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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「バールのようなもの」「帯久」 「立川志の輔独演会」

2018-02-24 10:20:21 | 日記
パルテノン多摩での「立川志の輔独演会」です。この会場 何度か行ったことがあるんですが、駅からちょっと歩く。そして、家に帰る時も、稲田堤の駅からの乗り換えでちょっと歩く。いずれも1本道だからいいんですが、異様に土地勘の悪い私としては、厄介なホールです。
まず 前座の志の麿が「権助魚」続いて志の輔師「バールのようなもの」休憩後の高座で志の輔師が仰っていたように いずれも妾が登場する噺。それはさておき 「バールのようなもの」まくらたっぷり振って 50分の熱演でした。
休憩後は「帯久」「仮想通貨」のまくらからネタに入ります。現在PARCO劇場休館中で、恒例の正月公演もお休み中の師ですが、このPARCO公演では、時事ネタから新作落語を作ることが多かった。今年あたりは、「仮想通貨」ネタが聞けたかもしれません。「帯久」は、呉服屋を舞台にした噺ですが、「はれのひ」のくすぐりを入れるなど、志の輔師にしては 珍しいパターン。が、本筋の和泉屋と帯屋の因縁 そこからの大岡裁きは、情感たっぷりに聞かせてくれました。何度聞いても、客席で涙ぐんでしまう一席です。