気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

平池の杜若 (2021) 2 (ビラデスト今津)

2021年05月30日 | 花菖蒲・紫陽花

 

平池の杜若の2回目です。

今年は開花が早くて、現地に着くまではまだまだ咲き始めだろうと思ってましたが、

駐車場から歩いて池の近くまで来ると・・・

木々の間から青紫の杜若がはっきりと視界に入り、もうこんなに咲いているのか?と少し驚きました。

今年は工事の関係で駐車場から歩く事になりましたが、前回の記事のように今までとは違ったアングルでの撮影もできました。

そんなに距離がある訳でもないので、来年から平池までのんびりと歩く方がいいと感じました。

前回の撮影位置から少し歩いて池の反対側へ来ました。

ここは毎年撮影しているポイントですが、今年は特に開花が早かったので、

水際に咲く黄色のサワオグルマソウも一番の見頃でした。

 

撮影場所を移動する途中に見つけたズミの花です。リンゴの花に似てますね。

 

 

 

前回アップしたのは、左の奥あたりから撮影したものでした。

今回はちょうど反対側からの撮影です。

 

風がなければもっと神秘的な絵になったでしょうね。

 

 

波が強くなってきました。

 

 

レンゲツツジが毎年増えてきているようです。

 

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このカメラマンは長靴を履いておられます。マムシ対策にはこれが一番ですね。

 

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時々風が弱くなる瞬間もありました。

 

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杜若までの距離があるので、ここでは望遠レンズが使いやすいです。

AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRに交換し、サワオグルマソウの黄色の花を前ボケにして撮影。

 

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AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)は三脚を使用しましたが、AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRは手持ちです。

どちらも手持ちでいいのですが、どちらかを三脚に載せておくことで自由に動くことができます。

 

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サワオグルマソウです。

 

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次回に続きます。

 

撮影日 2021年5月26日

撮影地 ビラデスト今津(高島市今津町深清水)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)+C-PLフィルター(ケンコー)

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    GITZO  GT2542T(三脚)


平池の杜若(2021) 1 (ビラデスト今津) 

2021年05月29日 | 花菖蒲・杜若

 

梅雨の中休みで昨日から良い天気になり、今日は青空が広がる清々しい日になりました。

大阪・兵庫・京都の緊急事態宣言も6月20日まで延長になりましたが、緊急事態宣言に慣れてしまって驚かなくっている自分がいます。

それでも昨日の滋賀県の感染者は京都よりも多くて、これには少し驚きました。

京都府と滋賀県の人口比からすると、滋賀県内の感染者数は相当多い数だと思います。

緊急事態宣言の三府県では感染者が目に見えて減少していますが、滋賀県内では連日同じくらいの感染者数で推移していて少し心配です。

そんな中1昨日に、私ども夫婦にコロナワクチン接種予約の書類が届きました。

すでに近所の80歳以上の方は1回目が終わり、間も無く2回目という状況です。

私たちは今年度中に70歳以上となる人が対象ということで、予約は6月1日の午前9時からとなっています。

電話とネットでの予約ですが、電話はなかなか繋がらないとのことで、ネットでの予約のマニュアルをダウンロードしてみました。

予約の方法と確認用のマニュアルをプリントアウトしてみると、20ページを超えるマニュアルで、毎日PCを触っているtakayanでもわかり辛いです。

PCを使わない人や、老夫婦だけの方にはネットでの予約は無理でしょうね。

多くの高齢者は電話での予約になると思いますが、近くですでに接種をされた方に聞くと、夫婦で違う日の予約になることも多いようです。

自分で車などで接種会場へ行ける者はいいですが、遠くまで出かけられない方々には厳しいですね。

和歌山方式のように、掛かり付けのいつもの医院で受けられれば一番いいのですが・・・

takayanの場合も予約できる接種会場へは車がなければ行きにくい所です。

これから毎年予防接種を受ける事になるのなら本当に大変な事ですね。

インフルエンザワクチンのような扱いにならなければ、接種を希望する人が年々減少する事になると思います。

 

