ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ワールド・トレード・センター

2006年11月09日 | 映画(わ行)
(原題:WORLD TRADE CENTER)
【2006年・アメリカ】試写会で鑑賞(★★★☆☆)


2001年9月11日に起きた同時多発テロを題材にしたヒューマン・ドラマ。

2001年9月11日、午前8時40分過ぎ。旅客機の機影がマンハッタン上空を横切った。やがて巨大な地響きが起き、ニューヨークのシンボルともいえる世界貿易センタービル北棟にアメリカン11便が、そしてユナイテッド175便が南棟に激突した。港湾局警察官(PAPD)のジョン・マクローリン(ニコラス・ケイジ)とウィル・ヒメノ(マイケル・ペーニャ)は、同僚とともに現場に急行する。あまりの惨状に呆然と立ち尽くすジョンたち。しかし、ジョンは意を決して部下3名を引き連れてビルの内部へ遭難者の救出に向かう。その時ビル全体が崩壊を始め、ジョンとウィルは瓦礫の下敷きになってしまう。互いの姿は見えなかったが、彼らは互いに励まし合いながら救助を待つことにする。2人の無事を祈る家族。二次災害を恐れずに、瓦礫の下に埋もれた彼らを救い出そうとする海兵隊員・消防士・警官たち。絶望的な状況の中でジョンとウィルは、希望の光を信じ続ける…。



これも2ケ月位前に観た作品ですね。



冒頭で描かれる世界貿易センタービル崩壊シーンは、当時に事件を思い起こさせるほどの迫力。
撮影にあたっては、ニューヨークとニュージャージーの港湾局警察が全面的にサポートし、ポート・オーソリティのバス・ターミナルでの初の撮影許可や、小道具に至るまで港湾局から協力を得たりしたそうだ。
また、グランド・ゼロでの救出シーンは、実際の警察官や消防士がエキストラとして出演している。







主人公であるジョン・マクローリンを演じるのはニコラス・ケイジ。
実話なので茶々を入れてもしょうがないのだが、勇敢に遭難者の救出に向かうのだが、一人も救出しないうちに生き埋めになってしまうんですよね。
あの事故の中で果敢に遭難者を救出する物語だと思っていたので、鑑賞時にちょっと拍子抜けしてしまいました。
えっ、まだ誰も助けてないのに埋まっちゃうの?
そっち視点の物語なのね…って。



そしてもう1人の主人公ウィル・ヒメノ役のマイケル・ペーニャ。
瓦礫の中、声を掛け合うことで生きる希望を捨てずに頑張っていく。
家族と生きて出会うために。
自分だったら絶えられないかもしれない。
押しつぶされるかもしれない恐怖。
一人になってしまうかもしれない恐怖。
そして死んでしまうかもしれない恐怖。



この事件をニュースで知った海兵隊員だったデイブ・カーンズ(マイケル・シャノン)も、居ても立ってもいられず現場に駆け付け遭難者の救助にあたる。



夜間は危険なので捜索中止命令が出ている中、少しでも生きている人を捜し出そうとしている人たち。
人間が本来持っているべき尊い感情を喚起させてくれます。
映画という形をとってはいるけれど、忘れてはいけない事件です。

監督はオリバー・ストーン。


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