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浅丘ルリ子 香寿たつき 相島一之 佐川和正「プライムたちの夜」

2017-11-23 11:44:21 | 日記
新国立劇場 小劇場で上演中の「プライムたちの夜」です。近未来を舞台にした作品。アンドロイド 人工知能を題材に扱った作品。浅丘ルリ子 香寿たつき 相島一之 佐川和正の4人の出演。
冒頭 マージョリー(浅丘)とウォルター(佐川)の会話。ウォルターは、マージョリーの亡くなった夫。アンドロイドです。この舞台では、プライムと言っています。ウォルターは、 マージョリーや彼女の家族から与えられた情報で、自分のこと マージョリーのことを知り、なんとか会話が成立している状況。マージョリーとの会話も、噛み合わない部分もある。が、それでも老いたマージョリーには、若い頃を思い出す十分に価値のある会話。やがて 彼女の娘夫妻であるテス(香寿) とジョン(相島)が登場。話は、甘美な昔話から厳しい現実へ変わる。死が真近に迫っているマージョリーの現状 。ここまでが1幕。
2幕は、マージョリーがプライムとなって登場。テスが、なにかとマージョリーとの仲を悔やんでいる。娘ともうまくいっていない様子のテス。精神も病んでいる。ジョンは、なんとか力づけ 慰めようとするが、なかなかうまくいかない。で、次のシーン。テスのプライムが登場。ジョンが楽しかった新婚時代のことなど話している。ラストは、3人のプライムが話し合う場面。「プライムたちの夜」。
こう書いていくと、なにか暗い芝居の感じだが、なかなか気のきいたセリフもあって、笑わせてくれます。特に、浅丘ルリ子がチャーミング。私見てませんが「やすらぎの郷」でも大活躍した浅丘さん セリフの切れが凄い。なんていうことのないセリフでも、笑わせられてしまいます。


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