さて26日に今年も湖西の里山、ビラデスト今津の平池に咲く杜若を見に行ってきました。

最初に訪れた頃は6月5〜10日頃が一番の見頃でしたが、桜と同じようにここの杜若の開花も徐々に早くなってきています。

5分咲きくらいとのビラデスト今津の情報で行ってきましたが、ほぼ見頃を迎えている状況でした。

毎年池の近くまで車で行ってましたが、少し先の淡海湖の改修工事のため車両通行止めで、管理棟の前の駐車場から歩きました。

途中の風景や花なども混えながら、平池の杜若の風景を綴っていこうと思います。

 

マムシグサがあちこちで見られました。

 

4月にビラデスト今津の営業が再開されてから、すでに5〜6回くらいはここへ来ています。

 

先月には可愛い花を咲かせていたオオイワカガミは花が終わり、本当に鏡のような光沢の若葉が綺麗でした。

 

花の名残が見えます。

 

周囲で今一番目立つのが藪手毬です。紫陽花のような真っ白な花が新緑に映えます。

 

 

例年なら車で通過する所ですが、のんびり散策しながら歩くといつもと違った風景が発見できます。

こんな場所から撮影したことがないのですが、歩いてこそ見える風景ですね。

人がいるところが一般的な撮影ポイントで、ベンチも置かれています。

 

今まで降りたことのない場所へ行ってみる事に・・・・

こんな所を歩いて行くので、マムシには注意が必要です。

池の縁は湿地で、落葉も多い所ですので本当なら長靴が一番良いと思います。

 

タニウツギも見頃を迎えています。

 

朴木の花の蕾です。周囲で咲いている花を探しましたが、すでに終わっているものが多かったです。

 

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サルトリイバラには実ができています。真っ赤になる秋も楽しみです。

 

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薮手毬も何枚も撮影しました。

 

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ジュクジュクした水際まできました。

 

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この日は風が強くて、綺麗な池への映り込みがあまり見られませんでした。

 

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風が弱くなり、少しでも写り込みが見えるのを待ちながらの撮影です。

もっと前へ行きたかったのですが、沼地で靴が泥の中に沈みそうでこれ以上水際には行けません。

来年からは長靴を用意して行こうと思いました。

 

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サワオグルマソウの黄色い花も一番の見頃を迎えてました。

 

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杜若が咲く浮島のような場所には、レンゲツツジやシダ類が増えてきて、年々杜若が少なくなって来ています。

 

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サワフタギの花ですね。

 

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サワフタギの木には、カラフルなシロシタホタルガの幼虫が居ることが多いのですが、この日は見かけませんでした。

 

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また薮手毬です。よく見ると小さな虫がいますね。

 

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しばらく湖西の里山、平池の風景を続けます。

 

撮影日 2021年5月26日

撮影地 ビラデスト今津(高島市今津町深清水)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)

 


瓜割の滝 (若狭瓜割名水公園)

2021年05月24日 | 新緑

 

5月11日のおにゅう峠から福井県へのカメラドライブの続きです。

今回は初めておにゅう峠から福井県側へ降りて、帰りに若狭町の「瓜割の滝」に立ち寄りました。

瓜割の滝を訪ねるのは3回目だと記憶してますが、前回は2016年の6月に三方五湖へのドライブの帰りでした。

滝と呼ぶほど落差があるわけでも無いのですが、苔むしたと岩を流れ落ちる小さな滝の風景が素晴らしい所です。

 

瓜割の滝は国道27号線から少し山側に入った所にあります。

若狭瓜割名水公園の駐車場に到着したのはすでに17時頃、鬱蒼とした森はそろそろ薄暗くなる頃でした。

 

この階段を超えてもう少し奥へ行くと「瓜割の滝」が見えてきます。

 

久しぶりに三脚とNDフィルターを使いました。

滝の撮影はD810とAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDです。

 

瓜割の滝

若狭町の天徳寺境内奥に位置する「瓜割の滝」は、山あいの岩間から湧き出る清泉で、一年を通して水温が変わらず、

夏でも水につけておいた瓜が割れるほど冷たい事から、その名前がつけられました。

瓜割の滝から湧き出る瓜割の水は、幾重もの地層が自然のフィルターとなり、

長い歳月をかけてろ過した純度の高いミネラル成分が溶け込んだ水となっており、多くの人々に愛飲され親しまれています。

保存可能期間についても、名水百選の中でトップクラスにランクされます。

その水中の赤い石には、この水質水温でのみ生育する、めずらしい紅藻類(ヒルデンブリンチアリブラリス)が繁殖しています。

(若狭町観光情報)

 

 

 

