雨曇子日記

エイティライフの数々です

送り大師今も盛況

2013-10-30 17:31:09 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

     

             


10月29日朝日新聞千葉版で大いに報道された、柏市郷土資料館の企画展。
「送り大師」といわれる県内最大級の札所めぐりの行事。その様子を、古文書や写真、装束などで紹介した展示です。


     

             


柏市郷土資料館は、柏市沼南庁舎(旧昭南町役場)の一角です。


     

     


入り口に展示されている木彫の作品が目を惹きます。


     

      
       (ケヤキ一木からの作品です)


さて、送り大師です。


     

     


送り大師の行列は「南無大師遍照金剛」と書かれた幡を翻し法螺貝を吹き遍照金剛を唱えながら進みます。
札所は、柏・鎌ヶ谷・松戸・白井の4市にまたがり、毎年、5月1日~5日の5日間で、約80キロを歩きます。

平成26年度の「結願区札所」は、柏市塚崎の寿量院です。この寺を出発し、この寺に戻るのです。
寿量院を訪ねました。


             

     

     


弘法大師の御影の納められた笈が、本堂に安置されていました。


             
                  (本堂)

             
                  (本堂の合天井)

             
                  (大師の御影を納めた笈が正面左手に見られる)


オナモミ&数珠球(ジュズダマ)

2013-10-28 18:13:11 | 柏(大津川流域)を歩く

             


10月28日(月)今朝は千葉北西部も10度をきる冷え込みよう。
陽が高くなった午前中、散歩に出てアメリカセンダン草の向こうにオナモミの群生を見つけた。


             

     

             


先端のとげが、昆虫の触覚のようだ。


             

             


また、田に沿った水路わきで、数珠球(ジュズダマ)を見つけた。


     

     


「実の中から雄花の穂が出る詩的な草」と野草の本にあったが、その、詩的というのは、私には分からない。「そんなもんかなあ」という程度。(野草の本・アポック社)

数珠(じゅず)やお手玉に使う実は、小ぶりだが艶があって美しい。


             



公立の小中一貫校

2013-10-24 12:07:49 | つれづれ
             


この記事の“一貫校”に引っかかった。「どこかで見たなあ」

つくば市洞峰公園散策で見たこのプレート。


     


「つくば洞峰学園」をネットで見ると、つくば市の施設分離型小中一貫校で、市立矢田部中学校を中心に、小野川小学校、二の宮小学校、東小学校の統合体だ。


     


市内最大の洞峰公園の洞峰沼から、洞峰=同朋 “同じ志をもって共に歩む仲間”という意味を込めた命名。(HPより)
だから、“洞峰学園”という校舎はない。「上記の3つの小学校、1つの中学校が一貫した教育の下に同志として歩む」ということらしい。


新聞記事によると、100校の一貫校のうち半数は、統廃合計画から生まれた。
例えば、宮崎県都城市立笛水小中学校は、小学部児童13名、中学部生徒8名の規模。

いろいろな、ニーズから生まれた小中一貫教育は、まだまだ模索の段階と言えそうだ。

牛久・ポケットファームどきどき

2013-10-20 11:09:43 | 関東の小都市歩き

     


JA全農いばらきの家庭レストランに再度挑戦です。
1500円の値打ちのあるバイキングランチにするぞ、オウ!

というわけで、まず取って来ました。


     
                              (緑の液体は桑の茶)


つぎに、メインとして麦飯&とろろをゲット。


     


最後は、フルーツ、アイスクリーム&珈琲・お茶。


             


レストランを出ると、なにやら賑やか。


             

     


ロックバンドのリーダーはこの店の店長さん。メンバーは高校時代の仲間だそうです。


             


こちらには、“筑波よさこい”のメンバーがスタンバイ。


             


4つのグループがそれぞれ競演。


             

             

     

             


最後は合同で、元気いっぱいのしめくくり。


             


村祭り

2013-10-19 16:51:52 | 柏(大津川流域)を歩く

     


千葉県柏市塚崎にある神明社は、伊勢神宮内宮を総本社として全国に5千とも2万とも言われる支社の一つで、伊勢の方向を向いて建っています。

10月17日は秋祭り、社前に翻る大幟は全長16m、幅1.8m、文化4年(1807)より引き継がれたものだそうです。


     

             


改装された石段を上ります。
鳥居は江戸時代の領主本多正珍寄贈で、宝暦7年(1757)のものです。


             

     


神楽殿では、これも歴史の古い十二座神楽が上演されていました。


     

             

     
     (アメノウズメノミコトの舞)

             

             

             

             


寛文9年(1669)には演じられていたことが、今も残る手洗鉢から伺い知れます。


     


石垣に刻まれた寄付者に、松戸宿の商店の名が!


