治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

治るという言葉を使う三つの理由

2017-06-24 09:27:53 | 日記
先週の土日連続講演からあっという間に一週間。今日はこれから羽田、でその後三日間隠密行動です。探さないでください。
日本中どこもお天気悪そうね。でもいい加減空梅雨が心配です。運動靴で行きましょう。人前でしゃべるわけじゃないしね(謎)。

出発前ぎりぎりになって、「発達障害、治るが勝ち!」脱稿しました。

東京講演にいらしたフジイさんがこう書いてくださり

=====

治るという言葉を使う理由のお話しでも、まっすぐに入ってきて、泣けて心にしみました。

=====

最後の最後に「浅見が治るという言葉を使い続ける三つの理由」は書きました。
本全体を読めば端々に書いてあることですが、まとめておいた方がいいと思って。
いや、フジイさんのコメント読んで気づいたんですけど、もし自分が保護者の立場であの三つの理由を言われたらやはり泣けて心にしみるなあと思ったから。

その他にもたくさんいいコメントばかりいただいているのにお返事できなくてすみません。
河北息子さんのコメントとか読むと、やはり「治る」っていう言葉は使い続けようと改めて思います。だって本当に、そういう状態なんだもの。

この一週間、岡山方面からの客注が多いです。
とくに行政関係。こういうところは書店経由でくるからわかりやすいんですが、行政関係者に花風社がやっていることが届いたっていうのは、やはり老舗の会が主催してくださったからですね。ありがたく思います。
一方で私たちのやっていることは、必ずしも行政に理解されなくてもいい、という思いもあります。行政の方が講演会をきっかけに花風社がやっていることに興味を持ち、本をまとめ買いしてくださり(今ここ)読んでみて違うと思ったらそれはそれでいい。
なぜなら私たちのやっていることは
1 自分でできて
2 金がかからなくて
3 できたら身体の中に何も入れない

なので、莫大な公金がいるわけではないからです。

それではそろそろ用意します。

行ってきます!

お会いできる方々、よろしくお願いいたします!