上に行っても川は無くて、滝の水はこの岩場から湧き出ていることがわかります。

 

滝の周辺は植生も豊かで、小さな花を咲かせる植物が多く自生しています。

三脚を使ってますが、少し風があったのかブレてれているようです。

よく見て見ると全回紹介した「モミジチャルメルソウ」も見えますね。

 

滝の所まで行けます。

 

苔むした岩とその周辺のシダ類や、水生植物群も見応えがあります。

 

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滝周辺では誰一人で会う人もなく、聞こえるのは滝の流れる音だけ・・・静かな佇まいでした。

 

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夏場は涼しくて良いでしょうね。

 

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橋がかかっていて滝の上へ行くことができます。

この周辺から三脚を立てて撮影しています。

 

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名水公園にある水車小屋。

 

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近くには天徳寺という大きな寺があります。この一帯は境内なのかもしれません。

 

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天徳寺の前で見つけたユキノシタの蕾。

今頃はかわいい花がたくさん咲いているでしょうね。

 

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自宅の庭のユキノシタも先日から花を咲かせています。

 

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駐車場の近くで。

 

駐車場には水汲み場が整備されていて、地元の方々が名水をくみにこられてました。

滝の周辺から水をひき、水道水のように蛇口から名水を汲めるようになっています。

 

5月11日のおにゅう峠シリーズも今回で終わりです。

とうとうネタ切れになりました。自宅近くでカメラ散歩でもしなくては・・・あまりに早い梅雨入りで散歩もままなりません。

 

撮影日 2021年5月11日

撮影地 瓜割の滝(福井県三方上中郡若狭町天徳寺)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)

    GITZO  GT2542T   


新緑のおにゅう峠 3 (おにゅう峠・上根来から小浜へ)

2021年05月21日 | 新緑

 

5月11日のおにゅう峠の3回目です。

中央分水嶺の尾根道でブナの新緑の撮影を楽しんだ後、この日は福井県側へ下って、小浜方面へ向かいました。

今まで何度も来ているおにゅう峠ですが、福井県側へ降りるのは今回が初めてでした。

以前は峠の県境の福井県側は未舗装で、災害による通行止めが長い間続いていてバリケードが設置されてました。

昨年の秋に道路の補修が終わって、福井県側へも通行が可能となりました。

その時福井県側から来た方にから、全コース舗装がされて走りやすいと聞いていたので、

今回初めて遠敷川沿いの上根来、下根来地区を経て小浜方面へ抜け、帰りに若狭町の瓜割の滝に寄ることにしました。

 

 

福井県側への県道。綺麗なアスファルト舗装になっています。

下には若狭湾が見えています。

 

 

このブナの木も存在感があります。

 

 

ガードレールの代わりにコンクリートブロックが並べられています。

ガードレールがない箇所は少し気を遣います。

 

こんな急勾配が続きます。右へ上って行くとおにゅう峠です。

 

峠から少し下った所に見晴らしの良い所があり、ベンチも置かれてました。

車を停めてしばらく休憩。

 

もうこの辺りは上根来です。遠くには若狭湾も見えます。

 

少し下った所で小さな滝があり、近くで車を停めました。

 

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よく見ると、4月にビラデスト今津への林道で見つけた「モミジチャルメルソウ」の群生でした。

 

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手持ちでスローシャッターを使ったので、手振れしています。

 

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ビラデスト今津のガイドブックに、谷水が流れるような場所に自生するとありました。

その説明通り水が流れている付近にだけ群落があり、少し離れたところでは見ることができませんでした。

 

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本当に小さな花が咲いています。

 

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勾配のきつい所もありますが、道路は案外広くて走りやすかったです。

 

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この日離合した車は1台だけでした。

たまたま狭い箇所での離合でしたが、相手の車がすぐにバックして道を譲ってくれました。

 

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鯖街道の根来(ねごり)坂<針畑越え>の大きな石碑がありました。

右側に昨年の秋に錫杖さんが登られた「百里ヶ岳」のコース案内もあります。ここからだとだいぶ距離がありそうです。

 

 

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車窓から飛び込んできたのは、白い花と山藤。

 

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写真よりも実物の方が綺麗だったように思います(汗)

 

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何の花か?と望遠で撮ってみると

 

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これは「ミズキ」の花ではないかと思いました。

 

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タニウツギはまだ咲き始め

 

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こちらは見頃です。

 

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藤棚の藤も綺麗ですが、山で見る藤も見事です。

 

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川の石は綺麗な苔に覆われています。

 

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少し手前に「不動滝」と案内板があったのですが、この滝のことか??