             
                (一朱は一両の1/16 1万円弱というところでしょうか)


ささやかな祭礼ではありましたが、本日はお日柄もよく・・・
   ♪村の鎮守の神様の
    今日はめでたいお祭り日♪
で、ありました。


             


手賀川コブハクチョウ一家の杞憂

2013-10-18 09:38:53 | 手賀沼  秋

             

             


手賀沼東端曙橋の水門を越えると手賀川で利根川に流れます。
10月16日の台風26号で、水かさはぐんと増えています。


             


葦の茂みに住んでいるコブハクチョウ一家、親鳥と6羽の子ども。(体は大きくとも彼らは子ども)


             

             

             

             

             


「どうやら風も収まったようだ。ひとつ土手に上がって、様子を見てみよう」父鳥が言って土手に向かいます。


             

             

             

               

             

             

             

             


ところが、どうでしょう。
「こわいよー、こわいよー」
土手に上がったとたん、子どもたちがこわがりました。


             


まるで、雛に戻ったように、親鳥の周りに集まってうずくまってしまいました。


    

     


「あんな台風は初めてだったから、無理もないわね」
母鳥が言って、また川に戻ることにしました。


            


「こりゃあ立ち直るまで、時間がかかりそうだぞ。いい経験ではあったが」父鳥は尤もらしく一人頷きました。

  
            


しかし、心配は杞憂に終わりました。
翌日は朝から好天気。子どもたちは嵐のことはすっかり忘れた様子です。


            
               (手前は子ども、白い羽の2羽が親鳥)

            


増水の手賀沼

2013-10-17 09:38:27 | 手賀沼  秋

             

             


関東地方に大雨をもたらした台風26号の勢いがようやく収まった10月16日の午後、手賀沼東端の曙橋に来ました。
東の空は明るく晴れ間が見えますが、黒い雲が残り強い北西の風が吹いています。


             

             

             


予想通りかなりの増水です。(収穫の後の田でよかった)


    

             

             

             

    

    


堤防の上に作られている“緑道”は、さすがに健在です。


    

             


強風との闘いのあとも生々しいコブシの木です。


             

    


筑波山が「手賀沼くん、お疲れさん!」と遠くから呼びかけているようです。


             

今回の台風で被災された方々に心からお見舞い申しあげます。


運動会

2013-10-16 09:33:02 | うまいちゃん
うまいちゃんの小学校では、赤、白、緑に分かれて得点を競います。
うまいちゃんは赤組です。

1年生は、ダンスが終わって“アイデア走”が始まりました。
少し走ってカードを拾い、その指示に従うのです。
うまいちゃんのカードには「おそうじ」と書いてありました。「机を雑巾で10回ふく」のです。
すばやくふいてゴールすると、1着でした。

50M走は3着でした。
でも、力いっぱい走りました。

6年男子の7段のピラミッドは見事なできばえで大拍手でした。

そして、最後のリレー。
うまいちゃんが声をからして応援した赤組が勝ち、総合得点がトップになって赤組優勝です。
バンザーイ! バンザーイ!
うまいちゃんはとびはねて喜びました。

その日の夕飯の時、お兄ちゃんが言いました。
「50M走は、力が入り過ぎたんだよ。もっと肩の力を抜かなくっちゃあ」
お兄ちゃんは、自分が陸上の朝練習で注意されたことを思い出したのです。

でも、うまいちゃんは、いつになく素直にうなづきました。
お兄ちゃんが本気になって応援してくれていると分かったからです。

「お兄ちゃん、来年ピラミッドがんばってね」
うまいちゃんは、早くも来年の運動会を思っていました。


清水公園のコスモス

2013-10-14 17:11:05 | 関東の小都市歩き

             


「突然変異により誕生した初の黄色のコスモスでイエローキャンパス」と説明にありました。

ここは、野田市清水公園の花ファンタジア。


             


コスモスフェスタ2013は、10月12日(土)~20日(日)で、特別料金400円です。

道端のコスモスとは一味違ったコスモスが絨毯を敷き詰めたように咲いています。


             

             

             

             

             

             

             

             

             
お馴染みのコスモスに出会うとなぜかほっとします。


             

             


マリモのようなコキア(ほうき草)や、地元中学校吹奏楽がフェスタを盛り上げていました。


     

             

             


10月12日 鎌ヶ谷市民まつり

2013-10-13 12:56:35 | 関東の小都市歩き

             


夏祭りだった鎌ヶ谷市民祭りは、39回目の今年から秋に行われることになった。
ここは、東武野田線新鎌ヶ谷駅前。


             


正午ごろ、39年前には勿論無かった立派な大通りでは、さまざまなパレードが行われていた。


             

             

             

             


この新興の街の子どもに、ふるさとの意識を持たせたいとの大人たちの願いだ。
勿論、大人も楽しむ。


             

             

             

             


今日のお祭りのメインは、福島県相馬地方の「相馬野馬追い」の騎馬武者行列。(復興支援という狙いもある)


    


明治2年、幕府の牧場だったこの地を開拓し「初富」という村を作った先人たちが、神社を建てた。
その稲荷神社のあたりにも、武者行列を待ち構える人々がいた。


             


             

             

             


出発が遅れていたので、スタートの貝がら山公園まで来た。
いよいよ騎馬行列だとはりきったら、「チップが入っていない」と表示がでた。パソコンに入れっぱなしだったのだ。(ガクツ)

12騎による甲冑姿の武者は、旗指物をつけゆっくりと進んでいった。
さすが、「国指定重要無形民俗文化財」を感じさせる、絵巻物から抜け出たような優雅なパレードだった。