治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

本当に治る時代がやってきた

2015-02-01 10:10:03 | 日記
横浜は金曜日の雪もたいしたことなかったのですが
遠くからいらっしゃる方もいるし
心配していましたが、交通機関も乱れず
滞りなく「愛甲さんと栗本さんへの質問会」が開かれました。
皆さんに了解をとって録音しておいて正解だと思います。
私自身勉強になることばかりでした。
時間のあるときにじっくり聞き直そうと思います。

「本当に治る時代がやってきたんだな」というのが率直な感想です。

実際に「以前ご相談していたことが解決した」というご報告も多いですし
皆さんが出した質問のすべてに、とにかく答えが具体的に与えられます。
お二方は芋づるのはしっこを提供するのが上手なのです。

ご参加の方の感想メールです。

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本日の『愛甲さんと栗本さんに質問する会』に参加させていただきましたものです。
今日は私にとって実りの多い、いえいえ、そんなカンタンな言葉では済ませることができないほどの大きな出会いの一日となりました。
さまざまな質問への先生がたお二人の回答は、「自閉症という障害を説明する」ものではなく、ひとりひとりの人の困っているところに適切に対応してくださった、中身のあるものでした。それらのアドバイスの中に、私も息子のために「今日からすぐに試してみたい!」たくさんのものを見つけることができました。
お支払いした参加費の何十倍もの価値ある勉強会でした。このような機会をいただけたことに心から感謝しております。

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この方も芋本のご注文とともにこの感想をくださったのですが
芋本の注文状況、やはりすごい勢いです。
黄色本のテーマが

・身体をラクにする方法

だとすれば、芋本のテーマは

・身体に潜む一次障害を治すための方法
・それぞれの季節を上手に乗り切り発達課題とする方法

です。
本当に絶対読んで損はしないのでぜひ皆さん読んでください。

発達障害は治るんだと思います。
でも治すのは医療じゃなさそうです。
自分なんだと思います。
愛甲さんや栗本さんはそのきっかけをくれる人だと思います。
実際に身体が整ってくると、自己治療が始まるケースを昨日もご報告複数いただきました。
最後に全部終わってお化粧室に行ったらそこでお会いした方から
「ありがとうございます」と言われ、今日の会のことかと思ったら
本当にお子さんを含めご家族全員がラクになられたということで(お子さんもとてもお利口になったそうです。一応判定的には最重度なのですが)
こういうご報告が一番うれしいです。

昨日は私がそのあと用事があったのでばたばたと帰宅しましたが
有志で、画伯や愛甲さんや栗本さんを含め、お茶したみたいですね。

お越しいただいた皆さん
栗本さん、愛甲さん
またただ働きしてくださった画伯
ありがとうございました!

写真は広島からご参加の方がくださった「竹鶴」のトートバッグです!