下へ降りる所が見つからず、上から望遠で手持ち撮影。

この後下根来地区を通って国道27号線の東小浜駅の交差点へ出ました。

おにゅう峠からはそこそこの距離があり、峠付近は道路も広かったのですが、集落近くに来てからが狭い所がありました。

帰ってから気がついたのですが、下根来地区は若狭から奈良の東大寺二月堂の「お水取り」に欠かせない

「御香水(おこうずい)」を送る神事「お水送り」が行われる所だでした。

 神宮寺で法要が営まれた後に護摩壇の火がたいまつに移され、「送水神事」が行われる約1・8キロ上流の鵜の瀬まで、

たいまつ行列が御香水を守りながら練り歩く。 多いときは僧侶らを含め約3千人の行列になるそうです。

次回にここを通る時には神宮寺と鵜の瀬にも寄ってみたいと思いました。

「お水送り」の詳細は小浜市の観光協会のページをご覧ください。 

 

 

撮影日 2021年5月11日

撮影地 おにゅう峠(滋賀県高島市朽木小入谷)・福井県小浜市上根来〜下根来)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

 


新緑のおにゅう峠 2

2021年05月21日 | 新緑

 

5月11日のおにゅう峠の2回目です。

前回はおにゅう峠の紅葉の撮影スポットからの風景でしたが、峠の頂上はそこから少し上った所です。

峠は滋賀県と福井県の県境になっていて、数台の車が駐車できる広場になっています。

駐車場から高島トレイルのコースにもなっている尾根に登って、新緑のブナ林を少し歩きました。

 

峠に着いたのは15時ごろでした。

 

アスファルトの色が違うラインが県境です。右が今登ってきた滋賀県側、左側が福井県です。

 

駐車場から若狭湾方面

 

尾根道はブナやその他の木々の新緑が一面に広がっています。

 

この尾根道は高島トレイルのコースでもあり、ここは中央分水嶺です。

 

オオカメノキの花は終わってました。

 

 

ブナは若木の時に、冬の雪の重さでこのように曲がってしまうのですね。

 

ブナの若葉が瑞々しい

 

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これはハウチワカエデの新緑

 

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土を掴むブナの根は力強い姿です。

 

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この時期も紅葉の時もこのブナに会うためにここへ来ています。

 

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ちょうど分水嶺の尾根の上にどっしり根を下ろしています。

雨や雪解け水が右へ流れれば琵琶湖から大阪湾、そして太平洋。左へ流れれば若狭湾から日本海です。

 

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このブナを撮るためにAFS NIKKOR 14-24mm F2.8G EDを使います。

 

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同じような写真ばかりですが・・・この力強い姿を見るために何度も通っています。

 

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この辺りは豪雪地帯です。地表にこのような太い根を張って雪の重さに耐えているのでしょうね。

 

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高島トレイルのコース案内。

 

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滋賀県側の風景。上ってきた道路が見えています。

 

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takayanの車の他に1台だけ。

ここに到着した時にはもう1台、岐阜ナンバーのジムニーが停まってました。

今回は初めて福井県側へ下って、遠敷(おにゅう)川沿いに上根来(かみねごり)地区を経由し国道27号線へ出ました。

滋賀県では「小入」、福井県では遠敷と書いて、どちらも「おにゅう」と読みます。

 

次回に続きます。

 

撮影日 2021年5月11日

撮影地 おにゅう峠(滋賀県高島市朽木小入谷)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)


新緑のおにゅう峠 1

2021年05月19日 | 新緑

 

早い梅雨入りで毎日鬱陶しい日が続いています。窓の外を見ると雨は降ってはいませんが、今日も朝から雨になっています。

先日から咲き始めた庭のエゴノキの花はこの2〜3日の雨に打たれて、ほとんどの花が落ちてしまいました。

この時期にはいつも多くの蜜蜂たちが群れているのですが、あっという間に散ってしまいこれでは今年は実を余りつつけないかもしれません。

昨年の秋には木の実を目当てに、毎日ヤマガラが通ってきて楽しまませてくれましたが今年は実が少ないかもしれませんね。

 

