古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

さらば国分寺書店のオババ     椎名誠

2019-10-21 11:26:14 | 本の紹介
新潮文庫


椎名さんの伝説のデビュー作。


ボクが中坊の時、女の股の間には穴はいくつあるんだっけ? 三つ?

 
いや、絶対に二つだ、などとつまらぬバカなことを考えつつ、武里の


駅前の本屋に行くと、武里書店のオジジとも言うべき人物がいて、ボ


クがエロ本を目を皿のようにして読んでいると、そんなものはオトナに


なってから読みなさい、といつも言われていた。それでも、目を盗んで


エロ小説を読んでいた。HOW TO SEX とかだ。ちなみにその


知識を使う機会にはあまり恵まれなかったなあ。


まあ、昔は本屋には教育があったよなあ、と思うが、今、へたに注意


したりするとケーサツザタになったりするんじゃないかな。


制服の人に宣戦布告するというが、ボクははじめっから、制服の人は


ボクたちのために働いているのになんで宣戦布告? 訳がわからないな、


と思いながら読んでいた。ラストにフォローがあったけど、、、すべて


承知している椎名さんでした………………合掌。


                        (鶴岡 卓哉)
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