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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

シネマヴェーラ渋谷で「複雑な彼」

2017-11-06 10:54:32 | 日記
田宮二郎主演の「複雑な彼」観てきました。映画館は、シネマヴェーラ渋谷。「シネマヴェーラ的大映女優祭」での上映です。
皆さん 覚えていらっしゃいますか?「塀の中の懲りない面々」が大ベストセラーとなって一躍マスコミで売れまくった安部譲二さんを。この映画 彼がモデルで、原作は、かの三島由紀夫さんです。1966年の作品。
主人公は、航空会社でスチュワードとして働く宮城譲二(田宮) たまたま、彼のフライトに乗り合わせた冴子(高毬子)というお嬢様 英語 フランス語がペラペラで、如才ない彼の仕事ぶりに一目惚れ。彼女の叔父(中村伸郎)が譲二と知り合いだったので、引き合わせてもらいます。ますます燃え上がる恋心。「女好き」を公言していた譲二も、初めて本当に人を愛することを知ります。が、2人の間には、育ち 生活環境などの様々な障害があって•••というお話。
とにかく 譲二という男がカッコいい。語学に堪能 ボクシングも習っていて、腕力も強い。で、二枚目。三拍子も四拍子も揃っている。モテない要素がない。田宮二郎さん ハマリ役でした。相手役の高毬子さんという女優さんも、なかなか可愛いらしい。ラストは悲恋で終わるのですが、まずまず楽しめました。
この映画 1966年の作品なんですが、驚いたのはイーデスハンソンさんが綺麗で、色っぽかったこと。時代感じますね。