さて前回はおにゅう峠への途中に立ち寄った能家地区の九輪草の風景を紹介しましたが、今回はこの日の目的地、おにゅう峠の風景です。

 

 

九輪草の撮影の後、途中でワラビ採りをしたり、車の中でコンビニおにぎりの昼食をとったりして、

おにゅう峠のいつもの撮影ポイントに着いたのは14時半を過ぎた頃でした。

 

 

今の道路が昔の鯖街道を横断しています。

 

紅葉の見頃の時期にはこの撮影ポイント付近ではなかなか駐車することができません。(3〜4台ほどの駐車スペース)

昨年の11月にはりさんご夫婦ときた時には、峠の頂上に駐車しここまで30分ほど歩いてきました。

 

新緑が綺麗で、この季節も本当に素晴らしい風景ですが、離合する車もなく寂しいくらいでした。

 

上の風景から少しカメラ右に振ればこの景色です。

 

 

馬酔木の若葉が綺麗です。

 

赤く見えるのはほとんど馬酔木です。

 

ハウチワカエデ。秋には綺麗に色付きます。

 

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何枚撮ってもよく似た写真ばかりですね。

 

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はりさん夫妻と出かけた昨年11月5日の紅葉風景です。

A

 

B

 

C

 

次回に続きます。

次回は中央分水嶺・高島トレイルのコースにもなっているおにゅう峠のブナの新緑風景です。

 

撮影日 2021年5月11日

撮影地 おにゅう峠(滋賀県高島市朽木小入谷)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)

 


九輪草 (高島市朽木能家)

2021年05月17日 | 山野草

 

平年より3週間も早く昨日梅雨入りしましたが、今日は朝から時折強い雨が降る鬱陶しい日になりました。

例年なら爽やかな季節で、五月晴れの日が続くのですが、それを飛び越えてジメジメとした季節を迎えてしまいました。

九州では記録的な豪雨になっている所もあるようで、これからはまた集中豪雨により洪水や、台風による被害が懸念されますね。

それでなくてもコロナによる自粛生活が続き、ストレスがたまる日々を過ごしているというのに、

追い討ちをかけるような梅雨入り宣言に、余計に気分も落ち込むような気がします。

連日テレビニュースでは、日本のワクチン接種の進捗状況について報じられていますが、予約すら取れない状況が続いているようです。

アメリカではコロナワクチンが余ってきているようで、地下鉄の駅構内で接種が受けられたり、

接種した人の中から5人に1億円の賞金を出す州まであって、できる限りの取り組みで、

ワクチン接種率を高める方策がとられているようです。

今日のニュースで、京都府舞鶴市での接種の取り組みを「舞鶴方式」として紹介してました。

接種を受ける高齢者が動かなくてもよくて、会場に並べられた椅子に座って待っていると、

医師や看護師さんが順番に回って来て、接種してくれるという方法でした。

会場で密になることも無く、高齢者が転んだりして怪我をすることもないので、混乱も起きません。

接種を受けた高齢者のインタビューでは、「何の不安もなく座っているだけでワクチン接種が受けられて安心でした」と答えられてました。

色々な方法が考えられると思いますが、混雑を回避し、スムーズな接種が実施できる方法考えてほしいものですね。

 

前回まで安土の沙沙貴神社の花々を紹介してきましたが、今日からは5月11日に出かけた高島市朽木の風景などをアップしていきます。

ここ数年は新緑のこの季節にも、鯖街道の「おにゅう峠」へ出かけています。

ちょうどこの日はお天気も良くて、家内がそろそろ九輪草が咲く頃やね。おにゅう峠へ行こうと言うので、急遽出かけました。

いつも朽木能家地区を経由していきますが、ちょうどこの時期には能家の道端に咲く九輪草を毎年楽しみにしています。

この日はおにゅう峠から初めて福井県若狭方面へ下りて、帰りには瓜割の滝にも数年ぶりに寄ってきました。

まず今日は能家地区の九輪草の紹介です。

 

能家(のうげ)地区についたのはすでに12時を過ぎてました。

 

今年も綺麗に咲いていてくれました。

 

道路の反対側のお家の水場に咲いています。

 

京都府大原古知谷の阿弥陀寺や六甲高山植物園のように、色とりどりの九輪草が咲く訳ではなくて、このピンク色一色です。

それでも道端や、近くの空き地に自生する九輪草は可憐で、毎年楽しみにしています。

 

 

初めて九輪草を撮影したのは琵琶湖バレーの汁谷で、もう随分前のことです。

植えられた九輪草のようでしたが、今も咲いているのでしょうか?

