古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

わたくしの旅      池波正太郎

2022-11-20 11:37:33 | 池波正太郎

講談社文庫       2003年

 

装丁の写真には、タバコをくわえておられるところ。川を背景に

 

しているらしい。昔のおとこは8割はタバコを吸っていたという

 

から、当たり前なのだろうが、ぼくは気持ち悪くなってしまう。

 

気持ち悪くなる気持ちを抑えつつ、読む。

 

痔を体操で治したという話しは定番だ。何回か聞いている。

 

聞いている、という感じになってしまう。体操の仕方は何度読んでも

 

わからない。わからないのだから、しょうがない。大体のところは

 

わかるのだが、足の裏を叩くというのがどうにも解せないのだ。腰を

 

浮かせて、足の裏を叩けるのか?

 

40過ぎから50くらいまでに書かれたものが載っているらしいが、なん

 

となく読んでいるうちに終わってしまって、いざ、感想を書け、といわ

 

れても困るくらいである。

 

ひとつひとつのエッセイが短いので、歯切れはすごく良い感じである。

 

ぼくは歴史はあまり興味がないのだが、まあ、読めばおもしろいのだろ

 

うなあ、と思った。でも、たぶん、歴史小説、読まないと思う、チーン。

 

          (読了日 2022年10・31  16:00)

  

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新しいもの古いもの     池波正太郎

2020-07-03 12:43:57 | 池波正太郎
講談社文庫   2003年

表紙は池波氏がおそらく銀座を歩いて思われる

ところで、タバコをくわえている写真。

今なら、即罰金となるだろうが、時代を感じさせる。

池波氏は牛がお好きだったそうで、それなら、牛

田も気に入ってくれただろうか、などと思ったが

牛田は名前だけで、牛がいるわけではなかった、

しまった!!

たびたび、食事のメニューがでてくるのだが、うま

そうだ。タバコを一日に80本吸っていたというし、

なんかうらやましい。ボクもタバコを80本吸って

早死にしたかった。

言葉の選び方がいいんだろうな。なんともよんで

いて、心地よさを感じる。そういうセンスを持った

作家って少なくなったなあ……合掌。






















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食卓のつぶやき     池波正太郎

2016-10-30 10:57:12 | 池波正太郎
朝日文庫。


幼年時のお弁当の想いで、青年期の戦時中の事や


、フランス、インドネシアで過ごした旅行の日々


を描く。池波氏は気功学に執心してらしたらしい。


二黒土星の女性のことをえらく褒めておられる。


湯布院を大層気に入っておられたが、魔の手が伸


びたと書く。今、どうなっているのだろうか。美


食家として知られた池波氏の身辺雑記ともとれる。


新国劇にも関わっておられたようである。
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