毎年9月28日は太神山不動寺(たいじんさんふどうじ)の御開帳で、護摩焚きが行われます。
今年初めて御開帳大会式の28日に登りました。大勢の参拝者がいて少し驚きました。
ご近所の方にも何人か出会いましたが、信楽の田代から軽四で登って来られたたそうです。
軽の四駆なら不動寺の境内まで登って来られます。
takayanの場合はお参りだけでは無くて、日頃の運動不足解消のウオーキングも兼ねて下から登ってきました。
「太神山」の読み方について
山の名を表す時は「たなかみやま」
寺の名前を表す時には、山号と寺名で「たいじんさんふどうじ」
また最近は「田上(たなかみ)不動寺」と表記されることも多いです。
護摩焚きの様子です。
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山伏の方々が最初に上の本堂へお参りされます。
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参拝者は点火を待ちます。
この間に昼食のおにぎりを食べました。
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本堂から山伏が戻りました
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この護摩供養は、本来は収穫前の五穀豊穣を祈願するもので、
近隣農家の不動信仰が綿々と引き継がれていることを物語っています。
takayanの町内は毎年この御開帳に先立ち、村の世話方がお札の申し込みを聞きに回ってくれます。
毎年家族の数だけのお札を受けています。
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四隅で1本ずつ矢を放ちます。
山伏が四方に放つ弓矢を拾うことが出来ると幸福になれるとされており、
また四方を囲む縄に吊り下げられた御幣を頂くと身守り、家守りになると言われています。
(御幣は後ほど下の庫裡で参拝者に配られます。当日いただいた御幣は玄関の軒下に上げました)
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この時の矢は写真を撮っていたtakayanの前へ放ってくれましたが、横で子供さんが待っていたのでその子に譲りました。
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色々と口上が述べられます
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点火の準備が始まりました
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積まれている檜の葉に点火されます。
徐々に煙が強くなりますが、煙たくはありません。
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般若心経が境内に響き渡ります
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この写真を気に入っています
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この煙と灰をかぶり無病息災を願います。
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まるで後光が差しているようです
撮影日 9月28日
機 材 Nikon D4S
AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
次回に続きます
ご郷里の太神山不動寺での御開帳での護摩焚き行事の様子がよく分かる、今回の御ブログです。
こうした五穀豊穣などを感謝する護摩焚き行事が先祖代々続いていることに、ご郷里の良さを感じます。
護摩焚き行事の檜の葉が燃える煙が、煙たくない点に驚きました。季節は違いますが、信州の某所のどんと焼きでは、煙たいです。
今回の御ブログは、ご郷里の護摩焚き行事の記録という点で、優れた内容だと感じました。
写真としては見るところも少ないのですが、記録写真として見ていただければ嬉しいです。
生まれてこの方70年近くになりますが、ご開帳の日に登ったのは今回が初めてでした。良い経験をしてきました。
不思議と檜の葉の煙が煙たくないのには驚きでした。
煙と灰の中で誰も動こうともしない光景に、信心の深さを感じ取ることが出来ました。
いつもコメントありがとうございます。
只今山頂より
修験者の如しです。
ここからの伊勢湾の景色は私の中で日本一
Takayanさんにも是非とも登っていただきたいです。
今日も登ってるのですね。
最高のお天気で、伊勢湾が眩しいほど輝いているのでしょうね。
修験者には錫杖は必須、ピッタシの組み合わせですね。
登れるのかな?バテバテになるかも?
今日のような天気に伊勢湾を見てみたいです。
いつまでも絶えることなく、続いて欲しいものですね。
山伏の方の後ろ姿いいですね。
光差し込むところとの陰影がまたいい雰囲気です~~!
子供の頃、腰に着けておられる毛皮のお座布団みたいなのが、温かそうでいいなぁって思ってました^^
昔から続く行事ですが、麓に住まいしながら今回が初めてのお参りでしたが、良い経験ができました。
山伏の後ろ姿は、陰と陽がうまく表現できたのでは?と思っています。
山伏の装束について調べてみると、腰の毛皮は
「行者が獅子に乗ることによって法性に入ることを表し、実用には岩角等に座する用具。」
という説明書きがあり、ヨッピーさんの座布団も正しい答えですね。