ガンバレ、ニッポン

なんか、不安定なニッポンですね。

本当にあった、中国の人事トラブルに関する怖い話

2017-05-25 11:49:58 | 社会
在中日本企業は

今は後悔してるでしょうね。


*あっ

日本でも逆恨みはある。古本店を経営していた時隣は新刊屋さんでした。

万引きを注意された学生がそこの店長の車をパンクする嫌がらせをしました。

店長は移動になりました。

日本も怖いね。



ソースから

2016年夏のある日、上海市内の大手日系電子メーカーのオフィスで、来訪してきた中国人男性に対応した従業員が、その男性に刃物で刺されるという事件が起こりました。

 刺した中国人の男は、少し前に会社を解雇された元従業員でした。解雇されたことを逆恨みして会社に乗り込み「人事部長を出せ」と要求し、持っていた刃物で、対応にあたった従業員を刺したと伝えられています。

 この事件は大手メディアではそれほど取り上げられなかったものの、上海では現地の日本人駐在員の間で大きな話題となりました。

 ここまで衝撃的な事件はまれですが、明らかに自業自得ともいえる理由で解雇されたり処分を受けた中国人従業員が会社を逆恨みし、突拍子もない行動に出るということは中国ではよくあります。

 そこで今回は、実際に日系企業の中国法人で起きた人事トラブルに関する事件をいくつか紹介したいと思います。

 中国のオフィスでは、日本国内ではまず考えられないようなトラブルがほぼ毎日のように起きています。中国駐在の日本人が日々どれだけ苦労しているのかを少しでも知っていただけたら幸いです。

■ 会社への逆恨みからとんでもない嫌がらせ

 まず、物流系企業で管理職をしている日本人駐在員から聞いた話です。
 ある時、雇っている中国人従業員が経費をごまかす不正を行っている証拠を掴みました。そこで、その従業員に証拠を突きつけ、解雇することを通知しました。

 ただし、すぐに解雇することはできません。中国の労働法では日本の法令と同様に、解雇通知から実際の退職日まで1カ月程度の猶予期間を設けるよう規定されています。他の従業員への仕事の引継ぎもあったので、退職日までは出勤を続けてもらうことにしました。

 仕事の引継ぎはスムーズに行われたのですが、最終出勤日に事件が起きました。その従業員は最終日の勤務を終えた後、社内の機材を壊したり盗んだりして、そのまま行方をくらましたのです。

 翌日になって被害が発覚したものの、元従業員とは連絡がつきません。賠償を請求することもできず会社側は結局泣き寝入りする羽目となりました。

 この話をしてくれた日本人駐在員は、その経験から「中国で従業員を解雇する際はその場で即断即決する必要がある」との教訓を得たといいます。この事件以降は、たとえ作業現場であっても従業員に問題があると分かったらその場で解雇するようになったとのことです。

 もちろん「今すぐ解雇」と言い渡すと従業員側は労働法などを盾にとって反論してきます。しかし、その駐在員は「有無を言わさない断固とした態度を、強気で押し通すことが必要だ」と力説していました。猶予期間分の給与をその場で支払ってでも会社から速やかに追い出した方がリスクは少なく、また、こちらが少しでも弱気な態度を見せると、それにつけ込んで極端な行動に出てくることがあるからだそうです。

 もっとも、そのような厳しい態度で臨んでも、逆恨みをしてくる従業員は絶えないといいます。その駐在員によると、素行に問題がある中国人従業員を試用期間中に解雇したところ、なんとその翌日、巨大なトレーラーを会社入り口前に横付けして人や車の通り道を塞ぐという嫌がらせをしてきたそうです。
さすがに話して分かる相手ではなく、会社側は警察に通報。結局、その元従業員は警察に連れていかれたそうです。

■ 従業員の家族に吊し上げられた駐在員

 次は、中国でよくみられる従業員の家族が絡んでくる話です。

 上海市内の日系小型機械メーカーで管理職として働く日本人駐在員から聞いた話を紹介しましょう。彼が上海に赴任して間もない頃、ある中国人従業員が会社の敷地内で首吊り自殺を図りました。幸いにして発見が早かったこともあり、一命はとりとめました。

 その従業員が自殺を図った動機は誰にも分かりませんでした。本人が自分から動機を話すこともありませんでした。しかし、従業員の家族は会社の敷地内で自殺を図ったことを根拠に、「会社側に何か問題があったから自殺を図ったのだ」と決め込んでいました。

 そして、自殺未遂から数日後、従業員の家族と、地方からやってきた親戚一同が朝早くから会社の前に集合し、会社や経営者に激しく抗議してきたのです。

 この時、“犠牲”になったのが、この話をしてくれた駐在員でした。彼がいつものように会社へ出勤してきたところ、入口前に集合していた家族らにいきなり取り囲まれました。暴行こそ受けませんでしたが、激しい剣幕で一方的に怒鳴られ続け、時間にして30分ほど吊し上げられたそうです。

 ちなみに、彼は中国語が全く分かりません。

 吊し上げられている間、会社の建物を見ると、普段接している日本語の分かる中国人従業員たちの顔が見えたそうです。そこで彼は助けを呼びました。けれども、必死の呼びかけにもかかわらず、誰も助けに来てくれませんでした。
 ようやく解放された後、オフィスに行くと、傍観していた従業員たちが「大変だったでしょう」と声をかけてくれました。「どうして助けに来てくれなかったの?」と問い質したところ、「だって危ないじゃないですか」と言い返され、それ以上何か言う気が失せたとのことでした。

■ 現地スタッフの人事に悩む日本人駐在員たち

 以上の例はどれも極端なものばかりですが、中国で働いている日本人駐在員たちから話を聞く限りでは、多くの駐在員にとって仕事上の一番の悩みは「現地スタッフの人事」だそうです。

 解雇一つとっても、問題のある従業員ほどやたらと労働法に詳しく、権利ばかり主張してくるのだといいます。訴訟をちらつかせて抵抗してきたり、他の従業員を巻き込んだりすることも多く、辞めさせたいのに辞めさせられないという話をよく聞きます。

 また昇進や昇給に関しても、中国人は一般的に日本人と比べて自己主張が強く、自分の仕事内容を同僚と比べて「待遇が不公平だ」「給料を上げろ」などと直接要求してくることも珍しくありません。そして、そういった要求に対してつっけんどんな態度でも取ろうものなら、「従業員のことを考えないひどい会社だ」といった噂をばらまかれることとなります。

 一方で、献身的に仕事してくれる中国人従業員もいないわけではありません。仕事の内容に給与を反映させれば素直に喜び、もっと頑張ろうとする従業員もいます。

 ある日本人駐在員はこうした中国の労働現場について、日本国内よりもマネジメントが難しいことを踏まえた上で「中国だからといって匙を投げるのではなく、いかに自分の思う方向に彼らを動かすか、日々試行することが大事だ」と語っていました。



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