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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

浦井健治&城田優大奮闘!「ブロードウェイと銃弾」

2018-02-21 10:34:09 | 日記
W・アレン作のミュージカル「ブロードウェイと銃弾」です。浦井健治と城田優のW主演で、福田雄一演出。わき役にも 前田美波里 鈴木壮麻 保坂知寿 平野綾 愛加あゆ ブラザートムらが顔を揃え 楽しいミュージカルに仕上がっています。
浦井演じる 売れない脚本家のデビッド ひょんなことから ブロードウェイ進出のチャンスを掴みます。が、とんでもない条件が! 出資者であるギャングの親分・ニック(トム)の愛人 オリーブ(平野)を出演させること。オリバー 場末のダンサーですが、困ったことに演技がドヘタ! しかも、アニメ声! 真面目な脚本家デビッドは、話を断ろうとしますが、マネージャーに言い含められてしまいます。恋人のエレン(愛加)に励まされ、出演者たちと顔合わせ。
スターのヘレン(前田)過食症のワーナー(鈴木) そしてイーデン(保坂)らのうるさ型俳優に、デビッドは翻弄されっぱなし。脚本にダメ出しする彼ら。デビッド切れそうになります。ここで、意外な活躍するのが、オリーブに悪い虫がつかないよう、お目付け役としてニックが送り込んだ部下のチーチ(城田)彼の助言に従うと、舞台はみるみる引き締まります。最初のうちは、プライドが許さなかったデビッドですが、とうとう彼に頼りっきり。
地方でのトライアウトも大成功! いよいよ、ブロードウェイの初日を迎えますが もはや「オレの脚本」と言って憚らないチーチには、大きな不満が。それは、大根役者のオリーブ。もともとギャングのチーチ 彼らしい解決法を考えます。そして・・・
楽曲は、過去の名曲を使用している このミュージカル。実力者揃いの出演者にふさわしい見せ場が用意されています。私のお気に入りは、1幕ラスト 地方のトライアウトを終え ブロードウェイに向かう彼らが全員で歌う「行くぞ!」という曲。希望にあふれるいい曲です。難を言えば 全体通して明るいミュージカル・コメディなんですが、ラストがちょっと暗くなってしまうこと。物語の進行上、仕方ないことですが、ちょっと残念!