステーキ)は少し控えて食べ、楽しく過ごしたいと思います。


水神山古墳~前原古墳へ

2015-12-28 11:29:08 | 我孫子さんぽ

     

 

高野山香取神社の東方 100 m にあるのが、全長 63 m 最も高い部分が 5 m の前方後円墳“水神山古墳”です。

 

             

             

 

発掘調査が行われたのは昭和 40 年ですが、説明板は平成 22 年 2 月です。学説の進展もあるでしょうから時々説明をリニューアルして下さるのはありがたいことです。

 

             

                   (周濠が認められた北側部分) 

             

                          (後円部)

 

5 C 後半の築造と推定され、現在我孫子で見ることのできる、最古で最大の古墳だそうです。

手賀沼北岸の台地の南のヘリで、眼下に手賀沼を望みますが、北側は古墳ぎりぎりに住宅が迫っています。その住宅の道を東に 200 m  ほど進むと、 2015 年 にオープンした“高野山桃山公園”に出ます。

この公園の中に、1 辺が約 15 m の方墳があります。

 

     

     

     

             

 

水神山古墳より 100 年前の古墳とありましたが、埋め戻されているので、古墳そのものは見ることはできません。

この発掘調査は、平成 21 年 2 月に行われたそうです。

 

              

             

 

この手賀沼を支配した豪族の墓だそうですよ。

 


我孫子市高野山の香取神社

2015-12-27 19:04:52 | 我孫子さんぽ

             

 

我孫子市高野山(こうのやま)にある香取神社です。

鳥の博物館の前を東に 200 m ほど進んだところにあります。

 

             

                   (我孫子市立鳥の博物館)

     

     

 

50 余段の石段を丁寧に掃きおろしている M さんに会いました。

お住まいは我孫子駅前で、徒歩で来て週 3 回は掃除をなさっているそうです。もう、 20 年以上続けていらっしゃると聞き、えらい人だと思いました。

うっそうと茂る木々の下、庚申塔がずらりと並ぶ参道がきれいに掃き清められていました。

 

             

             

             

             

 

百庚申の列から離れ、独立して立っている庚申塔に注目しました。

 

             

             

 

文化 4 年(1807 )丁卯(ひのと う)・文化 10 年( 1813 )癸酉(みずのと とり)の2 基が並んでいましたが、特に文化 10 年のものは青面金剛像の彫りが緻密ですばらしいと思いました。

社殿の奥にはもっと古い庚申塔が 2 基ありました。

一つは元禄 12 年( 1699 )己卯( つちのと う )他は万治 2 年( 1659 )己亥( つちのと い )です。

 

             

     

     

 

我孫子市、柏市の中でもこれ以上古い時代の庚申塔は滅多にみられません。

 


水の館(やかた)

2015-12-26 18:57:43 | 手賀沼  冬

     

 

県道船取(ふなとり)線が手賀沼に架かる“手賀大橋”を渡ると我孫子市です。

 

     

                                 (我孫子高校グラウンド)

 

道路の東側は“親水広場”で、 25 日の朝日新聞千葉版で報道された「竹灯篭のイルミネーション」が設置されていました。

 

             

             

 

その先に建つ“水の館”は、本年度 6 月ごろから、管理が千葉県から我孫子市に移りました。

 

     

 

外観も、内部もほとんど同じですが、開館日は金~月で、中 3 日が休館日となりました。

癒し系の静かな音楽を流れているところも変わった点です。

展望室はドリンクの自販機が撤去され、風景の説明写真がリニューアルされました。

 

     

     

     

             

 

 2 F に「休憩コーナー」ができ、自販機が置かれたのは大歓迎です。

大きな窓ガラス越しに手賀沼の風景を眺める気分はサイコーです。

 

     

     

     

     

             


80 代の自覚  ②

2015-12-25 20:20:20 | エッセー

自分では気づいていないものの老いは確かに進行している。

過日自宅の階段で足を踏み外して 3 段ほど滑り落ち右ひざを強打した。以前なら、「いたーっ」で済んでしまうところだが、今回は、その夜寝返りができないほどの痛みが襲ってきた。(ヤバイ)

 

「親指と人差し指で輪を作りふくらはぎの一番太い部分を囲む」

これをやってみると、隙間こそできないものの、余裕で囲い込むことができる。(ヤバイ)

筋力や活動が低下している状態(フレイル)につき進んでいるのか?

   1. 体重が減少

   2. 歩行速度が低下

   3. 握力が低下

   4. 疲れやすい

   5. 身体の活動レベルが低下

上記 3 つに該当するようだと要注意。要介護の一歩手前状態が懸念されるそうだ。(ヤバイぞ、ヤバイぞ!)

