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治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

あ、沖縄のドクターが!

2010-02-18 15:23:55 | 日記

あの日の刺激的な会話について書いてくださっている!

大大大博士は、やはり精神医学業界で存在感の大きな方なのですね。
ウィキペディアに書いてあるように
周囲の人々に対して本当に本当にやさしい方です。
イラストの小暮さんなんて仕事の立場だけじゃなく
夢中で録画を見ているようです。
人間として学ぶものが多いですからね、大大大博士からは。
私は二日間お会いして酒量が減りました。
怒りが減りました。
だから患者さんたちがあっという間によくなるのがすごくよくわかります。

沖縄のドクター、ありがとうございます。
あの日のおしゃべりで、私は本当に希望が持てました。

「ものほんのなんとか」知ってたって患者の不法行為を放置プレイするようなお医者ばかりじゃなくて本当によかった!

(あ、まだ怒ってるや、私。)


山口でアスペルガーと診断された被告人が

2010-02-18 15:15:45 | 日記
裁判員裁判を受けているみたいですね。
罪状は現住建造物等放火事件。

検察は責任能力があると主張。
弁護側は罪状を認めたうえで心神耗弱による減刑を主張。

被告人の父親。
「このまま刑務所へ行っても出てきたら同じことの繰り返し。社会で最低限生活できる治療や訓練をしてほしい」。

甘いね。
医者には治す気なんかないっていう事態を想定していないね。

こういう事件が起きると、「早くから医療や支援につながっていれば」って論調にもってこうとするでしょ、支援業界。

つながっている人でも加害行為するじゃん。
有名な話ですが
私に被害を与えたのは内山登紀夫先生の患者ですよ。
「本物のTEACCH」じゃ加害行為は防げなかったんだなあ。

じゃあ次はどうするのかな?

というのをウォッチしているわけです。

20年目の現実

2010-02-18 09:51:01 | 日記
さて、開所式のあとは飲み会。沖縄だから、当然ビール→島酒。
あくまで適量。大大大博士のおかげ。

翌朝、二日酔いもなく、ゆっくりと目覚める。何しろ前の日は三時間睡眠だったからよく寝られた。
朝ごはんをゆっくりといただく。
沖縄ならではの苦いお野菜がおいしい。グアバジュースを飲みながら、ちゅん平がこれを飲めたと喜んでいたのを思い出す。
たしかに以前のちゅん平なら、目新しいものに挑戦することはなかった。

沖縄の新聞数紙に目を通す。

チェックアウトしてお迎えにきてくださったY氏他、四人で沖縄そば。
おすすめどおり、てびち(豚足)入りにする。
沖縄の人たちは私がエキゾチックなものを次々と食べるのでびっくりなさるが、それは私が食いしん坊だから。
それとアレルギーが一切ないし、おなかもこわさないから何を食べるのもあまり怖くないのだ。
どっか弱いところのある人は、食べなれないものを怖がって当たり前だと思う。

それから闘牛へ。
面白かった!
牛たちは本当に気品がある。
人間の力士との最大の違いは、四足だということだ。
だからひたすら頭突きでしばらくせめぎあいが続く。
まわしを取り合ったまま動かないみたいな展開だ。一瞬の隙も許されない緊張感。
やがてそれが動く。
1トンある牛がこっちに駆けてくると、やっぱり怖い。
魁皇みたいな大ベテランもいた。長期戦を制した。
33分の長い勝負もあった。35分で打ち切りと審判が告げたとたん牛たちは日本語がわかるかのように勝負に出た。
ふしぎだ。
それと、牛たちは勝ったのも負けたのもわかっている。
勝負がつくと、それ以上深追いしない。どっかの元横綱より節度がある。
本当にいいものを見せてもらった。

闘牛が終わって空港へ送っていただく。
お別れを言ってお土産を買う。
キティちゃんチェック。さすがにここは観光地。新しいものが来るたびに出ている。
バレンタインのチョコ代わりに、夫に島酒のお土産を買う(もちろん私も一緒に飲むけど)。
それからラウンジで仕事。ただしオリオンビールとともに。

那覇空港周辺に突然強い降雨があり、機材繰りが遅れた。
結局私の乗る便は、大幅に遅れて羽田に着いた。
到着は58番ゲートというのを聞き、「バス停まで走れる距離だ!」と判断。羽田空港の長い廊下をダッシュする。
横浜駅行きの最終バスに間に合った。

バスに乗ってケータイを取り出し、「今最終のバスに乗った」と夫にメール。
そのときに気がつく。
二日前出張に出てから初めてのメールだ。
ちゅん平さん、20年経つとこうなりますよ。

琉球花笠キティちゃんです。