その後は大原古知谷の阿弥陀寺へも何度も通いましたが、もう何年も行っていません。

 

数年前に行った六甲高山植物園も綺麗でしたが、今はコロナの影響で行けませんね。

それよりも通常通り開園しているのでしょうかね?

 

 

 

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こんな道端に咲いてます。能家分校前のバス停です。昔はこの奥に小学校があったそうです。

昨年はこの家のお婆さんと色々なお話をさせていただき、家の裏にあるお庭を見せていただきました。

綺麗に手入れが行き届いていて、九輪草も咲いてました。

今年は撮影後の帰り際に家から出てこられて、昨年のお話などをさせてもらって楽しいひと時でした。

そこそこのお年だと思いますが、元気そうで何よりでした。

 

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を少し離れた空き地に駐車して、ここまで歩いてきたのですが、途中の道端で同年代の夫婦と少しお話をさせてもらいました。

聞けば、実家の片付けや家の補修にこられていたそうで、今は堅田にお住まいだとのことでした。

どちらからお出でですか?・・・大津からです。

大津のどの辺りですか?・・・湖南アルプスの近くです。

そのあたりにもよく行くのですよ。寿長生の郷なんかへ・・・。

寿長生の郷なら自宅からも近い所で、時々私も行っています。

 

 

takayanよりも1歳年上の昭和22年生まれだそうで、生まれ育った生家をリホームして、

年に何回か兄弟たちがここに集まるのだとおっしゃってました。

またお越しの際に居合わせましたら、ぜひお声をかけてくださいねと言われてました。

今はこの地区には3人しか残っておらず、あのお婆さんはそのうちのお一人だと言うことでした。

家は何軒もあるのですが、ほとんどが空き家になっているようです。

 

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この後におにゅう峠へ向かいましたが、途中で蕨とりをしたり、おにぎりを食べたり・・・

峠に到着したのはすでに14時半を過ぎてました。

次回は新緑のおにゅう峠の風景です。

 

撮影日 2021年5月11日

撮影地 高島市朽木能家

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)

    


沙沙貴神社の境内に咲く花

2021年05月16日 | 新緑

 

四国中国地方に続いて、今日は近畿にも梅雨入り宣言が出されました。平年より21日、昨年より25日も早い梅雨入りだそうです。

5月半ばで清々しい季節は終わりを告げ、これからジメジメとした鬱陶しい梅雨の日々が続きそうですね。

梅雨入りが早い分明けるのも早くなるのでしょうかね?

梅雨時と言えば雨に濡れる紫陽花ですが、これだけ早い梅雨入りでは紫陽花も、まだまだ花を咲かせる準備もできていないでしょうね。

沙沙貴神社の「なんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)」の花を紹介してきましたが、今回は境内に咲くその他の花々をアップします。

境内の白砂の上にゴミひとつ落ちてなくて、本当に手入れが行き届いていました。

 

ヒメウツギ(姫空木)

 

 

 

 

 

 

サラサドウダンツツジ(更紗灯台躑躅)

 

ベニサラサドウダンツツジ(紅更紗灯台躑躅

 

 

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エビネ

 

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チョウジソウ(丁字草)

 

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キバナニオイロウバイ(黄花匂い蝋梅)

 

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クロバナロウバイ(黒蝋梅)

 

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ヒョウタンボク(瓢箪木)

スイカズラの仲間ですね。

 

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オガタマ(招霊木)

バナナの香りがするそうです。(先日ブログ仲間のヨッピーさんの記事に紹介されてました)

 

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センダイハギ(千代萩)

 

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ギョリュウ(御柳)の蕾 (中国原産)

 

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最後にもう一度「なんじゃもんじゃ」です。

 

沙沙貴神社を終わります。

 

撮影日 2021年5月4日

撮影地 沙沙貴神社(近江八幡市安土町)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED


沙沙貴神社 なんじゃもんじゃの花 2

2021年05月15日 | 新緑

 

今日は九州、四国、中国地方に梅雨入りが発表されました。平年よりも3週間も早いそうです。

県内でも今夜から強い雨になるとの予報で、週明けはずっと雨模様・・・

一番爽やかな季節のはずが、早々に梅雨入りとは。

今年は桜や色々な花の開花も早くなり、5月半ばで梅雨入りとは?これも温暖化が影響しているのでしょうか?