 

 80 代に合ったトレーニングを見つけて、さっそく取り組まねばなるまい。


80 代の自覚

2015-12-24 09:09:43 | エッセー

手帳などの巻末にある「満年齢表」を見ると(見なくてもいいのだが)昭和 10 年生まれの私は、 2015 年の時点で満 80 歳だ。

世紀の数え方は、1 ~ 100 年が 1 世紀、 101 ~ 200 年が 2 世紀、だから、80 歳の私はまだ 70 代。そう自分自身に思い込ませていたが、あるときふと、誕生日を過ぎれば、その瞬間からカンマ以下の数字がついていくのだからすでに 80 代に突入しているのだと気付いた。

最近 TV などで死亡が報じられる有名人のほとんどが 80 代。有名人でなければ 80 代では死なないということではないから、この先、生き続けていくためには何か心がけることがあるはずだ。

 

まず最初に、「自分はいつ死んでもおかしくない 80 代」であることの自覚。

そう書きながらも、「おまえはどの程度自覚しているのだ」と問いかけてみるとまだそれほど切実感はない。しかし、程度問題はさておいても、この現実を受け止めることから始めたいと思う。


柏・戸張地区を歩く

2015-12-22 19:36:26 | 柏(大津川流域)を歩く

                          

 

大津川が手賀沼に注ぐ河口西岸一帯は、柏市戸張です。

今は、ひっそりしたたたずまいですが、昔は河岸があって繁昌していたそうです。

寺に寄ってみました。

 

     

             

 

銀杏はすっかり葉を落としていましたが、榎の黄葉はまだ残っていました。

斬新な寺の建物に対して境内の石仏・如意輪観音像は、延宝 4 年 ( 1676 )とありましたから昔からの寺であることがわかります。

 

             

             

             

             

             

             

 

この石仏は十九夜講の月待塔と思われますが、主尊如意輪観音の足のあたりに手が出て、珠のようなものを握っているところが変わっていて、珍しい造りだと思いました。

 

寺から、少し西に行ったところに最近できたらしい公園がありました。

“知る人ぞ知る”の公園です。

 

     

              

              

              

                    (南東の方向に手賀沼を望む)

              

 

ベンチで一人日なたぼっこをしていた、五島列島の人と小半時世間話をして帰りました。


ブラッセリー ペイネのランチ

2015-12-21 19:53:24 | 柏(アーバンパークライン沿線)を歩く

増尾駅前ほのぼの商店街にあるフレンチの店“ペイネ”で友達とランチをとることになりました。

 

             

 

東武アーバンパークライン増尾駅で友達を待っていると、向島の M 君が来ました。

しばらくして、新小岩の Y 君、小岩の K 君が到着しました。

 

             

             

 

ほのぼの通りを歩いていく途中、街路樹の切り株の“ひこばえ”を観察しました。ネズミモチのようです。

 

             

     

 

料理店に入ると、現在東京虎の門のレストランで修業中の 2 代目さんが笑顔で迎えてくれました。

 

             

 

特選牛フィレランチ(2800円税込)を注文しました。

 

             

             

             

                         (オードブル)

     

            ( ステーキ )                     ( カブのスープ )

             

               ( 特注のチーズの盛り合わせ )

             

                        ( デザート )

             

 

ワインとランチに満足し「柏の食文化もなかなかのものだろう」と友達に自慢してしまいました。

 

 

 

             


大津川の鳥たち

2015-12-20 18:23:28 | 柏(大津川流域)を歩く

手賀沼南岸の村を通り、JR柏駅に向かう県道 51 号線が大津川を渡る“中の橋”に来ました。

橋の上から水面をのぞくと、オオバンが近寄って来ました。

 

             

             

             

             

 

オオバンは我孫子市の鳥ですが、ここでよく見られます。

クイナ科の鳥で足に水かきがありません。

 

こちらは、コブハクチョウ。皇居とかどこかの公園で飼育されていた鳥が台風の時などに手賀沼に飛んできて、繁殖したのです。

くちばしの色が薄いのは今年生まれた若鳥です。

 

             

             

             

             

 

コガモ、カイツブリ、バンなども見られました。

 

             

             

             

                      (コガモのオス)

             

                 (手前がバン、その先にカイツブリ)

             

               (白っぽいのはカンムリカイツブリかと思います)

 

ハシボソガラスの大群が空に舞い、その影が水面に映っています。

 

             

             

 

手賀沼の鳥は、「我孫子市鳥の博物館友の会」のホームページのリンク欄にある、「鈍射犬棒撮鳥控」を開いていただくと、ルリビタキ、カシラダカ、ミコアイサ、ハヤブサ、オオジュリンなどなど、詳しく見ることができます。