ターミネーターNEO

（原題：REPTILICANT）
【2006年・アメリカ】DVDで鑑賞（★☆☆☆☆）

人類を抹殺するために送り込まれたエイリアンと人類の戦いを描いたアクション映画。

FBI 捜査官のライアン・ムーア（ゲイリー・ダニエルズ）は、アルカトラズ島で発生した奇妙な事件を捜査するために島へ降り立つ。10人の死者と大量のダイヤモンド。そしてただ一人の生存者ダニー・マイルズ（ティナ＝デジリー・バーグ）。赤毛の美女ダニーは、ライアンの取り調べに対して、ポツリポツリとアルカトラズ島で起きた出来事を語り出す。
トレジャーハンターであるダニーは、祖父（ブランドン・エリクソン）からアルカトラズ島に隠された2000万ドルのダイヤモンドの話を聞き、仲間たち－－キュー（デジ・シン）、ドミンゴ（ベン・スワロフスキー）、スプライ（ジェイソン・スコット・ジョンソン）、J.J.（ダリル・フィネス）、ベクスター（ニータ・キム）、メルヴィン（ポール・ダルゴ）－－と共に島を制圧する。しかし、そこへ現れた未知の生命体によって、仲間たちは次々と殺されていく…。



…ふぅ。
何でこれを「ターミネーター」に便乗パクリさせようとしたんだろう？
そんな要素皆無なのに。
どっちかといえば、「エイリアン・プリズン」や「プレデター・プリズン」といった邦題の方が、まだしっくりくるかな？



重火器を一切寄せ付けない硬質の皮膚に覆われ、変幻自在に姿を変えるモンスターに襲われていく恐怖。
そういうのが描かれていくべきハズなのに、まったく緊張感や緊迫感が感じられない。
俳優自体はそんなに悪くない演技をしてるんだけど、これはカメラワークが問題なのかな？
気がつくと、幼稚園のお遊戯会を見る優しい眼差しになっておりましたww。
こういうのは低予算とかそういう問題じゃないよね。

それにしても…。
重火器がまったく通じないモンスターに対して、ダニーは手に入れたダイヤモンドを弾丸に仕込み（そんなことができるのか？）モンスターを撃つが、やっぱり効き目無し。
それなのにそれなのに。
モンスターと対峙したライアン捜査官。
手に巻いた布切れにダイヤモンドをのり付けし、銃も効かないモンスターを殴る殴る殴る！
殴り倒しちゃいました（笑）。
そこだけは失笑させていただきました♪

監督・脚本はデシ・シン。

Reptilicant trailer

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