(原題:RATATOUILLE)
【2007年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
ピクサーの最新作は、料理好きのネズミが主人公。
そんなレミーが料理の苦手な見習いシェフのリングイニと出会い、傾きかけた天才料理家のレストランを復興させていくハートフルなストーリー。
フランスの片田舎に住んでいるネズミのレミー(声:パットン・オズワルト)は、天才的な嗅覚と味覚を持っており、いつの日か一流のシェフになることを夢見ていた。愛読書は、フランス料理界の偉大なる名シェフのグストー(声:ブラッド・ギャレット)が著した『誰でも名シェフ』。特にグストーの【真の情熱さえあれば誰でも名シェフになれる】という言葉が、叶わぬ夢を抱くレミーをいつも勇気づけていた。ある日、食いしん坊の兄エミール(声:ピーター・ソーン)と、人間のキッチンに忍び込んだレミー。そこで、尊敬しているグストーが死んでしまったことをテレビのニュースで知る。レミーはショックで呆然としてしまうが、その姿を家の主人に発見されてしまう。ネズミを退治するために猟銃を持ち出した家の主人。やっとの事で逃げ出すことに成功するが、レミーは愛する家族と離ればなれになってしまう。逃げ出すときに持ち出した『誰でも名シェフ』を見ながら途方に暮れるレミー。すると目の前にグストーの幽霊が現れて、レミーをあるレストランへと導いていく。そこはグストーが営んでいたレストラン【グストー】だった。この【グストー】でゴミ処理係として働くリングイニ(声:ルー・ロマーノ)は、うっかりと店の大事なスープを台無しにしてしまう。その一部始終を見ていたレミーは、ゴースト・グストーに言われるままにスープの味を調え始める。グストー亡き後、料理長を務めるスキナー(声:イアン・ホルム)は、ゴミ処理係のリングイニが料理をしていることに腹を立てるが、そのスープが客に大好評。一端はクビになりかけたリングイニだが、グストーのレシピを守ることに生きがいを感じている女性シェフのコレット(声:ジャニーン・ガロファロー)の取り成しで、事なきを得る。そんな騒動の中、レミーはスキナーに見つかり、捕まってしまう。ネズミが厨房にいるなどと知られたら、レストランは営業停止になってしまう。レミーを始末するよう言いつけられたレングイニは、レミーが人間の言葉を理解できることを知り、ある計画を思いつく。かくしてレミーとリングイニは、脅威のコンビネーションを発揮して、パリ一番のシェフを目指すことになる…。
年に一度のピクサー作品です。
監督は「アイアン・ジャイアント」「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード。
毎回ピクサーのCGアニメは、感心するような技術が用いられています。
今回の見どころは、美味しそうに見える料理の数々。
シェフを志すレミーは、2本足で行動する。
食べ物を扱う手を地面に、付けて汚すわけにはいかないという徹底ぶり。
観ている内に、このネズミが可愛く思えてきてしまうのが、ピクサー・マジックですねぇ。
料理の才能が皆無のリングイニ。
そのリングイニがどのようにレミーとコンビを組んで、料理を作っていくかというのも見どころのひとつ。
ほほう、そう来ますか。
この物語の悪者であるスキナーは、料理の味を大事にするグスト-と違い、グストーの名前を使って一儲けを企んでいる。
自分の地位を脅かすリングイニに疑惑の目を向け、その行動を執拗に監視する。
かつては【五つ星】として栄華を誇っていたグストーのレストラン。
しかし、フランスで最も権威ある料理批評家のイーゴ(声:ピーター・オトゥール�)の酷評によって、【四つ星】に降格してしまう。
イーゴがこの物語のキーパーソンとなってくる。
原題の「RATATOUILLE」(ラタトゥーユ)は、南フランスの野菜の煮込み料理。
物語が進むにつれ、このタイトルが持つ意味が解明されていく。
邦題の「レミーのおいしいレストラン」も悪くないタイトルだけどね。
監督はブラッド・バード。
ちなみにピクサー作品といえば、本編前に上映される短編アニメも楽しみのひとつ。
今回は、アブダクションの試験を受ける宇宙人のお話「LIFTED」。
台詞は一切無し。
ショートコントのような笑える展開がグー!
