ギョーカイはなぜ本当のことを隠そうとするのか

昨日は微妙な時間帯に帰ってきましたよ。１９時４０分くらい。
「クローズアップ現代」は録画していなかった。縁があったら見られるだろう、くらいの気持ち。
で、途中から見ました。
まあ必要があったらオンデマンドでも買えばいいしと思って。

私は薬が著効している人も知っているし
発達障害が発見されず、統合失調症の薬を投与され健康を失ったケースも知ってるし
発達障害の人の薬の過敏性を知らない医者に過剰な処方をされて、それを入院して慎重に減薬しなきゃいけなかった人も知っている。
「自閉っ子のための道徳入門」でも愛甲さんが、慎重な減薬について触れていらっしゃいますわね。

神田橋先生のところに診察を受けに行った人で、向精神薬を処方されて帰ってきた人もいる。
サプリメントを推奨された人もいる。
体操みたいなのを習って帰ってきた人もいる。
まあみんなよくなってる。それぞれやり方が違うんでしょう。

長沼先生は「活かそう！　発達障害脳」の中で
薬を「溺れそうなとき身体を浮かしておいてくれるもの」にたとえていらっしゃっいましたわね。



ボートとか浮き輪みたいなもん。
漕いで進むのは薬じゃない力がいる。

まあそんな感じ。

だけど不思議なのは、毎回毎回のギョーカイの圧力スタンスですね。

あのね
過剰な薬で健康を害している子どもっていうのは現実にいるわけでしょ。
発達障害で犯罪を犯す子どもは現実にいるわけでしょ。
その現実の報道に、どうして目くじら立てるわけ。
そういう報道が広げるのは「偏見」じゃなくて「事実」でしょ。
そういうことを隠蔽する人が、同時に東電や政府の隠蔽体質を責めるのは矛盾でしょうね。

もちろん、薬で助かっている人もいるでしょう。
触法行為に及ばない発達障害の人も数多いでしょう。
そういう話がセンセーショナルに報道されないのは、それは社会問題じゃないからですよ。
それだけの話。

なんかね～
放送見てから何か言えばいいのにと思うんだけど
事前からのエア差別でもう「ああまた始まったか」ですわ。

それでね、こういう隠蔽体質とかが
親学の土壌になっちゃってるのを自覚してほしいね、ギョーカイ。
一般人の知る権利すら無視して、自分たちが「周囲に何か言われるから」とかそういう理由で言論弾圧するその発達障害関係者の姿を見ると
そんなの自分で自分のことを説明すればいいじゃん、
自分にとって薬が必要なら周囲になんと言われようとのみつづければいいじゃん。
それを事実の報道の規制に走るなんて
甘ったれてるか社会性の障害なのか、いったいなんなのよ、と思いますよ。
えらい政治家の先生たちなら「こいつらにまかせておけん」って思って、非科学的なツッコミしてくるんじゃないのかしら。

このご意見、禿同です。