コロナ禍で思うように出掛けられなくても、1年で一番清々しい天気が続く季節ですので、

人混みを避けて里山へ出かけることことは出来ると思ってましたが・・・

家でじっとしておけというお告げかもしれませんね(笑)

 

前回に続き沙沙貴神社の「なんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)」の花の紹介です。

 

 

 

 

境内をぐるっと散策。

 

 

 

駐車場横の大きな木のほかにも境内には何本かがあります。

 

 

 

 

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元のなんじゃもんじゃの木の所へ戻ってきました。

 

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モミジが綺麗です。もうすぐヘリコプターのようにくるくる回って種が飛んでいきますね。

 

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ウツギにアオスジアゲハが来てました。

 

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アップで

 

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雑草も、風に揺れる姿が優しいです。

 

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オオデマリ

 

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AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRで

 

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やはりこの木がメインですね。

 

次回は境内に咲いていた色々な花を紹介します。

 

撮影日 2021年5月4日

撮影地 沙沙貴神社(近江八幡市安土町)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


沙沙貴神社 なんじゃもんじゃの花 1

2021年05月13日 | 新緑

 

三大神社の藤を撮影した翌日に、近江八幡市安土町の沙沙貴神社へ「なんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)」の花を見に出かけました。

以前から沙沙貴神社は「なんじゃもんじゃ」の花が有名だと聞いてましたが、5月4日に初めて行ってきました。

沙沙貴神社には今年の1月に、蝋梅の撮影に来てから今回が2度目の訪問でしたので、神社の場所も駐車場も迷うことなかったです。

駐車場に入ると目の前に、雪を被ったような白い花が目に飛び込んできました。

翌日の子供の日は春の例大祭で、この日は宵宮と言うことで、地元の方々が境内の掃除などをされていて少しお話をさせて貰いました。

昨日はここまでは咲いてなかったが、1日で相当開いたと説明していただきました。

あと2〜3日すれば、緑の葉が隠れるくらい全体が真っ白になると仰ってました。

今日から5月4日沙沙貴神社のなんじゃもんじゃの花や、その他境内に咲く花々を紹介していきます。

 

駐車場のそばのなんじゃもんじゃが一番見応えがあります。(他の木は境内の林の中などにあります)

 

五月晴れの素晴らしい天気でした。

 

 

 

 

 

下から見上げるとより以上に見応えが有ります。もう少しすればもっと白くなるのでしょうね。

 

 

楼門です。超広角での撮影でデフォルメされた絵になっています。

横の女性はtakayanがカメラを構えたのを見て移動してくれましたが、まさかこんなに広い画角で撮影しているなんて思わなかったのでしょうね。

 

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拝殿です。奥に見えるのが本殿。

 

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境内は本当に綺麗に掃除が行き届いていて、気持ちが良いです。駐車場も参拝も無料です。

 

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塀越しになんじゃもんじゃが見えています。

 

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青空に飛行機雲が流れてました。GW中でしたがそんない多くの人は訪れてはいませんでした。

 

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こんな撮影では軒下は黒潰れしますが、現像時に部分的に明るく仕上げています。

撮影時軒下の暗部に露出を合わせれば、花は白飛びしますね。

 

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なんじゃもんじゃと呼ばれる木は色々とあるようですが、特定の植物の種名ではなくて、このヒトツバタゴを指すことが多いようです。

 

ヒトツバタゴ(一つ葉田子)

モクセイ科ヒトツバタゴ属の一種で、同じモクセイ科のトリネコ(別名「タゴ」)に似ており、トネリコが複葉であるのに対し、

本種は小葉を持たない単葉であることから「一つ葉タゴ」の和名がある。(Wikipedia)

 

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下に咲いていた「キバナニオイツツジ」

 

若いカップルが「なんて読むのかな〜・・・」

「きばなにおいつつじ」ですよと声をかけました。それにしても達筆ですね。

境内の花にはこのような綺麗な文字の名札がかかっています。

 

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次回に続きます。

 

撮影日 2021年5月4日

撮影地 沙沙貴神社(近江八幡市安土町)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)