2007年7月28日公開
公式HP:レミーのおいしいレストラン
【2007年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
ピクサーの最新作は、料理好きのネズミが主人公。
そんなレミーが料理の苦手な見習いシェフのリングイニと出会い、傾きかけた天才料理家のレストランを復興させていくハートフルなストーリー。
フランスの片田舎に住んでいるネズミのレミー(声:パットン・オズワルト)は、天才的な嗅覚と味覚を持っており、いつの日か一流のシェフになることを夢見ていた。愛読書は、フランス料理界の偉大なる名シェフのグストー(声:ブラッド・ギャレット)が著した『誰でも名シェフ』。特にグストーの【真の情熱さえあれば誰でも名シェフになれる】という言葉が、叶わぬ夢を抱くレミーをいつも勇気づけていた。ある日、食いしん坊の兄エミール(声:ピーター・ソーン)と、人間のキッチンに忍び込んだレミー。そこで、尊敬しているグストーが死んでしまったことをテレビのニュースで知る。レミーはショックで呆然としてしまうが、その姿を家の主人に発見されてしまう。ネズミを退治するために猟銃を持ち出した家の主人。やっとの事で逃げ出すことに成功するが、レミーは愛する家族と離ればなれになってしまう。逃げ出すときに持ち出した『誰でも名シェフ』を見ながら途方に暮れるレミー。すると目の前にグストーの幽霊が現れて、レミーをあるレストランへと導いていく。そこはグストーが営んでいたレストラン【グストー】だった。この【グストー】でゴミ処理係として働くリングイニ(声:ルー・ロマーノ)は、うっかりと店の大事なスープを台無しにしてしまう。その一部始終を見ていたレミーは、ゴースト・グストーに言われるままにスープの味を調え始める。グストー亡き後、料理長を務めるスキナー(声:イアン・ホルム)は、ゴミ処理係のリングイニが料理をしていることに腹を立てるが、そのスープが客に大好評。一端はクビになりかけたリングイニだが、グストーのレシピを守ることに生きがいを感じている女性シェフのコレット(声:ジャニーン・ガロファロー)の取り成しで、事なきを得る。そんな騒動の中、レミーはスキナーに見つかり、捕まってしまう。ネズミが厨房にいるなどと知られたら、レストランは営業停止になってしまう。レミーを始末するよう言いつけられたレングイニは、レミーが人間の言葉を理解できることを知り、ある計画を思いつく。かくしてレミーとリングイニは、脅威のコンビネーションを発揮して、パリ一番のシェフを目指すことになる…。
年に一度のピクサー作品です。
監督は「アイアン・ジャイアント」「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード。
毎回ピクサーのCGアニメは、感心するような技術が用いられています。
今回の見どころは、美味しそうに見える料理の数々。
シェフを志すレミーは、2本足で行動する。
食べ物を扱う手を地面に、付けて汚すわけにはいかないという徹底ぶり。
観ている内に、このネズミが可愛く思えてきてしまうのが、ピクサー・マジックですねぇ。
料理の才能が皆無のリングイニ。
そのリングイニがどのようにレミーとコンビを組んで、料理を作っていくかというのも見どころのひとつ。
ほほう、そう来ますか。
この物語の悪者であるスキナーは、料理の味を大事にするグスト-と違い、グストーの名前を使って一儲けを企んでいる。
自分の地位を脅かすリングイニに疑惑の目を向け、その行動を執拗に監視する。
かつては【五つ星】として栄華を誇っていたグストーのレストラン。
しかし、フランスで最も権威ある料理批評家のイーゴ(声:ピーター・オトゥール�)の酷評によって、【四つ星】に降格してしまう。
イーゴがこの物語のキーパーソンとなってくる。
原題の「RATATOUILLE」(ラタトゥーユ)は、南フランスの野菜の煮込み料理。
物語が進むにつれ、このタイトルが持つ意味が解明されていく。
邦題の「レミーのおいしいレストラン」も悪くないタイトルだけどね。
監督はブラッド・バード。
ちなみにピクサー作品といえば、本編前に上映される短編アニメも楽しみのひとつ。
今回は、アブダクションの試験を受ける宇宙人のお話「LIFTED」。
台詞は一切無し。
ショートコントのような笑える展開がグー!
2007年7月28日公開
公式HP:レミーのおいしいレストラン
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かなり気に入っちゃった^^
今年のベスト5には入りそうだなぁー♪
グストーゴーストも可愛かったし、
スキニー料理長も笑えたし、評論家の言葉にはぐっとくるしで
大満足☆
本編前の短編、そういえばセリフなしでしたね~。
今のところピクサーにハズレなしですね。
ほんとキャラクターを作るのが上手いところです。
でも今回はグッズ系にはちょっとハマらないかも~?
私は上手い邦題だと思いました。
原題はストレートでしたしね。
「おいしいレストラン」とは、あ、そういう意味か、徐々にわかる仕組みが気に入ってます。
ダイハードを抜いただけありましたね(笑)
やっぱりキャラクターグッズいろいろ出てきましたね。でも、映画の中のレミーにはやっぱり及ばないかな。
いつもは変な邦題にブツクサ言うともやですが、この邦題は大城委付け方で感心しました。
ただTVCMはちょっと頂けないですね。
ネズミと人間がどうやってコンビを組んで料理をするのかが、サプライズな部分だと思うんですけど、それをTVCMでは見せちゃってますからねぇ。
あれはイカン、うん。
グッズといってもやっぱりネズミですからねぇ。
ネズミランドの人みたいに可愛くないし(笑)。
こういうのって難しいんでしょうね。
なかなか面白かったですね~
子どもと鑑賞しましたが、正直に言って、子どもより私の方が喜んで観ていました。
ただ、ネズミがウジャ~~~のシーンでは・・・流石に気持ちが悪かったですが(汗)
それから、あの短編には笑わせて貰いました。
もう一回観たいくらい気にいちゃった♪
>子どもと鑑賞しましたが、正直に言って、子どもより私の方が喜んで観ていました。
お子さん大喜びだったんですね。
良かった良かった。
劇場鑑賞券が当たったので、今度吹き替え版を観てこようと思ってます~。
ピクサー映画は何回観ても面白いですからねぇ。
アニメ作品はあまり見ないので、最初の短編が本編とどう繋がるのか理解に苦しんでいました(笑)
ピクサー作品にはお約束のオマケなんですね~。
この短編が思いのほか楽しくて、ある意味本編よりもすごいと思いましたよ~。
ピクサー映画で初めて短編を観たとき(「トイ・ストリー2」だったかなぁ?)は、ともやもちょっと面食らいました。
これは新作の予告編?
何なの?って。
個人的にはコインを奪い合う大道芸人の話(「Mr.インクレディブル」での短編だったかしら?)が好きです~!